セルフイメージと他者イメージのギャップは埋められるのか?
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。
この話の元記事はこちら!
「セルフイメージと他人から見たときの自分のギャップは埋めることができるのか?」
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
ということで、今日は名古屋のホテルの方で収録しているわけでございますけども。
外はめちゃくちゃいい天気で、この後グループセッションがあるんですけども。
なんか土曜日ですよね。
爽やかな日じゃないかなと思っておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ということで、今日はけっこうあるあるなネタじゃないかなと思うんですけども、「他者イメージ・他の人が見る自分のイメージと、セルフイメージ・自分が思う自分、このギャップを埋められるのか」みたいなお話をさせていただきたいと思っております。
よかったら最後までお聞きください。
そして、チャンネル登録とかフォローも忘れずにお願いできたら嬉しいです。
ということで、実は昨日このネタを名古屋に向かう新幹線の中で書いてたら、そのあと個人セッションのお客様が「まさにあれ私なんです」みたいな感じで。
もちろんネタ元さんとは別なんですけど、「本当にあれを読んで私のことかと思いました」って言ってね。
なので、今ちょっとホットな話題なのかなっていうふうに思うと同時に、けっこうよくそういう話ってありまして。
自分ではこう思うんだけど、人からこう見られるっていうことで、今回のネタ元さんもなんかすごく優しくて、穏やかそうで、おとなしそうに見えるんだけども、実はあたしって優しくもないし、腹黒いし、口悪いしみたいな、そういったイメージっていうのを自分にお持ちで。
つまり外側で評価される自分と、自分が思う自分っていうのにすごいギャップを感じて、要するになんかわかってもらえないというか、誤解を与えてしまうというか。
だからそんなに自分は優しくないのに、優しい人だと思われてるのってなんか嫌だとか。
「おとなしそうに見えて、実は大人しくないんですよ、私」みたいな、こんな話はめちゃくちゃよくありましてですね(笑)
わかりやすく僕もクライアントさんに「詐欺師」っていうふうに呼んだりするっていうことも、とても多いんですよね。
で、これがなんでそうなってしまうのか?っていうところからちょっとお話をすると、外側の自分っていうのはやっぱり子供の頃から作り上げてきた「ペルソナ」って言いますけども、「仮面」だったりするわけですね。
「こういうふうにすると愛される」とか、「こういうふうにしておけば嫌われない」とか、「こういうふうにするとみんなから慕われる」とか、友達ができる、恋人ができるみたいな感じで、処世術的に仮面っていうのを作っていくわけですね。
そうすると、その後ギャップが生まれるって話になるんですけども、たとえば外側は要するにいい人とか、優等生みたいな、そういう仮面を被るとすると、当然その内側に出てくるものっていうのは、優しくない、優等生じゃない、おとなしくもないみたいな、そんないいやつじゃない私っていうのを内側に持つことになります。
要は自分の中の要素でこの部分は出してもいい、この部分は出しちゃダメみたいな感じで、区別していった結果ですからね。
そうすると、外側に作ってる自分っていうのはすごくいい人、優しい人に見える。
そういうふうに演出してる部分も若干あったりすると思うんですけど。
ところが、そうやって外側にいい人の仮面を出してるもんですから、内側に残ってるのは悪い自分ということで、そのネガティブな自分っていうのを内側に意識してる。
これが「セルフイメージ」っていうふうに捉えられるわけですよ。
なので、ポイントの1つとしては、「どっちも自分なんですよね」っていうことなんですよ。
たとえば優しい人っていうのは、24時間優しいわけじゃなくて、やっぱり機嫌が悪い時もあれば、面白くない時もあって、人に冷たくしちゃうっていうことも当然ながらあるでしょうと。
で、いつもいい人をやったりとか、なんかおとなしそうに振る舞ってるって見えるっていうふうに、それは顔とか雰囲気とかもありますけど、おとなしい人がじゃあずっとおとなしいのか?っていうと、案外そういうわけじゃなくて。
「いや、ベッドに入ったら私は激しいのよ」みたいなケースっていうのもあって。
そういう意味では「ギャップ萌え」っていう言葉も出てくるわけですけども(笑)
そういった外側に出てる自分っていうのを、いい人で、いい要素で固めてる分だけ、どうしてもセルフイメージって悪くなりがちなんですね。
で、そのギャップに苦しむみたいなことだし、逆に人間関係で言えば、すごく誤解をされると。
だからたとえば婚活をしてたりとかしても、見た目がすごく大人しそうとか、優しそうとか、従順そうに見えるので、けっこう自信のない男の子っていうのがやってくると。
ところが、うちの読者さん、視聴者さんっていうのは、当然ながら「武闘派」の皆さんでいらっしゃいますので、外側からそういうふうに見せておいて、内側には実は武器を大量に持ってドンパチやってるような、そういう超自立的な自分っていうのもいたりすると。
性格が悪い自分っていうのもいたりすると。
ってなってくると、すごくギャップになんか苦しんで、誤解をされる、誤解を与えてしまうみたいなふうに思っちゃうことも、当然ながらよくあるんですね。
で、ギャップって埋められるの?っていう話になるんですけども。
「埋める必要って別にないんですよ」っていうところが僕の提案というか、答えというか。
どっちも自分なんだから、どっちも受け入れればいいじゃんっていうことなんですけど。
ここで、なんでそのギャップに苦しむのか?って言うと、内側の自分っていうのをものすごく否定してる自分っていうのがいるんですね。
つまり、「外側に出しちゃいけないものを内側に残してる」っていうふうに感じてる。
実際そうじゃないですよ。
感じてるので、そうするとこの内側の自分を出したら絶対嫌われるとか、びっくりされるとか、引かれるとか、なんかがっかりされるとか、そういった怖れっていうのが出てくるでしょ。
でも、どっちも自分なんですよ。
でも、その内側の自分っていうのを嫌ってる、ダメ出ししている、これを直さなきゃいけないっていうふうに思ってる自分がいて、ここが苦しいポイントなんですよ。
だから、「そういう自分もいるよね」っていうふうに、この内側・セルフイメージだと思ってる部分っていうのを受容していく。
自己肯定感ですよ、要はね。
肯定的に見ていく、受け入れていく、許してあげるっていうことをすると、優しい部分もたしかにあるけども、内側の優しくない部分というのも当然ありますよと。
大人しく見えるかもしれないんだけど、別に大人しくもないですよみたいなふうな感じで、自分でその両方のキャラを受容していく。肯定していく。
だから外側に出てる部分っていうのは、自分の魅力としてやっぱり受け取っておかなきゃいけないっていうことも言えるわけですけどもね。
そうして、外側の自分・内側の自分っていうのを受け入れていく。
内側を外側に出すっていう表現をする時ももちろんあるんですけども、両方をまず受け入れていく。
受け入れていくことで、「統合」っていう言葉になるんですけども、外側に出してる自分と内側の自分っていうのが自分の中で両方肯定的に見えると、結果的にこれがギャップが埋まるっていう表現になるんですけどもね。
わかりやすく言うとバレるっていうか、要は隠してることがないわけですよ。
だからさっきの話に戻りますと、出しちゃいけないと思ってる自分を内側に閉じ込めて、それを嫌ってるっていうのがギャップを作る要因なので、嫌わずに閉じ込めずに出してあげるっていうか、自分で受容してあげることによって、優しくないとかおとなしくない自分っていうのも出ちゃうようになるんですよ。
自分の意とは別に出ちゃうっていう状態になります。
そうすると、別に冷たい人っていうふうに思われるわけじゃなくて、優しいところもあるし、そうじゃないところもあるよねっていうふうなところが外側に出ていくわけですね。
だから結果的にギャップが埋まるというか、誤解を招きにくくなるんですけども。
ただ、これはたとえば優しいとか、おとなしそうに見えるっていうふうに思われて、そういうことを期待されたとしても応えられないじゃないですか。
で、応える必要もないですしね。
それは向こうの勝手なので、ここは「自分軸」なんですよ。
優しそうに見えるとか、おとなしそうに見えるっていうのは向こうの都合で、結局自分は優しい部分もあるけど、そうじゃない部分も両方持ってるんだからみたいな感じで、要は相手がそういうふうに見てるんだぞっていうことで線引きができるようになると、その影響が薄くなるんですね。
とくに優等生をやってきた人、いい人をやってきた人って、無意識に相手の期待に応えようとするので、優しそうって見られると優しくしなきゃいけないと思っちゃって、これもまた苦しいポイントなんですよ。
でも優しそうって見られた時に、「それはあんたの勝手な見方でしょ」みたいな感じで線引きができると、優しくしてあげてもいいし、しなくてもいいしっていう選択肢が自分に与えられるので、ここで自由っていう状態が生まれるってわけなんですよね。
そうすると、隠さなくてもいいっていうことになるので、ギャップに苦しむというか、それで悩むとか、ギャップを埋めたいというような気持ちっていうのはなくなっていくっていうことなんです。
要するに、自分のセルフイメージ、これはセルフイメージって言ってもネガティブなセルフイメージですけども、これを直すとか隠すとかではなく、ただただ受け入れていって、「まぁそういう部分もあるよ」みたいな感じ。
「腹黒さっていうのは女性性が豊かだから、当たり前なんだよ」みたいな感じで、受け入れていくことによって、結果的にギャップは埋まるし、人間関係が楽になっていきます。
というのが今日のお話でございました。
ありがとうございました。
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