御恨み帳の書き方、活用の仕方。

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「感情が麻痺してしまったトラウマの癒し方と御恨み帳の活用法~強いトラウマが癒されると才能や魅力がますます開花する~」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日はちょこちょこ質問をいただく「お恨み帳の書き方」について、お話をさせていただきたいと思います。

多分、こちらでおしゃべりしたことなかったかと思いますので、「こういうものがあるんだ」っていうことを、参考にしていただければと思います。

ということで、よかったらチャンネル登録とか、フォローもよろしくお願いします。

「お恨み帳」というものを、私はもうかれこれ何年前か忘れましたけども、おすすめをしておりましてね。

で、ブログでも、VoicyYoutubeでも、ちょいちょいそういった話題を取り上げております。

「お恨み帳を活用してね」みたいなことを書いてます。

で、そうすると、ちょこちょこうまく書けないとか、今日の元ネタさんもそうだったんですけど、悲しい気持ちとか、辛い気持ちは出てきたり、涙は出てくるんだけど、お恨みが出てこないっていうふうな声も頂戴いたしましてね。

たしかにそうだよねっていうことで、何度かブログの方でも触れてるんですけども、改めて今日こちらでお話をさせていただこうと思った次第でございます。

お恨み帳って、その名の通り、「御恨みます」っていう気持ちを、恨みつらみを書き出す、怒りを吐き出すノートっていうことで、一般的にはお伝えしてるんですけども。

それは、実は安全な心の状態を保つというか、怒りとかを直接相手にぶつけてしまうと、やっぱり問題になっちゃったりとか、トラブルになったりしますので、自分の感情を自分で処理する、自分の感情に責任を持つという意味でも、そういった感じてることをノートに書きつけるっていうことは、すごく効果的だったりします。

で、また書いた文字を客観的に見ますので、気持ちの整理もつきますし、感情の解放と合わせて、非常に効果的な方法だと僕は思ってるんですね。

で、そのお恨み帳なんですけども、怒りとか、恨みつらみとかが出てきた場合に、それをワーって書き出す。

できれば手書きの方がいいのは、筆圧があったり、字の大きさっていうのを調整できるので、感情の解放をより進めてくれるというメリットがあるっていうことが大きいんですね。

で、書いたものはそのまま破って捨てる。

取っておいて後から読もうっていう方が時々いるんですけど(笑)

逆に自分の書いたことで自分が傷つけられちゃったりとかすることもありますし、せっかく解放したものをわざわざ拾い上げる必要ってありませんので。

要は、いろんな表現がありますけども、書いたら捨てるっていうふうに使ってもらえればなと思います。

で、お恨み帳っていうもんですから、やっぱり怒りとか、恨みつらみ、憎しみを書くものっていうふうに思われがちなんですけども。

実際のところは、「その時感じてる気持ちをただノートに書きつける」っていうふうに思っていただけると、使いやすいんじゃないかなと思います。

たとえば、怒りが出てこなくてただただ悲しいとか、ただただ不安だみたいな時にも、その悲しい気持ちをただただ書き続ける。

「悲しい、悲しい、悲しい、つらい、つらい、つらい」でもいいんですよ。

そうやって、自分の気持ちを素直に文字に起こしていくっていうイメージですね。

そうすることで、自分の気持ちもそこで解放していって、スッキリしていく場合もあるし。

感情って地層のように、層になってるので、「悲しい悲しい」って書いてて、「つらいつらいつらい」っていうようなことを書いてるうちに、たとえば「寂しい」っていう感情が出てきたりとか、あるいは「ごめんなさい」っていう感情になってきたりとか、「怖い」っていう気持ちが出てきたりとか、いろんな感情っていうのが層になってて、それは解消されるたびに下の感情が出てくるんですね。

なので、そういうふうに感情をノートに書きつけることで、心の中にある気持ちを吐き出していくっていうことが可能なんですよ。

だから、怒りとか、そういった感情だけじゃなくて、どんな感情を書いてもいいですし、また、なにも感じないっていうこともあって。

なにも感じないっていう状態って、皆さんも体験されたことあると思うんですけど、これには2種類の解釈があって。

1つ目は、あまりにもその感情が大きすぎて、「心のブレーカーが飛んでしまってる」ような状態。

心の防衛本能が働いて、悲しみにしても、ショックなことにしても、怒りにしても、ブレーカーが飛んで麻痺してしまってる状態っていうのが1つあります。

もう1つ、なにも感じないっていうのは、実は「怒りのシンボルである」ことも多かったりします。

怒りを感じるっていうか、怒りを麻痺した状態にして、怒りで感情に蓋をしてるような状態の時に、なにも感じないってことなんですね。

なので、なにも感じない時は、なにも感じないっていうことを書いていけばいいよと。

そうすると、なんかイライラしてきたりとか、すごい寂しかったり、悲しかったり、その麻痺してる麻痺の部分が溶けていくっていうことが起きてきたりもします。

だから、自分の心と向き合うために、このお恨み帳っていうのをぜひ活用していただきたいですし、別にこれはなんでもいいんですよ。

使いかけのノートでもいいですし、なんかチラシの裏とかでもいいですし、もう裏紙とかでもいいですし、とにかく自分の気持ちを書いていく。

最近では、なかなかノートを持ち歩くことって難しかったりしますし、人から見られたらエライこっちゃですので、Twitterとかで鍵垢を作ってもらって、その鍵垢にお恨みをつぶやくっていうことも、全然オッケーかなと思います。

感情って、解放すればするほどスッキリするし、解放すればするほど、より深い感情とつながれるっていうところがメリットとしてあるので、溜め込んだりとか、抑圧することなく、そうやって外に出していくっていうことを意識するために、このノートがあると思ってください。

で、このノートは自分の心のメンテナンス帳として活躍していくと、これは自分の本音だったりとか、自分の本心っていうところが見えてきて。

たとえば、「本当はこの仕事好きなんだな」とか、「あのことやっぱり私忘れないんだな」みたいなことが見えてきたりもするので、すごくおすすめです。

これって、もちろん誰かにぶつけるもんじゃないですから、人間関係も安泰だし、っていうところでご活用いただけるのではないかというふうに思っています。

で、このお恨み帳なんですけども、本当にいろんな場面、いろんなシーンで使うことができるんですけども、やっぱり我慢しがちな人とか、自分の感情をうまく表現することが苦手な人ほど、ぜひおすすめしたいです。

最初からうまく書こうとすると難しいです。

もう誰に見せるもんでもございません。

そして、別に放送禁止用語がバンバン出てたっていいわけですよ。

もう本当にシネシネ団誕生とかでも全然いいわけですよ。

そういうふうにして、自分のあからさまな感情を書いていく。

で、ここでもし慣れてきたら、1つポイントを加えるとすると、少し大げさに書いてみると、より感情が解放されるスピードが早くなったりするので、そういう意味でも使ってみてはいかがかなっていうふうに思います。

実際、多くの方に使ってもらって、試してもらって、その効果を実感していただいてますので、ぜひともまだの方とかは取り組んでみられるといいかなと思います。

ただ、さっきも「破り捨てる」って話しましたけども、たまにですけど、「旦那さんに見つかった」みたいな感じで、大切に取ってたんだけど、誰かに見つかっちゃうみたいなこともありますので、書いたらビリビリッと破いてゴミ箱に捨てる。

これもけっこう感情の解放になりますから、おすすめだったりします。

ということで、今日は「お恨み帳の書き方」っていうところをお話をさせていただきました。

よかったら活用していただいて、自分の心のメンテナンスに役立てていただければなと思っております。

ということで、今日も最後までお聞きくださいまして、ありがとうございました。

皆さん、よかったらまた感想とかを聞かせていただければと思います。

じゃあ今日はこの辺で失礼したいと思います。

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