変化し始めると聞こえるエゴの声に屈しない3つのあり方

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「自分を愛し始めると騒がしくなるエゴの声とそれに打ち克つ3つのあり方~結果を出すための大切な心のあり方~」

***

どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日の大阪もとてもあたたかいですね。

さっきまで窓を開けたまま過ごしておりました。

今年初でございますね。

そんな中、皆さんごいかがお過ごしでしょうか。

今日は本当にあるあるのお話なんですけども、「良くなり始めると悪くなる」みたいなテーマでお届けしたいと思います。

とくに自分を変えたいとか、良くなりたい、自己肯定感を上げたい、自信をつけたい、そんな方におすすめの1本になると思います。

よかったら最後までお聞きください。

そして、フォローとかチャンネル登録もよろしくお願いします。

で、今日もブログのネタを元にお話をさせていただいてるんですが、カウンセリングをしていてもちょこちょこいただく質問というか、困り事なんですけども。

たとえば、自分のことをもっと愛してあげようと思っていろいろ取り組み始めましたと。

ところが、そういうふうな変化を起こしはじめたときに、いろいろ「エゴの声」が聞こえるわけですね。

「お前にできるわけねぇじゃん」とか、「そんなんやったって無理無理」とか、「前もやったってダメだったじゃないか」みたいなことをいっぱい囁くやつが出てくるわけですね。

で、それで気持ちが折れたりとか、あるいは継続しててもなかなか変化が表れないなっていうことで焦ってしまって、じゃあ違うやり方をやってみようみたいな感じでやり方を変える。

でもやっぱりなかなか成果ができなくて、またやり方を変えるみたいな感じで、ジプシーになっちゃうっていうケースもあるし、結果的にいろいろ取り組んでるんだけども、なかなか結果が出ませんっていうような思いを抱かれる方っていうのもいると思います。

で、とくに自分を変化させはじめた時っていうのは、やっぱりそれまでの傷とか、過去の体験とかが邪魔をして、先ほどお話したような「エゴの声」っていうのをいっぱい送ってくるわけですね。

それによって、自分がすごくその影響を受けてしまうっていうことがあります。

だから良くなるように自分で取り組みをはじめたんですけども、かえって悪くなってるような気がする、以前よりもひどくなってるような気がするっていうふうに感じられる方も多いんですね。

一般的にそういうのを「好転反応」っていうこともあるんですけども、これは本当に変化を起こしたからこそ、逆にその変化を戻そうとする心理的な動きっていうのが起きて、それがエゴの声とかね。

天使くんと悪魔くんがいてねっていうような、アニメとかでもよくありますけど、悪魔がいろいろ囁いてくるみたいなことが実際によく起こるんですね。

だから、逆説的に見ると、そういったエゴの声が強く聞こえるっていうことは、自分が変化しはじめた証拠であり、新たな取り組みをはじめたっていう証拠なので、実はとても良い証なんですよ。

だから、これを知らないと本当にエゴの行為に心折れてしまって、せっかく起こりはじめた変化を潰してしまうっていうこともあります。

種を撒いて芽が出はじめる時っていうのは、土をやっぱり貫いて出てくるわけで、芽を出すわけで、土の中から出てくるっていうのは、すごい抵抗があるはずなんですよね。

で、それが地上に出てくると、「あ、もう抵抗がなくなったね」ってスーッと伸びていくっていうようなイメージで捉えてみるといいかなと思います。

心も同じでねと。

で、そういった変化をしはじめた、自分を愛そうとか、自己肯定感を上げようっていうふうに取り組みはじめた時に、やっぱりエゴの声が聞こえますと。

っていう時に、じゃあどうしたらいいのかっていうところで、今日は3つのあり方っていうのをご紹介したいなと思っております。

本当は他にいろいろ言い方もあるんですけども、「自分が変化をしはじめた時に注意しておきたいこと、覚えておきたいこと」っていうのをお話したいなと思います。

1つ目は、最初の頃ってやっぱり自信がないですよね。

疑心暗疑だったりとか、「本当にこれでうまくいくのかな」とか、「なにも変化しなかったらどうしよう」なんていうふうに思いながらはじめられると思うんですけども。

だから、そういう時って自信がなくて不安な分だけ、どうしても「他人軸」になりやすいんですね。

つまり、周りの影響を受けやすい状態なんですよ。

そういう時に、とくに情報化社会なので、情報をたくさん集めて、ある方法をやってみましたと。

で、「これ本当に大丈夫かな」と思いながらやってみると、「あ、こっちの方がいいかもしれない」っていって、こっちに移っていくみたいな。

結果が出る前に違うものに移ってしまうから、結果が出ないんじゃないの?っていうのがよく起こる原因なので、そこは1つのものっていうのを、僕がよくセミナーとかでお伝えするのは、僕はセミナーでいろんな方法をお伝えするんですけども、「この中で1番印象的だった、1番いいな、好きだなと思うの1つ選んで、とりあえず1か月は続けてくださいね。1つだけでいいですからね」っていうことをお伝えするんですね。

つまり本当のこと言うと、「なんらかの変化を感じられるまで続ける」っていうのがいいんですが。

変化のペースって人によって違うからね。

「少なくとも1か月は続けてみよう」っていう意識ではじめてみた方がいいよっていうのが、他人軸になりやすいからこそのアプローチですね。

要は「自分軸で」っていうことで、なにを選ぶかっていうのも非常に重要なので、僕は「1番好きなやつ」っていう表現をしています。

効果的なやつを皆さん探したがると思うんですけど、1番効果的なやつっていうのは、自分が1番取り組みやすい方法だったりするんですよね。

だって負荷が少ないからね。

簡単すぎると飽きちゃうこともあるんですけども、それでも逆に飽きるぐらい簡単な方が僕はいいというふうに考えているタイプでございます。

で、これが1つ目ですね。

2つ目は、これは本当によくあるんですけども、「ハードルを上げすぎ問題」っていうのがあって、心の変化ってそんなに劇的に目に見えるかたちで表れるのって、なかなかないっていうか、ずいぶん先だったりするんですよね。

で、普段の生活って、ちょっとずつ良くなったり悪くなったりみたいなことを波のように繰り返していて、ちょっと引いてみると右肩上がりだよねっていうような変化をしていくんですね。

だからなかなか気づきにくい。

なかなか自分ではそのことがわかりにくいっていうのをまず覚えておいていただいて。

で、なにが問題かっていうと、自己肯定感を上げましたとか、自分のことを愛しはじめたらこんなに素晴らしいことが起こるよっていう、結果に対してすごい期待しちゃってるってことがあるんですね。

だから、ハードルというか、結果が出る結果をすごく高く置いてしまってるが故に、ちょっとした変化では「ここに比べればまだまだだよね」っていうふうに思いがちっていう問題があります。

だから、自己肯定感上げるワークの1つとしてよく提案するのが、「半年前の自分と比べて良くなったところってどこですか?」って考えてもらうんですね。

「半年前の自分だったら・・・」って考えてもらって、「前はこういうことを言えなかったけど、今は言えるかな」とか、「前はこういう時にこう感じたけど、今はこういうふうに感じるかな」っていうふうな差分、プラスの差分を探していくっていうことなんですね。

つまり逆に言うと、そういうふうに意識的に自分の変化を探さないと、なかなか変化って気づきにくいんですよ。

それぐらい僕たちは日常の中で当たり前のように変化していってるので、そうすると劇的な変化っていう、バーンっていうような急激な変化っていうのは、実はそんなに起らないんですよっていう。

気がつけば変わってましたよねっていうところで、皆さんの理解を深めていただければと。

結果への期待というのを手放したいところですし、むしろ自分で意識的に変わったことを探すぐらいの方が自信につながりやすいですよってお話でした。

3つ目。

これはさっきもチラッとちょっとお話に出てきたんですけども、「考えすぎ問題」「頭使いすぎ問題」なんですね。

で、これもまたたくさんの方に起こりがちで、もともと考えるのがそんなに好きじゃないタイプの人も、こういう時は焦って不安だからやっぱり考えるんですね。

思考っていうのは怖れが動かしてる部分もありますからね。

そうすると心の問題、たとえば幸せだったり、充実感だったり、豊かさだったりとかって「感じるもの」なんですよね。

感じるものなんだけど、ずっと頭で考えてたら、感じてるものが感じられないっていう問題がそこに出てくるんですね。

だから自分の直感とか、感じてることを大事にするっていうために、「自分の心と向き合う時間」って、やっぱり大事なんですよ。

今自分がどんな気分なのかな。

なにを感じてるのかな。

なにがしたいのかな。

なにが欲しいのかな。

みたいな感じで、自分の心と向き合う時間っていうのをやっぱり作っておきたい。

これが皆さんに1つ提案したい方法なんですよね。

だから、これも2番目のやつと同じなんですけども、勝手に気づいて自然に変化して「あぁ、めっちゃ変わったわ」って気づけばめちゃくちゃ楽なんですけども、心ってあんまりそういうふうに変化が感じにくいものでもあるので、意識的に自分の心と向き合って変化を見つけていくっていうところがおすすめだったりするわけです。

よく例えるのが、最近だと、もし筋トレ始める時にどうしたいですか?っていう時に、最初は自分でやろうと思うんですよ。

時間は夜寝る前だったり、朝だったりとかにYoutubeを見ながら、そういう動画はいっぱいありますから、僕も見てましたけど、自分で鍛えようとするわけですけど。

それでうまくいく人はいいですけど、うまくいかない場合ってやっぱりジムとかに通って、パーソナルトレーナーを付けると思うんですよ。

自分のサポートしてくれる人をつけて、自分に合ったプログラムだったりとか、自分がやりたいような目標設定だったりとかっていうのを、一緒に見てもらう相手、パーソナルトレーナーをつけることは、多分確実性が高いと思うんですよね。

なので、自分の心の変化についてもカウンセラーだったり、コーチだったりとかっていう人たちをサポーターにつけて、そして一定期間自分のことを見てもらうことによって、より変化っていうものを加速していったりとか、実感しやすくなっていく。

だって見てくれるから、変化も気づきやすいでしょ。

っていうことで、今日は3つの方法をお伝えしましたので、参考にしていただければ幸いでございます。

ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?