価値観が変わると新しい自分と古い自分が喧嘩する件。

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「大きなライフイベントが起こると価値観がすっかり入れ替わるからライフワークも改めてデザインし直す必要があるんだよね。」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、引き続き収録というか、お届けしておりますけども。

今回は「古い私と新しい自分って喧嘩するよね」っていうお話をお伝えしたいと思います。

よかったら最後までお願いします。

そして、チャンネル登録、フォローもよかったらよろしくお願いします。

カウンセラーとしていろんな方にお話を伺ったりとか、あといろんなセミナーやワークショップをしたりとか、そういう日々を送っているんでございますけどもね。

を読んで、ブログを読んでとかっていう方もいれば、動画とかVoicyを聞いてくださってっていう方もいらっしゃるんですけども。

「けっこう変化が感じられます」という報告をよくいただきます。

ありがとうございます。

そして、時にはメールで送ってくれたりするので、僕のブログの方で、そういった変化を、嬉しい変化をご紹介させてもらったりもするんですけども。

「自分を変えよう」とか、「成長させよう」とか、「もっとこうなりたい、そこを目指していこう」っていうふうに、意識的に自分を変えていこうというふうにされた方っていうのは多いと思うんですけども。

そうじゃなくて、環境の変化とか、ライフイベントとかによって、知らないうちに自分が変わってるっていうこともよくあったりするんですよね。

で、そうすると、新しい自分っていうのはここに今いるわけですけども、ところが僕たちの潜在意識っていうか、頭の中もそうですし、観念と言われるものもあるんですけども、古いまま、古い価値観のままの自分っていうのも同時に存在してるわけですね。

で、この新しい価値観とか、新しい自分の考え方、価値観、感じ方っていうのと、古い自分のものっていうのが葛藤するっていうことがよくあるんですよ、っていうのが今日の主題でございます。

で、今回いただいた元ネタは、ライフワークについてのお話で、出産・育児っていう、大きな大きなライフイベントですね。

これを経て、どうもビフォーアフターで随分変わっちゃったんじゃないですか?っていうようなお話をさせていただいた記事があるわけですね。

よかったら、またぜひブログの方も読んでいただけたらなと思うんですけども。

こういった自分で変える意識っていうよりも、そんなつもりはなく、子供を妊娠して生んで育ててっていう中で、とくに女性は価値観がガラッと変わるっていうことがよくあるんですね。

もちろん、このライフイベントっていうのは、そういった出産・育児だけじゃありませんよね。

結婚して変わるっていうこともありますし、住む場所を変える。

たとえば大阪から東京に出てきて変わるとか。

海外に住んだら、うちの弟子もなんだかんだ海外へ出ていく者がけっこういるんですけども、そうすると、海外に住んでみればやっぱり価値観変わるよねっていう場合もあります。

もちろん、長い目で見れば、年齢とともに変わり続けるっていうのもありますし、それこそコロナによって価値観が変わるっていうこともあります。

そうやって、僕たちは生きてる間に、何度もそういった価値観が変わるシーンっていうのを体験するんですけども。

それが意図的に変えようとしてない時に限って、この辺の「新しい自分」と「古い自分」の葛藤っていうのがよくわかんなくなったりするんですね。

たとえば、今回元ネタさんが出産・育児だったので、それにまつわるお話をまずさせていただきたいと思うんですけども。

たとえば、うちのお客さんっていうのはけっこう独身時代はバリバリ仕事してましたと。

「男性性」を活かしてバリバリ仕事してきましたっていう女性の方が多いわけですけども。

そんな女性の方は、心理的に言うと、男性性優位の生き方を、まぁどういうわけかしてきちゃったっていうところがあるわけですね。

ところが、妊娠・出産・育児って、めちゃくちゃ「女性性」を解放しちゃうわけですよ。

女性性ならではですよね。

なので、もともと男性性優位でバリバリ働いてきた人が、その出産とか育児を経験することによって、知らず知らずのうちに女性性がパッカーンと解放されて、意識がガラッと変わってしまうっていうことが、実際に非常によくあるわけですね。

それくらい、出産・育児っていうのは、女性にとってはめちゃくちゃでかい、人生最大と言ってもいいほどのライフイベントなわけですけど。

たとえば、よくある話ですけども、「出産前は、もう子供を産んでもすぐに仕事復帰しようと思ってました」と。

「でも、実際生んでみたらかわいいし、放っておけないし、かわいそうだから、もうちょっと会社の育休を取って休むことにしました」っていうような声。

あるいは、「出産前は仕事が1番で、自分は仕事にけっこうやる気を持ってたし、野望も持ってました」と。

ところが、「出産した途端、なんかそんなことどうでもよくなっちゃって、この子と幸せに生きていくとか、旦那も含めた家族と楽しく過ごしていく方が、よっぽど価値があることだっていうふうに思うようになりました」みたいな。

そういう変化っていうのを体験される方、これを聞いていただいてる方の中にもいらっしゃるかと思うわけですね。

で、そういった、ライフイベントによってとか、あるいは先ほど言ったような、意図的な転居とかも、結婚とかもそうですけど、ネガティブな変化っていうのもあります。

コロナもそうですけども、たとえば災害に遭いましたとか、大切な人が亡くなってしまいましたとか。

あるいは、自分が病気になりましたとかね。

そういったライブイベントっていうのが起きた時も、やっぱり価値観っていうのがすごく変わるわけですよ。

そうすると、今までは当たり前だったことが、今では当たり前じゃなくなったりとか、今まではこうしようと思ってたことが、全然その気がなくなっちゃったとか。

逆にそれまでは興味がなかったものに、すごい興味を持つようになりましたみたいな変化。

それが、「これ子供を産んだからだよね」みたいに、はっきり分かる部分もあるんですけども、自分では意図してないだけに、気づきにくいことってたくさんあるんですよね。

だから、先ほどのお仕事をバリバリやってたんだけど、出産後はその気がなくなっちゃったみたいなこともそうです。

で、そうなった時に、「まぁそれは子供を産んだからだよね」っていうふうに理解して、「あぁ、私変わったんだな」と思えばいいんですけども。

やっぱりこの自分の思い込んでる「観念」というのは、けっこうしつこいものがあったりとかして。

そうすると、例えばですけども、昔はバリバリ仕事やってたと。

で、それが私だと思って、キラキラ輝いてた、そんな自分も好きだったと。

で、もうカツカツカツとヒールの足をオフィスに響き聞かせるっていうのは、めっちゃ自分らしいと思ってたと。

ところが、出産・育児を経て、なんか家庭的な自分になってしまいましたと。

で、家庭的な自分になって、子供の面倒を見て、旦那さんにご飯を作ったりとかして、専業主婦みたいなかたちになって。

で、そうやって、専業主婦して、子育てしてって十分なことだと思うんだけども、なんかキラキラした世界から遠ざかってしまって、なんか自分がすごくくすんでしまったような、なんか自分がつまんない人生のような、なんか平和で穏やかでいい日々なんだけど、それって本当にいいの?みたいな疑問が出てくるみたいな。

そんな感じで、新しい自分の価値観っていうのは、今の話で言えば家庭がすごく大事で、家族が仲良くニコニコしているのが幸せって思ってたと。

でも、この価値観って、やっぱり出産・育児の中で出てきた新しい価値観なんですよね、その人にとってはね。

でも、やっぱり記憶としては残ってるし、やっぱりバリバリ仕事しててかっこいいとか、そのキラキラしてる世界、華やかな世界が好きだっていう価値観って、やっぱり残ってたりするんですよ。

そうすると、このキラキラした華やかな、ビジネスウーマンとしての姿と、今の育児をしてる自分っていうのに、なんかすっごいギャップを感じて、「ダメじゃないか」と。

「このままじゃダメじゃないか」っていうふうに思い込んだりしやすいわけですね。

で、これって、すごくライフイベントの中で起きてることなのでわかりやすいんですけども。

たとえばそうじゃなかったとしても、よく僕のカウンセリングとか、このYoutubeとかVoicyでもお伝えしてますけど、「女性性を解放していきましょう」と。

「男性性もいいんだけども、女性性を解放して受け取りましょう」みたいなことを提案していくと、たとえば弱くなったような気がしたり、涙もろくなったりとか、感受性がより際立ってくるので、すごくイライラしがちだったりとか、喜びも感じられるんだけど、へこみやすかったりっていう変化って、やっぱり出てきちゃうわけですよね。

で、そうなった時に、「なんか昔の自分は強くてカッコよかったけど、今の自分は弱くて情けねぇな」っていうふうに思ってしまうっていうこともあるわけですよ。

じゃあ、どっちの価値観が正しいか?っていうわけではないんですよ。

どっちがいいかじゃなくて、「今の自分ってこうなんだよね」っていうことを受け入れていくこと。

「今の自分って変わったんだよね。知らんうちに自分って変化したみたいだよね」っていうことを受け取っていく。

受け入れていくことっていうのが、すごいここで大事になってきます。

「あ、新しい自分になったんだな」と。

そして、古い価値観は、もう時代が過ぎたので手放していく。

執着も出てきますけど、手放していくっていうことを目標にしたいわけです。

で、その時に改めて「かつてのビジョン、かつてのライフワークと、今のライフワークって変わってるから、そこを描き直していきましょうね」っていうことが、これからの課題であり、僕からの提案なんです。

ということで、最後までありがとうございました。

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