ポンコツな同僚にイライラしてしまう!

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「ポンコツな同僚にイライラしまくっているのですが、それは自分が自分の価値を認めていないからでしょうか?」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日は東京・神楽坂のセミナールームの方に来ております。

今日は寒いですね。

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

ということで、今日は「ポンコツな同僚、めっちゃイライラするんですけど」と。

まぁ同僚に限らずね、上司とか後輩とかっていうケースもあるかと思います。

よかったら最後までお聞きください。

そして、チャンネル登録とかフォローとかも、よかったらよろしくお願いします。

けっこう昔から「無能な上司なんですけど問題」だったりとか、それから「同僚とか後輩が使えないやつでね」みたいな話っていうのが出てきて。

こういうのって、あまり大きな声では言えないですね。

そんなの「自分がめちゃくちゃできます!」みたいな感じだし、言う相手によっては、自慢話とかマウント取ってるみたいなふうに思われちゃうことだってあると思いますし。

だから、なかなかこう言えなくて、一人でモヤモヤしたりとか、人によっては、すごく優しい人なんかは、そうやって同僚とかにイライラするなんていうのは、人間的にどうかと思ってしまうとかね。

「そんなふうに思っちゃいけないのに、自分も大したことないのに」なんていうふうにおっしゃる方もいて。

まぁでも、やっぱりたとえば、「そのぐらいやってよ」っていうことを聞かれたりとか、「わかるでしょ!」っていうことがわからなかったりとか、ミスを繰り返したりとかっていうことがあって、本当にどうしようもないみたいな話っていうのはよくあります。

もちろん、これもケースバイケースっていうところで、一般論というか、一概にこうですよっていうのは言えないところがあるんですけども。

今日も、ブログの方にいただいたネタを元に、「こういうふうに捉えてみてはどうなんでしょうか?こういうことが起きてるんじゃないでしょうか?」というところを、ポイントを押さえてお話していきたいとおもいます。

たとえば、今日のブログの話でいけば、同僚というのか、同じ立場の管理職っていうところなんですが。

「スーパーバイザー」と言ってましたかね、なんですけど。

まぁまぁ、「管理職なんだから、これぐらいわかって当然でしょう?」と思うことを相手がやらかしたりとか、何度も聞いてくるというか、重大なインシデントを起こしたみたいな、「これちょっと問題じゃない?」みたいな感じで、たしかにごもっともなんでございますけども。

そこで、我々っていうか、僕はどういうふうに見ていくのか?っていうと、実はそこに「期待」っていうものが隠れているんじゃないか?っていう見方を一つしていきます。

期待。

「管理職なんだから、これぐらいできて当然」とか、「これくらいの社歴があるとか、業務歴があるんだったら、これぐらいはやって当たり前だよね」みたいなふうな基準っていうのを、皆さん持っているわけですよね。

で、その基準で自分を責めたりとか、相手にイライラしたりするっていうことなんですけど、それっていうのは、「その基準をまず持っている」ってことに気づかなきゃいけないってことです。

「これぐらいできて当然でしょ」みたいな「基準」っていうことですね。

「これぐらい」っていうね。

で、それは多分自分が頑張っている部分でもあるし、そして自分がなんとかそこをクリアしようとしている、自分なりのノルマというか、目標である可能性もあるんですけども。

ここで、よくお話するのが、それはあくまで正しいことかもしれない、正しいことかもしれないし、立派なことかもしれないんだけども、じゃあ相手ってその能力があるのでしょうか?と。

っていうか、「それができるだけの能力があるんでしょうか?」っていうことを、一つお問い合わせするわけですね。

「いや、あるでしょ」っていうふうに答える方が多いんですけども。

これは、自分がその基準を持っているから、その基準でもって相手を判断してしまうっていうことにつながります。

だから、「これぐらいやってよ」とか、「これぐらいできるでしょ」っていうふうに、期待をかけてしまうんですね。

だから、その自分の期待通りにならないっていうことになって、イラついてしまうっていうのが、おそらく多くのケースで言えることだと思います。

これは、上司であったり、後輩であったり、あるいはパートナーシップであったとしても同じことで。

僕たちは、そういう基準、なんらかの基準っていうのを持っています。

で、それはたしかに正しいことかもしれないんですけども、まわりの人も、「あんたが正しいよ」って言ってくれるかもしれないんだけども、じゃあその基準でもって相手を判断するっていうことが、果たして本当に間違ってはないんだけども、関係性とか仕事・業務を進めていく上で、本当にそれが大事なのかどうか?っていう疑問っていうものをちょっと持ってみたいなと。

持ってみたらどうかと。

基準が厳しすぎる人ってけっこういたりするんですよ。

で、それをもって、自分自身や周りを判断してしまう。

そうすると、その基準に合わない人っていうところっていうのに対して、イライラしてしまう。

つまり、それだけ相手の人に期待している。

「あなたもこれぐらいできるでしょ」って言ってるってことは、それぐらいできるっていうふうに相手を見てるんですけども、「本当にできるのかな?その能力あるのかな?ちょっと期待が大きいんじゃないかな?」っていうふうに見ていくんですね。

そうすると、「まぁまぁこの人はそこまではできないかなぁ」みたいなふうに見れば、イライラすることって減っていきます。

もちろん、実害を被る場合っていうのもあるんですけども。

それはしょうがないですよね、イライラしちゃってもねっていうところなんですが。

「まぁまぁまぁまぁ、そういう人なんだからさ」って言って、受け入れられるところも出てくると思います。

もちろん、それでもダメだっていうところがあってもいいんですけども。

そして、「基準と期待」っていう話と、2つ目のポイントっていうのは、「そもそもそいつのこと、あんまり好きじゃないでしょ?」っていう話で。

今日のネタ元さんも、あんまり好きなタイプじゃないんだなっていうことを書かれてましたけども。

ぶっちゃけて言うと、人間って感情的な動物なので、たとえばさっきも言ったように、基準を持ってて「これぐらいできるでしょ、これぐらいやってよ」と思ってても、相手に対して自分が好意的な気持ちを持っていると、許せる範囲って広がるわけですよ。

もっと言えば、自分のタイプのイケメンの子だったら、全然むしろ嬉しいみたいな。

関わりが持てるし、嬉しいみたいなふうになっちゃうと思いません?っていうことなんですよ。

だから、仕事の面で「このぐらいはキチっとやってもらえないと困ります」みたいなふうに思ってたとしても、その人のことが好きだったら、許せる範囲って広がるわけですね。

けっこうこの辺ってわかりやすいというか。

でも、「そんなことじゃいけない」なんていうふうに思う人もいるんですけども、ぶっちゃけ人間なんで、「好き嫌い」っていうことがあります。

その同僚とか、親友だったら、「しょうがねぇか」って思える部分も、嫌いな奴だったら「ムカつく!」っていうことになるわけですね。

これ、2つ目の理由ですね。

で、ちょっとここから先深掘りしますけども、3つ目っていうのは、実はその基準が厳しいとか、期待してしまうということもそうだし、相手のことがあまり好きじゃないというところもつながるんですけども、けっこうよくあるのが、「自分の価値を認めてない」ということなんですよ。

自分の価値。

たとえば、「能力」って言ってもいいかもしれません。

たとえば、仕事ができる人なのかもしれません、あなたはね。

仕事はけっこうできる人、頑張ってる人なのかもしれません。

そうすると、やっぱり自分の中に持っている基準というのが、やっぱり標準になっちゃうんですよね。

そうすると、仕事ができる人に対して、相手はそんなにできない人かもしれない。

できない人に対して、できる人が基準を設けたら、当然ながらそこに達しなくてイライラするということなんです。

だから、けっこうこういう話をカウンセリングでお伺いする時っていうのは、「っていうか、あなたが能力あるって知ってますか?実力者であるって知ってますか?」って言うんですけど。

こういうのも数値化できたらわかりやすいんですけど、「いや、そんな私仕事できませんよ」みたいな、「普通ですよ」みたいなふうに答えられるんですよね。

とくに、自分の長所とか価値っていうのは、本当にわかりづらいです。

みんなに言われて、たくさんの人に言われて、ようやく「受け取ってもいいかな」ぐらいでございますので。

そうすると、実際に相手に対してイライラしている時に、まさか自分に価値があると思わないんですよ。

こういうことって、人間関係でめちゃくちゃよく起きてまして。

皆さんも、皆さんの周りの仕事ができる人に、「あなたなんでできないの?」って言われたらこう思いません?

「あんたと一緒にしないでよ」

こういうことが起こるわけですよ。

だから、自分の価値とか能力っていうのを、やっぱり知っておかなきゃいけないってことなんですね。

どうやって知るか?っていうと、「自分の味方になってくれる人の話を聞け」っていうことです。

自己判断、この場合けっこう間違ってることが多いです。

もちろん、あなたも完璧ではないし、できないこともあるでしょう。

でも、一生懸命頑張って、自分なりの基準に到達しようとしてたりとか、会社の評価っていうものに対して、なんとか期待に応えようっていうふうにしたりとかってことも多いと思うんですよね。

その中で、皆さんがやっぱり「あぁ、自分というのは、けっこう仕事ができる方かもしれないね。一生懸命やってるもんな」っていう自己承認だったりとか、自己価値をちゃんと見てあげるっていうこと。

このあたりが実はポイントになってきます。

そして、そうやって自己肯定感があがっていくと、相手のことを今よりは嫌いじゃなくなりますし、その分だけ受け入れられる要素が増えるっていうことにつながっていきますので、今よりはちょっとずつマシになっていくんじゃないかなと思います。

「自分の価値を見る」

ここでも重要というのが、今日のお話でございました。


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