真剣に気持ちを伝えたのに相手がふざけちゃったりするのはなぜ?どうしたらいいの?

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「真剣に愛情を伝えても、不誠実な態度を返されるのはなぜなのか?~コミュニケーションってエネルギーのやり取りです。~」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日も東京・神楽坂のセミナールームの方に来ております。

台風一過っていうことになるんですけど、だんだんはけてきましたね。

空は曇ってたんですけども。

皆さんお盆ですけども、いかがお過ごしでしょうか。

今日は「コミュニケーション」についてお話をしてまいりたいと思います。

自分の気持ちというか、元ネタとしては、「誠実に伝えたのに不誠実な態度が返ってきちゃった・・・なんで?」みたいなテーマでございましたけども。

よかったら最後までお聞きください。

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で、こういうことってよくあるので、元ネタさんのお話を借りれば、「好きだよ」って真剣に伝えたのに、相手からはすごくふざけたような、不誠実な態度が返ってきてとても悲しいです、なんていうお話でございました。

で、コミュニケーションの1つなんですけども、けっこうたとえばカウンセラーで、僕はお弟子さんをたくさん抱えてますけども、「うまくしゃべれるようになりたい」とか、「うまく伝えられるようになりたい」って、お弟子さんもいたりとか。

それから、お客さんでもビジネスなんかをやられてる方は、やっぱり「言葉」っていうものに対して、どうしたらセールスがうまくできるような、文章が書けるのか?みたいなことを考えられたりする方もいらっしゃるんですけども。

「メラビアンの法則」っていうらしいんですけども、コミュニケーションに占める言葉の割合っていうのは、実はめちゃくちゃ低くて。

7%程度っていうふうに言われるんですね。

じゃあ他はなにがあるのか?って言うと、38%が聴覚情報っていって、声のトーンとか、言い方とか、言葉の響きとかっていうところ、ニュアンス的なものですよね。

じゃあ、残り55%ってなに?、半分以上はなにを占めるの?って言うと、「その他」ってなってまして。

要するに、ボディランゲージとか、表情だとか、目の動き、そしてその人が醸し出す雰囲気、さらにはその人との関係性とか、お互いのキャラとかっていうものが入れ混じって、コミュニケーションって構成されてると。

だから言葉自体は7%に過ぎないので、うまく伝えようとか、気の利いた表現をしようなんていうふうにしても、言葉自体は7%ぐらいしか影響力ないんですよって。

これけっこう重要なことで。

だからうまく伝えようっていうよりも、「気持ちの方を伝える」とか、「真剣さを伝える」っていう方が大事なんだよっていうことを、いつもお伝えさせていただいてます。

「思いの方がはるかに大事なんだよ」と。

人間のコミュニケーションって、人間に限らないですけども、非常に「エネルギー」なんですよね。

テンションって言ってもいいかもしれません。

だから例えばですけども、「なんかあの人って良いことを言うんだけど、なんか伝わってこないんだよね」みたいな。

「なんか表面的な感じがするんだよね」とか。

「いや、なんかあの人が言うと、同じことでも全然重みが違うな」とかね。

「なんかすごく真剣にしゃべってくれたんだけど、なんか嘘っぽいんだよね」みたいな。

皆さんそういう感覚を持たれたことがあると思うんですよね。

だから、すごく良いことを言ってるんだけども、なんかすごく一方では怪しいなとか、嘘っぽいなって聞こえちゃう。

で、多分態度としては、言葉よりもその伝わってきた嘘っぽいなっていう方を採用するので、「いや、いいです」みたいな感じにお断りしちゃうこともあるわけですよね。

つまり、そういうふうに僕たちって言葉っていうものって、すごく大事にしてるんですけど、大事なものなんですけども、コミュニケーション全体から見ると、他の要素の方が強いんですよと。

で、それが基本として、それがやり取り、コミュニケーションって、エネルギーのやり取りになりますから、お互いにやっぱり「感情」っていうのが動くんですよね。

だから、たとえば急に真剣に話をされると、真剣さに相手が気圧されてしまってちょっと引いてしまう、どん引きしてしまうっていうこともあれば、その内容、たとえば「あんたのことが好きやねん」みたいな、そういう愛情表現だったりすると、相手が恥ずかしくなってしまって、ふざけちゃったりとか、照れ隠しっていうことをしちゃったりとかっていうこともあり得るわけですよね。

だから、自分としては真剣に伝えてる、真剣に思いを伝えてるんだけども、それを相手がどう受け取るか?っていうのは、相手の問題になるものですし、こっちがたとえば深刻な表情をして、すごくちょっと緊張でガタガタ震えながら、「ちょっと聞いてほしいことがあるんだけど・・・」なんていうふうに言えば、当然相手は「なに、なに、なに、なに」って構えますよね。

っていうところも、コミュニケーションだったりするわけですよ。

だから、「うまくやろうとするよりも、素直にやった方がいいよ」っていつも思うし、伝えてるんですが。

だから、そういったやり取りっていうことを、人間っていうのはしてるんですよと。

だから、たとえば自分が真剣に愛情表現をしたとしても、相手が恥ずかしくてふざけちゃうかもしれないし、逆にドン引きしちゃったっていうようなこともあるでしょうねと。

で、それは当然相手にもその時の状態があるし、感じるところもあるし、逆に自分の、こっち側の気持ちに対して、素直に表現できないっていうこともあると思うんですよね。

っていうことも、やっぱりちょっと想定してあげた方がいいと思うんですよ。

で、自分がけっこう素直にストレートに表現する人っていうのは、無意識に「投影の法則」を使って、「相手もそうあってほしい」と思うし、「相手もそうだ」っていうふうに思うんですね。

ところが、相手にも相手の事情があるので、こっちが真剣に言ったところ、向こうは恥ずかしくて照れちゃってっていうこともあるわけです。

で、それが想定できると、ちょっとやり方っていうのが変えられるようになります。

そして、「エネルギーで引っ張る」っていうお話をちょっとさせてもらいたいなと。

なんかちょっと別にしょうもない話なんですけども。

つまり、そうやってやり取りの中で、結局今1対1のコミュニケーションで例えますけども、「どっちの腹が括れてるか?」っていう方が、主導権を握るっていうことになります。

コミュニケーションっていうのは、そういったエネルギー的なやり取りっていうことがメインになっていきますから、たとえばこっちは真剣で、向こうが照れ隠しでふざけたとすると、その時に、そのふざけた態度を見て、自分がそれに影響されて、その真剣さっていうのをちょっと外して自分もふざけちゃうとか、あるいはその相手の態度にびっくりして、自分が引いちゃうみたいなことになると、自分の状態っていうのは「真剣さ」から、「引いちゃった状態」っていうふうに変わりますよね。

で、それを引いちゃった状態を見て、ふざけてた相手っていうのは、「あ、いやいや、ごめん」っていうふうに、ちょっと申し訳ないっていう態度になるかもしれないし、ふざけ続けるかもしれないんですね。

で、そうすると、もともと「真剣に伝えようとしていた気持ち」って、このやり取りの中でなんかすごく寂しいことになっちゃったりすると思うんですよ。

で、そういったコミュニケーションのやり取りっていうことをにおいて言えば、なにをしゃべるか?、どう伝えるか?っていうよりも、「自分がどういう状態であるか」っていう方が、実はすごく大事なので。

そこで、自分自身が「真剣にこれを伝えたいな」と思ったら、やっぱり腹を括る。

地に足をつけるって言ってもいいんですけども。

「これを伝えたいんだ」っていう意思を強く持って、真剣に伝え続けるっていうことをやってみるんですね。

そうすると、自分は真剣に伝えましたと。

誠実にでもいいし、真剣に伝えました。

相手はそれを見て、恥ずかしくて、照れ隠しでふざけちゃいましたと。

でも、私はそこに対して、改めて真剣に伝えました。

相手はもっとふざけましたと。

そこに惑わされずに、私はどんどん真剣に伝えました。

で、だんだん相手がふざけられなくなっていって、自分に、こっちに合わせてくるように、真剣に物事を話し始めました、みたいな感じ。

これね、けっこう皆さんイメージできると思うんですよ。

実際「あ、そういうことあったな」って思いつく方もいらっしゃると思います。

これは、自分の方にエネルギーで引っ張るっていうことで。

たとえば、セミナー講師とか、講演家って、売れてる講演家の方っていうのは、常にこういったことを多分無意識にやられてるんですね。

お笑い芸人さんとかもそうです。

最初はシーンとしてて、誰も笑ってないんだけども、自分はとにかく楽しく、お笑いの方に持っていって、その笑いのエネルギーで会場を引っ張っていくと、最後の方にはもう大爆笑になってるみたいな感じですね。

だから、そういった意味では、これは男性が女性を、女性が男性を口説く時なんかも同じだし、セールストークなんていうのは全くその通りですし。

自分がなにかを他人に伝えたいなと思う時っていうのは、やっぱりそういった腹を括って、地に足をつけて、真剣に伝えることがいいっていうわけじゃなくて、自分のその「思い」っていうものを、伝え続けるその意識、そのエネルギーを、ずっと大事にし続ける。

キープするっていうか、それをすごく大事に、真剣でいつづけるっていうことを意識すると、相手もこっちに巻き込まれて、うまくいくと。

うまくいくというか、思いが伝わるっていうことになるっていうわけなんです。

もちろんこれは、ネガティブなことで、怒りを出せば怒りで相手を引っ張っちゃうということもあって、大喧嘩になるなんていうこともよくありますよね。

だから、そういったコミュニケーションって言葉じゃなくて、エネルギーのやり取りで、「じゃあ、自分が腹を括っておけばいいんだよ」というのが、今日のお話でございました。

最後まで聞いていただきまして、ありがとうございました。

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