大切なものを奪われる、盗られる、邪魔されると感じる心理

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字お越ししているものです。

「仲の良い同僚に何かと奪われる/取られる/邪魔されると感じるのはなぜ?」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつも聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日も夜の配信になりますけどもいかがお過ごしでしょうか。

なんか関東の方は台風が近づいてるということで、気になるところございますけども。

さっきまで涼しい風が吹いたんですけど、大阪はなんか無風になってしまいまして。

外は涼しいんですけど部屋の中は暑くなってきました。

今日はけっこうよくそういう話を聞くんですけどもっていうネタを、また今日もお届けしたいんですけど。

自分の大切なものを気がつけば友達だったり同僚とかに取られちゃうような、あるいは盗まれちゃうっていうか取られちゃうような、あるいは邪魔されちゃうような、そんな出来事がよく起こるんです、なにが起こってるんですか?なぜそんなになっちゃうんでしょうか?という心理を解説して参りたいと思います。

「奪われる怖れ」というふうな表現もできますけども、これがパートナーとかお金とか大切なものだとすごくイラっとするかもしれませんけども、それがそこそこ仲良くしていた同僚とか、いつもよく行ってたお店とか美容室とか。

「まぁ悪いことじゃないんだけどなんかモヤモヤするんだよね・・・」みたいな、そんな心理についてちょっと今日はお話していきたいと思います。

よかったら最後までお聞きくださいませ。

今ちょっと実例をいくつか出しましたけども、たとえば職場で自分が仲良くしていた同僚がいて、けっこう話が盛り上がったりとか、いろいろランチ行ったりとかなんていうふうにしていたと。

で、あとから後輩でもいいし別の同僚でもいいんですけども、自分もその人と個人的に仲良くしてるんだけども、その人ともともと仲良くしてた人と3人で絡むようになったら、いつの間にか自分が置いてけぼりでこっちの二人が仲良くなっちゃった・・・みたいな。

「なんか私の方が先に仲良くしてたのに取るなよ」みたいな感じになったりすると。

でも別に文句言うほどではないよねっていうような、そんなシーンだったりとか。

あるいは自分が前からよくお邪魔していたお店、これは別に食べ物屋さんでもいいですし、なんかのショップでもいいんですけども。

たとえばよく行ってた食べ物屋さんに、常連さんともそこそこ仲良くなって、マスターとか大将とかもけっこうよくしてくれるようになって、良い店だからっていうことで友達を連れて行きましたと。

友達もすごい気に入って、「あぁ、なんかここすごく居心地いい!大好き!美味しいし」みたいな感じで盛り上がって、「あぁ、また今度来ようよ」みたいな感じだったと。

で、「私一人でも来ていいですか?」みたいな感じで「あぁ、いいよいいよ!」って盛り上がってると。

で、しばらく経ってその店に行くと、その友達のことや話がいっぱい出てきたりとか、なんならその友達の方がお店の人と仲良くしてたりとか、常連さんとツーカーの仲になっちゃったりして。

「あれ?ここ私の方が先に見つけたのに・・・。私の居場所を奪わないでよ」みたいな、そういう気持ちになっちゃったりとか。

こういうことってけっこうちょいちょいあると思うんですよね。

で、相手の人も悪気があってやってるわけではないかもしれませんけども、中にはそういうあざといというかズルイというか、ちょっと人の物を奪いたくなるような、そういう女子もけっこういるわけですよね。

これが男関係だとけっこう修羅場になったりとか、それから仕事のポジションだったりとか、それこそお金とか家とかになってくると大問題になるわけですけども。

自分の常連だったお店だったりとか、それから仲良くしている同僚だとかっていうと、そこまで神経を逆撫でるのもあれだなぁ・・・みたいな感じで。

客観的に見ると、たとえばお店からすれば常連さんが増えてるわけだし、お店としてもありがたいですし、そのもともといる常連さんたちからしても仲間が増えていいわけで。

素直に喜べたらいいのに、「なんかスッキリしないんですよ、なんか取られたような気がするんですよね」みたいな心理というのがありまして。

これなにが原因になってるのか、なにが問題なのかっていうと、色々考えられるんですけども、今日のブログの元ネタさんはお母さんの過干渉だったからかなぁみたいなふうにおっしゃってて。

たしかに過干渉なお母さんだと、けっこう自分の大事なものを奪っていくというか邪魔されるというか、すごく介入してきますからね。

自分がすごく気に入ってたものを全面的に否定してきたりとか、自分が気に入って遊んでたものを奪って行って「こんなのダメ!」みたいな感じで捨てられたりとかということもあったりしますよね。

そうなってくると、「この大切なものを奪われてしまう」っていうトラウマというのが習慣化して、パターンになっちゃうっていうこともあるんですね。

そして今日お話させていただきたいこと、ブログでもお話ししたんですけども、実はこのパターンがよく起こりがちなのが下の兄弟がいる場合なんですね。

よくこういう例えっていう話をするんですけども、たとえば自分が第一子で、二番目の子供が生まれるまでは一人天下だったわけですよね。

それが妹なり弟なりが生まれると、親の目がそっちにバーッと行ってしまうと。

今まで100%こっちに向いてた目が、そのまま100%、実際はそんなことないんですけど、100%弟や妹の方に行っちゃったような気がして、ここでそもそも親を奪われるとか、お母さんを奪われるっていう経験をするんですよね。

さらに赤ちゃんだから、もちろん可愛い面もありますよ。

可愛い面もあるんだけども、たとえば自分が大切にしていたおもちゃを奪って、あげく壊されることもありますし、自分がお絵描きしてたりおままごとをしてたりすると邪魔されたりとか。

あるいは自分の、言ってみれば大切にしていたお菓子っていうか、どう表現していいかわからないんですけど、自分のお気に入りのお菓子を妹や弟がむしゃむしゃ食べちゃったりとかして、「なにしてんのよ!」みたいな感じになるんですよね。

そこにさらにお母さんが輪をかけて、「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」とか、「お姉ちゃんなんだから妹にあげなさいよ」みたいなふうに言われると、要は自分の気持ちっていうものがモヤモヤモヤモヤしますよね。

「いやいやそれはね、わかるんだけどさ・・・!」みたいな。

「でも私が大切に遊んでたお人形さんをこんな目にあわされて、なんで私我慢しなきゃいけないの・・・!」

でも、お母さんには言えないわけですよね。

で、こういった幼少期の体験っていうのがささいなものだったりとか、一個一個は大したことないかもしれませんけど、けっこうマインド的には重大で。

とくに大人から見ると全然しょぼいことなんだけども、子供からすれば大事件だったりするわけですね。

こういったパターンがあると、自分の大切なものが誰かに奪われてしまうんじゃないかとか、取られるんじゃないかとか、自分の世界を誰かに荒らされるんじゃないか、邪魔されるんじゃないかっていうふうに思って、これ昨日の話にもつながっていくんですよ。

壁を建設していくっていうのは昨日の話なんですよね。

で、そういった意識があると、なんか自分の中でいつも周りの人に対して取られるとか奪われるような怖れっていうのを抱きながら生きていくことになりますし。

これさっきの恋人を取られたとかっていうのはいいんですけど、お店だったりとか同僚だったり友達だったりとかっていうことになると、微妙ですよね、距離感的に言うてもね。

だから「取られたような気がする」とか、「奪われたような気分になる」と。

でもたしかにそんなこと言ったって、相手は「いやぜんぜんそんなつもりないよ」みたいな感じで振る舞うでしょうし、本人も本当に悪気がなかったりするもんですから、結局私の問題っていうふうになって、また自己嫌悪になっちゃったりするんですよね。

なのでこの辺っていうのは、実は根っこにあるのは自己肯定感っていうか、「自分軸」と「自己肯定感」ってやっぱりここはすごく重要で。

実は自分というものをきちっと、地に足をついて自分軸を保てていくと、たとえば自分と同僚だったりとか、自分とお店だったりとか、これは実はパートナーシップでも同じことが言えるんですけども、「自分」というものをきちんと持って接することができるんですよ。

つまりお店との距離感だったりとかっていうのを、きちんと適切に測ってるわけですね。

ところがさっき言ったように、奪われる怖れとかがあると守りに入ったりするもんですから、そのお店に対して執着心とか縄張り意識とか、自分のものみたいな意識っていうのを持ちやすいんです。

別に自分のものじゃないですよ、そのお店のオーナーさんのものですからね。

でもなんか自分のエリアっていうことで、「自分のものだけにしたい」っていう独占欲だったりとか執着心というのが出てくると、そういった出来事があった時に喜べずに、むしろモヤモヤするというか、嫉妬っちゃ嫉妬ですけどね、という感情が起きてしまうわけで。

やっぱり結局こういうのっていうのは、自分の足で立ちましょうっていうところと、自分のことをちゃんと認めて、自分の世界っていうものをきちんと持っていって地に足がついてくると、こういった取られる・取られないっていうような話っていうのも実際そんなに出てこないんじゃないかなっていうのが今日のお話でございました。

ということで、今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。

根本でした。

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