もっと食うための現代大食技術論番外編第0回
折角noteで更新するのだからたまには麻雀以外の話もやります。
子供の頃に好きなことが出来ないと、大人になって抑圧から解放されるとのめり込みすぎてしまうという話を聞きます。私の場合は抑圧されていたというわけでもないのですが、未だに趣味として続いているものは、いずれも子供時代に興味を持ちながら、環境的要因から始めるまでに数年の年月を要したものばかりです。
それらの中に麻雀も大食いも含まれているわけですが、興味を持ってから実際に始めるまでに、麻雀は5年、大食いは10年。私にとって大食いは麻雀以上に止め難いもの。麻雀は脳内でイメージするだけでも何とかなりますが、食物を脳内でイメージしてもお腹は満たされませんからね(笑)
そんな私が初めて、お店で大食いチャレンジらしきものをしたのはいつのことか。私自身、大学1年の時にCoCo壱でライス1300gカレーを食べたのが最初だと思っていましたが、記憶を辿っていくともっと昔の話を思い出したので、ここに「本当の第1回」を記すことにしましょう。
時は1998年夏。中高時代寮生活だった私は家にいるとゲームばかりやって勉強に手がつかないので、夏休みは小学生時代にお世話になっていた学習塾に自習しに行ってました。
昼食を済ませようと塾の近くを散策していると、去年まではなかったうどん屋を発見。店名は確か「うどん天国」。お店に入って券売機を見ると、たらいうどん(1玉)100円、そしてその隣に、たらいうどん(5玉)500円の文字。当時とはいえすこぶる安い。特別大食いをするつもりは無かったのですが、わざわざ「5玉500円」の食券があったので思わず頼みたくなってしまったのです。
一際大きいたらいに盛られた5玉の釜揚げうどん。今でも「食べ放題」は大して魅力を感じないのに、デカ盛りに惹かれるのはこうした原体験があったからかもしれません。当時の私はラーメンに餃子とライスをつけ、替玉を1玉頼んだらかなり満腹という程度の胃袋。一般的な男子中学生と比べてそこまで大食いというわけでもありませんでした。しかも何の具も入ってない釜揚げうどんなので味はひたすら単調。5玉は相当ハードルが高く、何とか完食するものの塾に戻ってロビーのソファーでしばらく横になっていました。うどん天国で地獄を見るという、これが言いたかっただけな思い出話でした(笑)
今となってはうどん5玉はおやつにもならない量になってしまいましたが、本気で食べたらどれくらいいけるのか…それは既に検証済みなので、月末に麻雀ウォッチにて、「もっと食うための現代大食技術論第67回」としてご報告いたします。
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