背負いすぎる癖がもたらす問題。そしてイメージワークをご紹介
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。
「背負いすぎる癖があると対等なパートナーシップを築く障害になる~相手を信頼し、対等な関係性を築くコツ~」
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
ということで今日はですね、抱え込みというかね、「一人で背負う癖のある方」ですね。
そんな方はいませんか?というお話をさせていただければと思います。
背負い込む癖があるとですね、責任感が強いって言ってしまえば悪いことではないんですけども、責任感というよりもどっちかっていうと、子供の頃からの癖だったりとか、学生時代に優秀だったので色々押し付けられる経験があったりとかっていうふうになると、背負いがちっていうことになるんですね。
背負いがちになるっていうことは、そんな悪いことではもちろんないんですけども、悪いことばかりではないんですけども、ただですね、あまりにも背負ってしまうと人間関係においては、一人で全部を引き受けようとしてしまうようなものなのでしんどいのはもちろんだし、モチベーションの維持っていうの難しいかもしれないんですけども。
たとえばですけども、相手と自分の関係っていうところを見た時に、自分が上って意識ではないですよ、でもなんか背負いこんでる分だけ自分一人で決めなきゃいけない。
これが相手からすると「勝手に決めてる」っていうふうに映ったりすることもありますし、要は対等じゃないってことですね。
それからですね、同じように勝手に一人で先に進んで行ってるような感じがして、置いてきぼりみたいなことを逆に思わせてしまったりとか。
「なんで俺が全部やんなきゃいけないんだよ」っていうような不満や愚痴っていうものがたくさん出てきたりとかね。
様々なトラブルっていうかね、問題っていうことが起こります。
中でもですね、対等じゃないっていうふうな意識って多分持ってないと思うんですけども、どっちかというと被害者になりやすかったりとか。
それからですね、相手のことを信頼できない・尊重できないみたいなね。
「あいつに任せておいてもダメだから、自分がもっとちゃんとしなきゃいけない。自分が頑張んなきゃいけない」というような、そういう気になっちゃったりっていうことも、この背負うっていう癖があると出てきてしまいます。
これがですね、社長さんの場合だとワンマン社長さんで「全部俺がやる」みたいな感じになったりとかしますと、当然部下とか後輩は育ちませんし。
パートナーシップでこれやってしまうと、相手の人は無力感を感じたりとか、自分は役に立てないんだっていうふうに思ってしまって、問題であったりとか別れ話になったりっていうことも出てくるかと思います。
この「抱え込み症候群」っていうふうに言ったりとかするときもあります。
同じ意味です。
なにか責任感だったりとか、義務的な思いから1人で抱え込んでしまうわけですけども、「誰も助けてくれない」って不信感も出てきますよね。
「なんで俺だけしんどいだろう」っていうような愚痴も出てきますよね。
ということで、様々な問題になります。特に自立的な方の中に多いんですけども。
こういうパターンを持ってる人っていうのは、自立してるんですよ、すごく自立してるんですけども、実は「自分は弱い」と思っていたり、「本当は自分はこんなことをするような人間じゃないのに」と思ってたりとか、様々なネガティブな思いがそこに渦巻いてることもよくあるわけですね。
こうなってしまう原因っていうのは色々あって、今日のブログの元ネタさんはですね、男性だったんですけども、お母さんがすごく情緒不安定だったりとかして、たぶんお母さんをだいぶ背負ってこられたんですね。
良い息子をやってきたのかな?すごく頑張り屋さんの息子でお母さんをたくさん助けてきたのかな?
それがけっこう癖になってしまうというか、習慣になってしまうとですね、どこに行ってもなぜかそういう役割を引き受けたりすることも多いんですね。
職場でリーダー的な問題、学生時代もそうですね、なんか責任のある立場みたいなのを取らされたりとか。
なにかですね、自分ばっかり負担がかかるような、そういうケースっていうのがすごく増えているのかなっていうふうに思います。
これね、難しいんですよ、本当に。
難しいっていうかね、なかなかしんどいんですけども、習慣になってしまうと、これ別に他の問題も同じなんですけど、なぜか同じ境遇っていうのを引き受けていくんですね。
そういう場所に行ってしまうっていうのもあります。
たとえば今日の男性のネタ元さんの場合は、「彼女との結婚」っていうテーマなんですけども、彼女との結婚っていうことを考えてるんだけども、そこでもすごい背負い込んでるわけですよね。
なので結婚して先のこととか、子供が出来たりとか、「本当に自分はやっていけるのだろうか」みたいなふうな見方っていうことをちょっとしてしまってるのかな。
特にですね、今の時代はだいぶ薄れてきたかなっていうふうに思うんですけども、元々ですね、男性っていうのは「結婚=責任」のような感じで受け止められる人も多いんですね。
結婚というのは責任を負うことっていうことで、もちろん責任そのものの意味からすると悪いことではないんですけども、いわゆるずっと背負い込んできた人にとってみると、責任を取るとか責任を負うっていうことが更なる荷物が上に乗っかるような、そういう気がしてしまうのかもしれないです。
そうすると、「もうしんどいよ・・・でももっと頑張んなきゃいけないの?」とか、「もっと我慢しなきゃいけないの?」っていう、そういう思いっていうのが出てきちゃうわけですね。
その結果、どんどんどんどん自分がしんどくなるっていうことになっていきます。
そういう背負いこむパターンがある方っていうのは、1回ちょっとそのルーツを探ってみるといいかなと思います。
たとえば職場とかでも、いろんな仕事を任されたりする。
良く言えば信頼されてるんですけども、どうも信頼って言っても「あいつにやらせておけばいいだろ」みたいな感じで、なんかそういう扱いをされてるとかね。
なんか集まりになってもですね、自分がいつも面倒見役に回ってしまってなんか損してるような感じがするっていうのもあります。
ちなみに今そんな本を書いてるんですけども(笑)
まさに今、さっきまで書いてたんですけども。損してるっていうテーマでね。
これもちょっと宣伝でございます(笑)はい。
で、いろんなものを背負って抱え込んできてるっていうところがあるので、いわゆる身体が不自由になってしまってるんですね。
これがですね、やっぱり心の状態っていうのをどんどんどんどん重たくしていく。
もちろんね、これを解消する方法っていうのはいろいろあるんですけども、ちょっと今日はこれを聞いていただいている方の中にも思い当たる部分があると思いますので、本当にシンプルな瞑想というかね、イメージワークを一つ紹介したいなっていうふうに思います。
そんな複雑じゃありません。簡単にできます。
これは「荷物をおろす」っていうイメージワークなんですけど。セッションとかだともうちょっとガッツリやりますけども。
今自分がですね、体中にいろんな荷物を背負ってると思ってみてください。
両腕、肩、背中、もしかしたら頭の上にも乗っけてるかもしれませんし、前にも抱え込んでるかもしれません。
で、その荷物をちょっと想像していただいて、
「すっげー重いな」と。
「めっちゃ重いな、身動きとれへんな」
みたいな感じでちょっとイメージを膨らませていただきたいんですね。
そしてそのイメージができたらですね、その荷物を一個一個外していくっていうイメージです。
単純にそれだけです。
どこから取りましょうかね?
腕から。頭から。背中から。どこでもいいです。
そしてですね、ちょっと手が届かないなぁと思ったら、誰かを呼ぶんですね。
これは皆さんの身近な人、自分のことを助けて欲しいなぁとか、助けてくれそうだなぁと思ってる人を呼んでみます。
もちろんイメージの中でございます。
たとえばパートナーを呼ぶとか、友達を呼ぶとか、先輩を呼ぶとか、いつも自分を慕ってくれる後輩を呼ぶとか、親でもいいし兄弟でも構いません。恩師でも構いません。
誰か呼んでみるんですね。
その人が近づいてきてですね、あなたの荷物を一つ外してくれる。
それをちょっとイメージして欲しいんですね。
一つ分だけ荷物が軽くなるイメージっていうのをちょっとやってみましょう。
で、次にまた、自分で取れるところは自分で取ってもいいんですけども、背中とか取れないところありますよね。
誰か呼ぶんですね、また違う人をね。
そしてまた一個荷物を取ってもらう。
どんな感じがするかな?どんな気分がするかな?
っていうのをちょっと感じてみていただきたいんです。
そして体の荷物を一個一個外していって、最後は身軽になっていくっていうイメージですね。
これをですね、今はちょっと説明をしがてらやってみたので、これを聞き終えたらですね、ちょっと今のイメージワークをやってみられると、もしかして心の負担がスーッと軽くなっていくかもしれません。
で、「軽くなったなぁ」っていう体験を自分にさせてあげるっていうのがこのセッションの目的なので、具体的になにかを変えるっていうよりも、「軽くなった感じを自分に教えてあげる」ということでもいいかなと思います。
もちろん他にもね、お母さんとの関係だったり彼女との関係だったり、いろんなところで背負いこんできたパターンを変えるっていうところでカウンセリングなんかも使えると思いますので、当てはまるなぁっていう方はぜひともご検討いただけたらなと思います。
ということで、今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
根本でした。
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