10月、聞いてたアルバム

1~9月は数字を漢数字で書いた方が映えるのに10/11/12月はそうでもない気がする謎。
以下よく聞いてたアルバムとYouTubeから一曲ずつ。

1.Daichi Yamamoto『Elephant In My Room』(2020)

 1993年生まれのラッパーで日本・ジャマイカのハーフ。ストレートなラップスタイルと今風のUSっぽいポップセンスのバランスが好き。今やあらゆる方向に枝分かれした日本語ラップの最新形の一つなんじゃないかなと。

2.(sic)boy, KM『(sic)'s sense』(2020)

 こちらもある意味、日本語ラップの最新形"V系ラッパー"。細分化がある程度進み切った先はジャンルレスな音楽なのだろうか。23歳の私が懐かしく感じるメロ感。「年の近い近所のかっこいい兄ちゃんがそれっぽい事言ってる」って感じが初期のワンオクみたいでかっこよい。

3.Logic『No Pressure』(2020)

 ナード系USラッパーLogicの引退作。本も執筆したしゲーム実況の会社にも入ったし、出したアルバムは名盤揃いでこれ以上積み上げなくてもいいでしょって事なのか。『DadBod』はトラック込みで彼のベストナンバーだと思う。

4.赤い公園『THE PARK』(2020)

 ワイスピ7"スカイミッション"はポール・ウォーカーの事故死により特別な作品となった。製作を兼ねていたヴィン・ディーゼルによると、予定ではスカイミッションはシリーズ最後の三部作の一つ目として製作されるはずだったのだが彼の遺作となった為に当初の構想を練り直したそうだ。遺作というものはすべからく特別な意味を持ってしまう。ただの作品以上の何某かになってしまう。
 前ボーカル佐藤千明は無世出のシンガーだったが、石田理子に変わったことでより癖のないポップさに仕上がっていると思う。新体制移行後初のシングル曲『消えない』を聞いた時の感動は一生忘れられないかもしれない。『消えない-EP』も間違いないのでお薦めです。

5.ポルカドットスティングレイ『新世紀』(2020)

 「無責任なポップ感」というかなんというか。ゲスの極み乙女。と同じ匂いがするんだよな。聴き心地の良さって大事。

6.OGRE YOU ASSHOLE『アルファベータ vs. ラムダ』(2007)

 国産ガレージロックリバイバルの決定版だと思う。一曲目の「コインランドリー」鬼リピしてた。

HIPHOPばかり聞いていた反動でまたバンドの波が来てる。11月は久しぶりにバンド界隈をディグしてみようかな。
気になってた人に彼氏が居る事知った時の切ない感じ、慣れませんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?