自分を丸ごと受け入れてほしい!というニーズの扱い方
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。
この話の元記事はこちら!
「「自分を丸ごと包んでほしい!」というニーズに振り回されてる女子は今こそお姫様マインドを会得し、そのニーズを才能に変える意識を持つといい。」
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
ということで、大阪に帰ってまいりまして、いつもの本棚の前からお届けしている私でございます.
今日もあたたかいですね。
もう本当に春みたいな陽気が続いておりますけども、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は、これは誰でもあるよっていうニーズなんだけども、ちょっとこれが強くなっちゃうとヤバイよねっていう、そんなお話をしてまいりたいと思います。
よかったら最後までお聞きください。
そして、フォロー・チャンネル登録をぜひよろしくお願いします。
ということで、今日のネタは「自分をまるごと包んでほしい、自分を全部受け入れてほしい、わかってほしい」っていうニーズでございます。
誰もがあると思いますし、もちろん「私まさしくそれです!」っていう方も少なくないかと思うんですが。
このニーズはなかなか深い意味がありまして。
自分を丸ごと受け入れてほしいとか、包み込んでほしいって思う裏には、「母体回帰欲求」っていう、いきなり難しい言葉が出てきましたけど。
漢字にするとけっこう意味がわかりやすいと思うんですけど。
「お母さんのお腹の中に戻りたい」という欲求なんですね。
それはどういうことかっていうと、お母さんのお腹の中、子宮の中はあたたかい、そして気持ちいいわけですし、そしてすごく守られてる安心感っていうのがあったりとか、そしてただそこにいるだけでもいいっていうような、そういった感覚。
なにもしなくても大丈夫っていう感覚っていうのがあったと推測されるわけですけども。
そういったなにもしなくても受け入れられるとか、すべてを受け入れてもらえるとか、絶対的な安心感っていうのがお母さんの子宮の中のシンボルでございまして。
生まれ落ちた後も、だからママにくっつきたがったりとか、ちっちゃい子供がすごく丸まって眠ると。
スリングなんか、抱っこ紐っていうのかな、なんていうのもそういったものがよく売れてたりとかね。
子供がその中ですやすや寝てたりっていうこともそうですし、大人になってからも、抱き枕が欲しかったりとか、丸まって寝るのが癖になっちゃってるとかね。
良い悪いはちょっと別ですけども、そういうのも僕たちの中に、子宮の中の記憶、安心感のシンボルとしてのお母さんのお腹の中というものが根づいてるわけですね。
なので、僕たちはほぼ全員が、お母さんに受け入れてもらったあの子宮の中で体験したように、「誰かに受け入れてもらいたいし、全てを包み込んでほしいし、なんでもわかってほしい、許してほしい」というか、そういった欲求っていうのを持つわけでございます。
で、これが子供から年齢を重ねるにしたがって、親から自立していきますよね。
自立していく段階でも、たとえばそれなりに親から愛されたりとか、守られたりとか、安心感が与えられたりとかっていうような、そういった環境にある場合は、自立とともに徐々にそういった欲求っていうのは薄くなっていきます。
なくなることはないと思っていただいていいんですけども、少なくなっていくんですね。
ところがその時期にあんまり親から愛をもらえなかったりとか、すごく兄弟感の争いがあったとか、自分がすごく安心感がなかったとか、親からあまり愛されてなかったっていう感覚があればあるほど、今度はそれを大きくなってからパートナーというか、恋人にそれを求めるようになっていきます。
だから、満たされなかった分だけたくさん満たしてほしいわけですから、それを恋人にぶつけると重たいっていうふうに言われたりとか、自分でもそういったニーズというのに振り回されて、すごく不安になったりっていうことがよくあったりするわけですね。
で、失恋をしたりとか、なかなか恋がうまくいかなくなったりとか、それから恋をしてる状態の自分っていうのが苦しくて、しんどくて、できるだけ早くそこからもう抜け出したいから、もう恋愛なんかしたくないみたいな、そういう思いに至ったりっていうこともありますし。
いろんな人と付き合ってきたんだけども、全然安心感が感じられないとか、逆に安心感をくれないような人とばっかり付き合ったりっていうことをよくしちゃったりするっていうのが、いわゆる自分を受け止めてもらいたい、まるごと受け入れてほしいというニーズを強く持ってた時に起こるパターンなんですね。
なのでそうなってくると、どういうふうにこの問題を扱えばいいかっていうのが、主軸というか、皆さんの興味あるところだと思うんですけども。
「ニーズ」ってなくならないんですよ。ぶっちゃけて言うと。
マシになることはありますけど、昼ご飯を食べたって夜になればお腹が減るし、それから昨日ぐっすり寝たって、また今日も夜になれば眠たくなるわけですよね。
つまり、これも睡眠欲とか食欲っていう欲求なわけです。ニーズなわけです。
つまり、その自分を包み込んでもらいたいとか、全部まるごと受け入れてほしいっていうニーズにしても、一時的にそれを満たされることはあったとしても、ずっとそれが満たされ続けるっていうこともないですし、ここまで行ったら満足っていうのも実はないんですね。
だから、このニーズとは上手に付き合っていく。
つまりお昼ご飯を食べて夜お腹が減ったって誰も疑問に思わないし、それでカウンセリングを受けようなんていうふうに思わないと思うんです。
「は?」みたいな感じですよね。
というように、当たり前の欲求としてそれを見ていけばいいわけですね。
ただそこでなにが違うのか?っていうと、晩ご飯は、多分これをご視聴の皆さんは必ず手に入ることを知ってるわけですね。
自分で作るなり、誰かが作ってくれるなり、あるいは買い物に行くなり、食べに行くなりして、夕食が手に入ることに対して信頼っていうのがあるんですけど。
自分をなんか包み込んでくれるっていう欲求に対しては、その「信頼」がないんですね。
「だってそんな人いなかったもん」ってなると、次にいつ手に入るかわからないから、目の前の人に執着をしてしまったりとか、求め過ぎちゃったり。
つまり晩ご飯を食べれるかわからないから、昼ご飯を食べれるうちにたくさん食べておこうみたいな感じになって、お腹がぱつんぱつんになって、「もっと食べようもっと食べよう」というふうにしてしまうのと、似たようなことがこのマインド的なニーズにはよく起こるっていうことなんですね。
でも、それが自分を受け入れてくれる人がいるとか、自分をちゃんとわかってくれる人がいるっていう安心感があると、このニーズは弱くなるわけで。
だから子供の頃に親にちゃんと愛された人っていうのは、このニーズはそれほど邪魔にならないっていうことになるわけです。
つまり、それだけ活望感がある人がこの問題っていうのを抱えやすくなるわけですね。
となると、やっぱり問題のルーツをたどれば親っていうことになるんですけども、そっち側の方面からアプローチするのもあるんですけど、もちろんここでは違うやり方をお伝えしておきたいなと思うところで。
皆さんにおすすめしたいのが、「お姫様マインド」っていうことでございます。
まぁ結局は同じような話になっちゃうかもしれませんけども。
やはりここは、自分自身の価値をちゃんと向き合いましょう。
自分の魅力、ちゃんと向き合いましょう。
つまり「受け取る」っていうことですね。
お姫様マインドっていうのはそのままで、「愛される自分を受け取る」っていうほどの意味でございまして。
なにもしなくてもただ存在してるだけで自分は価値があるし、愛されるし、それから自分というのはそこにいるだけで許される存在であるっていうことを受け入れていくことを、「お姫様マインド」っていうふうに言います。
だからなんかしてもらって当たり前とかっていうような、その横柄なお姫様っていうのもいるかもしれませんけど、それはお姫様マインドっていうところとは、正確に言えば異なるものだったりします。
そのためにはやっぱり自分の価値とか魅力ね。
それから自分が人に与えてきたものであるとか、今まで頑張って自分が成し遂げてきたことっていうのを、きちっと承認する、認めてあげる、肯定してあげるっていうことがすごく大事で。
やっぱり自己肯定感とつながるんですけどね。
そうやって、お姫様マインドっていうことをちゃんと受け取ってきましょうよと。
そうすることで、自分がそのままで価値があるとか、ちゃんと人から認められるとかっていう思いがあった分だけつながりを感じられるので、孤独感、寂しさ、不安とか、さっきのニーズっていうものがだいぶ緩和されていく。
さっきの昼ご飯を食べても夜ご飯を食べれるから、別に僕たちは不安にならないっていうように、一度満たされたとしても、また満たされることがあるから、だからそこに執着をしないっていうことができるようになってくるんですね。
なので、「お姫様マインドを受け取る」っていうこと。
今度またセミナーもやるので、よかったら来ていただけたらと思いますし、ブログの方でも解説してますからやっぱりそっちも読んでほしいわけですけども。
そういったお姫様マインドっていうのが1つの鍵になるよと。
これは今回の「自分を包み込んでほしい」っていうニーズではなくて、けっこういろんな「わかってほしい、助けてほしい、愛してほしい」とかっていう、さまざまなニーズっていうことに対して、このお姫様マインドっていうのがすごく重要な要素になってくるっていうことになります。
で、2つ目のポイントっていうのが、さっき「今まで人に対して与えてきたもの」というところで言えば、「才能」っていうところがありまして。
ここはちょっと意識の切り替えが必要なんですけども。
自分を全部包み込んでほしい、わかってほしい、受けてほしいっていうニーズを誰かに求めても、それは満たされることはないんですね。
残念ながらね。
なので、「自分で自分を満たしてあげる」っていう、「自己充足」っていうことにつながるんですけども。
ただそれは多くの場合、我慢とか抑圧になってしまって、すぐにはおすすめできないんですね。
そこで、「自分が欲しいものを人に与える」っていうところが、これが才能を開くっていうことになります。
つまり、自分自身が相手を受け入れる、受け入れてあげるし、理解してあげる。
で、これやってる人が多いと思うんです。実はね。
気づいてないだけで。
で、これは女性性であり、セクシャルエネルギーそのものだったりするので、才能だったりするんですね。
なのでこの2つの目のポイントもすごく大事ですよっていうのが今日のお話でした。
最後まで聞いていただきまして、ありがとうございました。
根本でした。
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