【シャドバ】初めてランクマッチを走ってみて【思い出話】
はじめに
はじめまして、Nemoというものです。
2024年夏にShadowverse:WorldsBeyondがリリース予定ということで今のShadowverseがもう少しで実質サービス終了となるので折角なら思い出として何か残そうと思い、自分がランクマッチで称号を獲得した時のことを書いてみました。今回が初めての投稿で拙い部分があると思いますが、自分がどのようにランクマッチを走ってどんなことを感じたのか語っていこうと思います。よろしければ最後までお付き合いください。
自分が走った時の環境
ラダーについて語る前に自分が称号を獲得した時の環境について軽くふり返ってみたいと思います。自分がランクマッチを走ったのは第29弾「ミスタルシアの英雄」(以下HOR)がリリースされた月のアンリミでした。HORがリリースされる前の新カード発表でネメシスのゴールド「ゲートリベレーター・ラズリ」が公開されると、長年アンリミAFを愛用してきた人達はアンリミAFがTierGodに返り咲くことを喜ぶと同時に機構の解放の禁止を悟りました。
実際にリリースが開始されると案の定アンリミAFが暴れまくってランクマッチはネメシスで溢れかえっていました。AF側のリーサルが基本的に4or5ターン目となっており、それよりも後ろのレンジで戦うデッキは環境からいなくなり、AFと戦えるようにオベロンホズミEや骸Nc(3T骸特化型)や復讐ハンドレスVなどの早期決着型のデッキが流行っていました。それでもAFと比べると圧倒的に安定感が足りず完全にAF1強状態でした。そして2023年7月11日、ついに機構の解放が禁止となりました。解放が禁止されるとAFが消えて上記のデッキ群が残り、葬送Ncや回復BなどのAFに抑えられていたデッキが再び増えていわゆる雑多環境になりました。
以上が自分が走っていた時の大まかな環境変遷でした。
ランクマッチを走ろうと思った経緯
前述したように、自分が称号を獲得した84th SeasonはHORがリリースされた月でした。自分はリリース初日はローテでゴーストNcを使ってのんびりグラマス目指して遊んでいました。ゴーストNcでMPを盛りながら他に面白そうなデッキがないか探していたところ、なにやらアンリミAFがヤバすぎて機構の解放禁止確定と話題になっていました。禁止になりそうなほどヤバいと聞いて気になったのでアンリミからグラマスになろうと思ってアンリミAFを使ってみると
こんな感じで4ターンで試合が終わることが多く、解放禁止と騒がれるのも納得のヤバさでした。あまりにも強すぎてあっという間にMPが盛れてしまい、今までで1番速くグラマスになれました。
グラマスになって満足して就寝し、次の日に起きてランキングを確認すると1位以外があまりMPを盛っていなかったので1日頑張ってみたところ2位まで順位を上げることが出来ました。今まで自分がこんなに高い順位にいた事がなかったので嬉しい気持ちになると同時にふと「このまま頑張れば称号を狙えるのでは?」と思って折角なのでランクマッチを走ることにしました。
生活リズム
いざランクマッチを走ろうと決めたものの、思い付きで始めたうえに初めての挑戦(今思えばあまりにも無謀)だったのでどうやって走ればいいか分からず、過去に覇者や順位称号を獲得した人が書いたラダー生活についての記事を参考にしました(社会人30万MP覇者の人の記事も見てみたかったけど消えてしまったので叶わず)。各々走り方の違いはあれど共通しているのは、生活リズム(特に睡眠時間)を一定にすることがランクマッチを走る上で大切だということでした。そこで自分は起きる時間を朝7時に固定し、夜は遅くても1~2時には寝るようにして5~6時間は睡眠をとるように心がけました。簡単にですが自分のラダー生活の時間割を示しておきます。
7:00 起床
7:00~8:00 朝食などの身支度
8:00~17:00 ランクマッチ
17:00~18:00 風呂・夕食
18:00~翌1:00 ランクマッチ
1:00 就寝
日によって多少異なりますが、だいたいこんな感じで生活してました。
こうして生活リズムを整えてあとはひたすらランクマッチをやるだけだと思ったわけですが、ラダー生活はそんなに甘くはありませんでした。
周りよりも低い自分の勝率
生活リズムを一定にしてランクマッチをひたすらやっていたのですが、他の上位勢と比べてMPが盛れていないと感じていました。そこで他の上位勢のおおよその勝率を計算してみると自分よりも高い勝率でMPを盛っていました。勝率が低い分同じMPを盛るには他の上位勢よりも時間をかける必要があり、そのために睡眠時間を削ってランクマッチをやっていたので次第に生活リズムがくずれていきました。しかもこの時の1位、4位、5位は過去にアンリミAFで称号を獲得した経験がある人達で、3位の人もアンリミAFで最速グラマスを達成した経験があるので余計に焦りました。生活リズムが乱れてMPも中々盛れない間に3位に落ちてしまいましたが、それでも何とか称号圏内は維持し続けているという状態でした。ランキングを走る上で生活リズムも重要ですが、勝率も同じく重要だというのは参考にした記事にも書いてありました。しかし、こんなにも強く実感することになるとは走った当時は思ってもみなかったです。
構築の完成と練度の上昇
思うようにMPが盛れず勝率が出ない期間が続いて構築を色々変えながらランクマッチをやっていると、自分の中で「これだ!」と思う構築が完成しました。また、ずっとアンリミAFを使い続けてきて練度が高くなったおかげで解放を使うタイミングや対面ごとの試合運びなどが感覚で分かるようになっていました。この頃から勝率が安定して75%以上出せるようになり、生活リズムも戻って、さあここからというところでその日はやって来ました。
突然の終戦
時間の問題だったとはいえいざ禁止となると、使っていた身としては悲しい気持ちになりましたし、正直に言うとこのカード以上のカードは今後WorldsBeyondでも出ないと思います。そのくらい凄いカードでした。
この公式からのアナウンスを受けて、メンテナンス後のデッキを探す必要があり、自分は試合時間の短さと上振れた時の強さから復讐ハンドレスVを選択することにしました。
しかし、いざ使ってみるとAFとの落差が酷くて耐えられませんでした。それも当然といえば当然で、練度が高いAFから練度がない復讐ハンドレスに変わって勝率が10%以上も低くなってしまいました。勝率75%以上を経験してからの勝率65%はかなりしんどいものでした。しかも練度のない自分の復讐ハンドレスは偏差が大きく、何時間もやって増やしたMPが数十分で溶けることがざらで完全に心が折れました。それでも10万MPまでは盛りたいと思ってなんとか盛りきりました。
10万MP到達時に1位とは約4万MP差、2位とは約1万MP差あり、差を詰めようと自分が動けば当然上の2人も動くので、7月半ばで事実上の終戦。その後は4位のMPを確認しつつローテに逃げました。
走ってみた感想
ランクマッチを走ってみて感じたのは、想像以上にキツいということです。いくら時間があっても勝率が出ないとランクマッチを走るのはオススメ出来ません。自分の場合は、勝率が他の上位勢より低い分長い時間ランクマッチをやる必要があり、それが睡眠を削ることに繋がって生活リズムの乱れとなり、生活リズムが乱れているとメンタルが不安定になって勝率に影響が出るという負のスパイラルに陥っていました。この期間が1番辛かったです。逆に高い勝率を出せるようになってからは楽しくラダー出来ていました。
また、初めてランクマッチを走って10万MPで称号を獲得出来たのは運が良かったと思います。自分が走った月は、序盤に走っていた人が少なかったこと、4位以下が早々に走るのをやめたこと、解放が禁止になったあとの環境で追いかけて来る人がいなかったことなど色々な要素が重なり、結果として10万MPで3位になれました。月によっては10万MPでは称号に届かないこともあるので本当に運が良かったです。(過去には20万MP以上で称号に届かなかった人もいたとか..)
最後に
いかがでしたでしょうか。自分がランクマッチを走ってみて感じたことをつらつらと書いてきましたが、少しでも面白いと思っていただけたなら嬉しいです。
はじめてのラダーは辛い時間が多く心も折れてしまいましたが、称号が届いた時はその辛さを上回るくらい嬉しかったですし貴重な経験になったと思います。
WorldsBeyondでもランクマッチ称号があるのか分かりませんが、もし称号があって時間に余裕があればWorldsBeyondでも称号を狙ってみたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
※おまけとしてラダー記録を載せておきます
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