お酒の話。酔っ払ったときに出てくる自分は普段抑圧してる自分だからちゃんと普段から向き合ってみるのが良いよ。

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「お酒と上手に付き合うにはどうしたらいいでしょうか?~ふだん隠している自分やストレスと向き合って自分らしいライフスタイルを構築していく~」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日は東京のセミナールームの方に来ております。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

最近あったかいですね、東京もね。

過ごしやすい。

もうこのまま冬が終わるんでしょうか?っていう感じでございます。

今日は、私も人のことは言えないんですけども、「お酒との付き合い方」を、カウンセラー目線というか、心理学的見方からお届けしていきたいと思います。

よかったら最後までお聞きください。

そして、チャンネル登録とかフォローとかも、よかったらぜひよろしくお願いします。

で、、今回もブログの方にいただいたネタを元にお話をさせていただくんですけども。

「お酒に飲まれてしまう」という、42歳の武闘派女子の悩みでございましたけども。

皆さんいかがでしょうか?

お酒との付き合い方。

これは、僕もお酒が嫌いではないので、昔からいろいろと自分の体を使って研究するということをやってきている訳でございますけども。

いろいろと、故に言えることもありますし、僕の周りにも身近な人で、お酒に飲まれちゃうタイプだった人が、断酒したっていう方も2名、3名ほどいまして。

もう彼らは4、5年飲んでない状態っていうことを、尊敬しかございませんっていうところで(笑)

僕も、家では基本的にお酒を飲まないんですけど、やはりちょっと食事に行ったりとかすると、飲みたくなっちゃうタイプでございます。

で、さすがにお酒でなんかやらかすみたいなことはもうないですけど、昔は本当に気分が悪くなったりとか、記憶が飛んだり。

記憶が飛ぶっていうのは今もたまにありますけどね。

翌朝2日酔いで苦労したりとかっていうことも、いろいろ経験をしてきております。

で、よく「お酒を飲むとその人の本性がわかる」みたいな言い方をされますけども、僕の見地で言うと、たしかにそうなんだけど、むしろ本性っていうよりは、「普段隠してるものが出る」っていうふうなイメージで捉えてみるといいのかなっていうふうに思います。

たとえば、普段すごくいい子をしていて、その裏っ側になんか別の自分を隠してると、普段は理性っていうよりも、もうちょっと強いものなんですけども、そうした人前での振る舞いと、お酒を飲んだ時の振る舞いっていうのにギャップが出てしまうってことですね。

で、いい人をしてるのも、本当のその人なんだけども、実はそれだけじゃなくて、けっこうたとえば泣き上戸だったりとか、すごく悪態をつく、文句を言うみたいなことっていうのも、その裏に隠れていて。

それが、そういったお酒を飲むと、理性が緩むというか、制御がきかなくなって出ちゃうっていうことになるわけですね。

だから、両方自分なんだけども、逆に言えば、お酒を飲むことによってそういった自分が出てくる、普段出せない自分が出てくるっていうふうにすると、普段なにを抑えてるか、なにを我慢してるかっていうことがわかるっていうことが逆に言えるわけですね。

で、今回の相談してくださったネタ元さんは、お酒を飲むと人にベタベタしてしまうというか、イチャイチャしてしまうみたいなところがあると。

で、結婚もしてるし、旦那もいるんだけどみたいなお話なんですけど。

多分、普段の中で、すごく孤独感っていうか、寂しさみたいのがあるんだろうなと思います。

普段どのように振る舞っていらっしゃるかっていうのは、ちょっと文章だけではわからないんですけども。

酔った時に、隣の人に男女構わずちょっとベタベタ、イチャイチャしてしまうっていうことは、本当はそういうふうにしたい欲求っていうのがあると。

で、寂しさも募っていると。

それを、普段は意識してか知らぬかっていうのは別として、我慢している状態。

抑圧してる状態。

それが、お酒を飲んだ時に、その抑圧が外れて、そういう態度に出てしまうっていうことなんですね。

ただ、ここで注意していただきたいのは、その我慢してる量が多ければ多いほど、出る時はより大袈裟に出ます。

だから、本当のその人が、あんなにもうベタベタ、イチャイチャしたい人なんだっていうふうに解釈するっていうよりも、「我慢しすぎているからオーバーに出ちゃってる」っていうふうに見てあげた方がいいかなっていうふうに思います。

この辺は、たとえば、普段ちょっとストレスを感じていて、我慢しながら仕事をしてる、そのストレスが溜まってると。

で、それがお酒によって緩むと、居酒屋で同僚と飲んでるときに、上司の悪口や、会社の悪口や、取引先の悪口がいっぱい出てきて止まらなくなっちゃうみたいなことで、普段からそういったストレスっていうのを持ってるわけですね。

で、それがお酒の力によって出ちゃってるっていうふうに思うわけですから。

ってことは、そういう方は、お酒を飲んでない時、お酒を楽しく飲むのであれば、「そういったストレスを解消していくっていうことを日常的にやりなさいよ」っていうことを、その現象は教えてくれてるわけですね。

また、お酒っていうのを飲むと、頭がボーっとしてきますよね。

フワーとしてくるというかね。

で、その酔っ払うのが好きっていう人もけっこういるんですけども、それはなんでかっていうと、やっぱりフワーとすることで、言ってみれば忘れたいことがある。

向き合うのが嫌なことがある。

たとえば、仕事のことに向き合うことが嫌になればなるほど、お酒に走ってしまうとか。

「夫婦関係のことををちゃんと見た方がいいな。でもそれは嫌だな、逃げたいな」と思った時に、お酒を飲んでそのことを忘れようとするっていうような作用もあって。

そこはメンタルが強いとか、弱いとかっていうのは一切関係なく、まぁまぁ向き合っていこうねと。

「自分の本質的なそういったテーマ、今の与えられてるテーマに取り組んでいこうね」っていうことを、その現象っていうのは、やっぱり教えてくれてるってことなんです。

つまり、お酒を飲んで出てくる自分っていうのは、普段隠していたりとか、要は向き合いたくない、出したくないっていう部分で、それがストレスになってる可能性があるから、そのケアっていうものを普段から意識してみてはどうでしょうか?っていうことになっていきます。

とくに、お酒について言えば、2種類の人がいると僕は思っていまして。

1つは、「お酒そのものが好きな人、お酒の味が好きな人」っていうパターンですね。

すいません、ちょっとクシャミしました(笑)

まぁこういうのもノーカットでお届けしちゃうんですけども。

なにしゃべってたっけ。

そうそう、「お酒そのものが好きな人」と、「酔っ払うことが好きな人」って、2種類いると思ってるんですね。

で、お酒を好きな人っていうのは、お酒の味を楽しむ、雰囲気を楽しみたいので、酔っ払うことっていうのをあんまり目的としてないんです。

お酒を楽しむってことは、酔っ払っちゃったら訳わかんなくなっちゃいますから、自分の酔っ払い具合と調整しながら、お酒をチョイスしていって、そして「このワインがおいしいね」とか、「この焼酎やっぱりいいよね」とか、「カクテルおいしいよね」みたいな感じで、味を味わっていきます。

で、こういうタイプの人は、お酒の味が好きなので、たとえばお酒の銘柄であったりとか、種類であったりとかっていうのをけっこう覚えていく。

覚えたいと思うし、覚えていきたいと思います。

「この店で飲んだこのカクテルが美味しかったから、名前を覚えていて、また来た時にオーダーしよう」って思いますよねと。

「この日本酒すごく自分に合うなぁ。じゃあこれを覚えとこう」みたいなふうに、お酒の味が好きな人っていうのは、そうやってその銘柄だったりとか、その名前っていうものにすごく興味を持って覚えていくんですけど。

酔っ払うのが好きな人っていうのは、酔っ払うことが目的なので、なんでもいいんですよ。

だから、度数の強いお酒だったりとか、とにかく酔えばいいっていう意思になるので、お酒の銘柄だったりとかにあまり興味がないわけですね。

だから、この辺でどっちタイプかな?っていうのが、ある程度わかってくると思います。

もちろん、その辺がたとえば20代とかだと、「なかなか味がわからない」みたいなこともありますけど。

30代40代になってくると、お酒の味もだんだんわかってくる、知ってくるので、どっちかのタイプっていうのが明確になっていくのかなっていうふうに思います。

もし「酔っ払うのが目的だな」っていう人は、今日前半にお話したようなストレスであったり、忘れたいことであったり、ちょっとなんか自分が向き合うことに抵抗があることっていうのが多分あるんですね。

だから、本当のことを言うと、そっちを向き合った方がいいなっていうふうに思います。

だから、お酒で失敗するっていうのは、実はさっきも言いましたように、後者の酔っ払うことが目的でお酒を飲んでるって方の方が、多分圧倒的に多いと思います。

で、もちろんそれが悪いっていうわけじゃもちろんないんですけども。

でも、そうやってやっぱり嫌な思いをしたりとか、それによって深酒して翌朝辛い気持ちになるのであれば、やっぱり普段からストレスケアとか、自分の心と向き合う時間っていうのをちゃんと持った方がいいですし。

お酒をどうしたら楽しめるのか、味わえるのかみたいなことを意識してみるといいのかなっていうふうに思います。

ちなみに、そういう方におすすめしてるのは、「高い酒を飲む」ということですね(笑)

いろんな意味で、酔っ払えなくなったりとかしますからね。

5000円のカクテルとかをオーダーしてみてはいかがでしょうか。

ということで、今日はそんなお酒との付き合い方について、お話させていただきました。

最後まで聞いていただき、ありがとうございました。

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