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大企業で10年働いた僕が、スタートアップに転職して、働くことへの不安を解消するまで

 こんにちは!atama plusの根本です。僕は2021年5月に入社しました。
 前職は大手メーカーで10年間、経理をやっていました。グループ会社を含めて7万人以上、経理だけで100人の社員がいる、いわゆる大企業です。

 そんな僕が創業4年のatama plusに転職した時の不安と、それがどのように解消されたかを書きたいと思います!

主に30歳前後で大手出身・転職経験が無いけど興味はある。そんな方に向けています。

 僕は転職する時、前職の人や家族からこんなことを言われました。

  ・メーカーからいきなり教育業界に行って活躍できるの??
  ・人数少ない会社に行くと、人と合わなかった時大変だよ??
  ・安定したキャリアを捨てちゃって良いの??
  ・今より絶対忙しくなるよね?家庭と両立できるの??
  ・そもそも生活していけるの??

 この指摘は正しいし、僕自身も不安でした。特に家族が心配するのは当然だと思います。僕くらいの世代だと、同じような不安から転職に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?

 しかし実際に働いてみて、当初の不安はほぼ解消できています。今回noteを書こうと思ったのは、色々な不安でスタートアップ転職を諦める人がいるとしたら、すごくもったいないなと考えたからです(もちろん失うものもあるので、スタートアップ=正しいということでは全くありません)。

atama plusは、大企業出身&転職経験が無い人こそ、働きやすい環境だと思っています。この記事によって、不安な方の気持ちが少しでも前向きになれば嬉しいです。

会社紹介はこちらでも確認できます!↓

自己紹介と僕が転職した理由

まず最初に、僕の簡単な自己紹介から。

 ・1988年生まれ。家族は妻と娘1人
 ・新卒で大手メーカーに入社。そこから10年間経理部に所属。
 ・2021年5月にatama plus入社。経理チームに所属(現在3名。専任は自分が初めて)

 前職では工場で新規事業の立ち上げや、経理業務のDX化等、スケールが大きくやりがいのある仕事をたくさんやらせてもらいました。

 一方10年働く中で、現状への問題意識や、新たにやりたいことが芽生えてきました。大企業にいる人にとってはあるあるかなと思います。

 ①組織が大きいので、自分の仕事が役に立っているか、見失う時がある。
 ②ヒエラルキー組織なので、どうしても意思決定に時間がかかってしまう
 ③大企業には、完成された経理プロセスとそれを回す潤沢な社員がいる。成長途中の会社で、そもそものプロセスを1から作るような経験がしたい!


 そんな中、atama plusはたまたま新聞でその存在を知りました。

元々教育には興味があったのに加えて、
 ・自分のやりたい事(上記③)ができる人材をatama plusが求めていたこと
 ・atama plusの掲げるカルチャーが自分の価値観とマッチしていたこと

もあり、「絶対に入りたい」と思って面接を受けました(カルチャーについては後述します)

 結果的に採用してもらいましたが、前述の不安は残りました。実際入ってみないとわからないことも多いですしね。

自分がatama plusを受けるきっかけになった記事がこちら↓

atama plusへの不安と、実際どうだったか

 ここからは、僕が入社前にatama plus(スタートアップ)に対して感じていた不安と、それがどう解消されたかを書いていきます!

そもそもどんな会社なの?潰れたりしないよね?

 これは転職活動を始めて、スタートアップを調べている時に感じていたことです。

 スタートアップって、上場企業と比べると会社の情報が取りづらくないでしょうか?非上場なので財務情報も非公開だし、ネットでの口コミも少ない。やっているビジネスはわかるけど社内の雰囲気がつかめないなーと思い、漠然と転職候補から外した会社もありました。

 一方で、atama plusは、会社のHPにかなり多くの情報を公開しています。Mission・Valueはもちろん、カルチャーコード(会社として大事にしている価値観をまとめたもの)や、全社員のプロフィール・インタビュー等、財務情報以外はほぼ全てオープンです。僕はHPに載っているコンテンツを応募前に熟読した結果、だいぶ会社の雰囲気をつかむことができました。

採用HPはこちら↓

特に僕が共感したのは、カルチャーコードに書かれている以下の二文です。

 ・勉強が「やらされるもの」ではなく「自分からやりたいもの」になる。

 ・私たちは、「全員がCulture codeを体現している状態」であり続けるために力をつくします。なぜなら、その状態であれば細かい(そしてつまらない!)ルールが不要になるからです。

 1点目は親として、2点目は経理というルールを作る側の人間として、自分の価値観と完全に合致して志望度が一気に高まりました。会社のカルチャーをここまで公開しているのは珍しいと思うので、ぜひチェックしてみてください!

カルチャーコードのPDF版(入社後は冊子が全員に配布されます)↓

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ちなみに「潰れないよね?」という不安はまだ完全には解消できていません。ですが、直近で約50億円の資金調達を行っており、リスクはかなり少ないと思います(創業4年の調達金額としてはかなり大きいです)。

新聞や雑誌でも取り上げていただいたので、リンクを載せておきます!

夜型で激務なのでは??

ここからは、入社後に働いて感じたことを書いていきます。

 スタートアップの社員は、夜型で早くても10時始業、そして夜中までというのが僕のイメージでした。僕は夜遅くまで働くのが得意じゃないので、前職では8時始業(正式な始業は9時)~基本18時には帰る生活をしていました。スタートアップの文化的に、夜型に転身かなーと思いながら入社した記憶があります。

 ただatama plusはフルフレックス制なので、そもそも一斉に始業・終業という概念がありません。自分のペースで自律的に働くことができます。実際僕は今でも、前職の8時~18時のペースを維持しています。

 一方で、午前中に子供の用事を済ませて出社したり、気分が乗らないときは15時で退社したり。娘が1歳になったので、家族写真を撮るために中抜けしたこともありました。もちろんチームに迷惑を掛けないことが前提ですが、かなり融通がきく環境ではあります。

Slackで今日の予定やその日の気分をシェアしています(あくまで任意)↓

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また激務ということも無いです。個人的に感じるのは、

・育児をしながら働く社員が多いので、時間内に仕事を終わらせようとする意識が高い
・組織がフラットかつ情報がオープンなので、議論や意思決定のスピードが早い
という点です。

 成長中のスタートアップなので、楽ということは決してありません。ただ自分の生活に合わせて柔軟に働くことはできますし、本質的な仕事に注力できる環境です!

男性も育休をとるなど育児に積極的な人が多いです!↓

馴染めるだろうか・・・

会社のHPや面接で雰囲気はつかめたものの、実際入社して馴染めるかは別問題です。

 ・創業時のメンバーが仲良くて入っていけない
 ・入社と同時に、「とりあえずこれやっといて」で放置
 ・社員が少ないから自分1人で全て解決しなきゃいけない、といったことにならないかなーと心配でした。HPには良いことしか書かないですしね

 しかし、atama plusでは、中途社員をサポートする施策が整っており、社員全員でWelcome!する風土が根付いていました。

 様々な取り組みをしていますが、僕が特に印象的だったのは「スタートーク」という施策です。

atama plusでは、入社3ヶ月以内の新入社員のことを「スター」と呼びます。そのスターが既存社員と30分お話して、仲良くなるきっかけを作ろうというものです(計算したら3ヶ月で80名以上の人とお話していました)。

最初の2~3ヶ月は、こんなペースで既存社員とコミュニケーションします!

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面談のような堅苦しさは無く、まさに雑談(趣味や出身等、話す内容は自由!)です。当初思っていたより、新入社員に対するケアが手厚いことに驚きました。

 他にも色々な取り組みがあるので、興味がある方は採用HPをチェックしてみてください!なお現在はコロナ禍なので出社は任意、施策はオンラインを交えつつ行っています。

 スターの名前と写真を張り出して、みんなでWelcome!します↓

スター

 あとオフィスの内装も、atama plusに馴染めた要因の1つでした。公園のような内装で、中央には人工芝が引いてあります。

その上には、人をダメにするソファと言われるYogiboがちらほら。その上でまじめに働いている人もいれば、なんと昼寝している人もいました。

みんなが席に座ってモニターと向き合っていたら、結構緊張したかもしれません。いい意味で堅苦しさが無くて、過ごしやすい環境だと思います!

オフィスは公園のような内装で、人工芝を敷いたスペースがあります↓

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デスクワークに疲れてきたら、Yogiboに座りながら仕事をしています↓

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スタートアップのノリについていけるだろうか・・・

ここではatama plusのメンバーについて触れます。

 スタートアップというと、とにかくスピード重視、20代が中心でノリと勢いで仕事を進めていくように思っていました。若干漠然としていますが、そのノリについていけるかは心配でした。

 ただメンバーのプロフィールを見るとわかる通り、atama plusは大企業から出身者が多く、平均年齢も30歳ちょっとです。僕と似たような境遇の人が多いのと、「イケイケドンドン!」というより落ち着いて議論して決める傾向が前職と似ていたので、仕事の進め方が合わずに苦労することはありませんでした。

大企業の仕事の進め方と、スタートアップのスピード感がうまくバランスされている気がします。

 前述の働き方やスタートーク等の施策を見ると、「ワイワイ仲良く」という印象を受けるかもしれませんが、一緒に仕事をすると優秀でプロフェショナルな方ばかりです。

現在、僕は経理関連のルールを整備しているのですが、1つ1つの背景・目的を徹底的に突き詰めています。フランクなコミュニケーションを土台として、本気でatama plusを良くしていきたいメンバーが揃っていて毎日刺激を受けています。

公式HPで全社員のプロフィールを公開しています↓

社員の平均年齢は30歳ちょっと。大企業出身者も多いです↓

平均年齢32.8歳

まとめ・これから楽しみなこと

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
 まとめとして、自分が楽しみにしていることを紹介させてください。

 僕が書いたatama plusの良さについて、「会社ができたばかりで人数が少ないから出来てるんでしょ?」と感じる方もいると思います。たしかに一理あります。ただ、自分達の努力次第で維持・向上させることも十分可能です。

 今後、組織が複雑化し人数も増える中で、フラットな関係や自律性を前提とした社内ルールをどう作っていくか。経理の立場で1から作っていけるのはとても楽しみです。
 それにあたっては大きな組織の良い面・悪い面を知っている大企業出身者の経験が存分に生かせると思います。

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