もっと食うための現代大食技術論番外編第10回「宝来&あぶらや」
国分寺の食事付きの学生寮に入寮することになった私でしたが、土日は食事が出ないので専ら外食。上京前は外食自体あまり経験が無かったこともあり、特にこだわりもなく近場の色々なお店に出入りしていました。
とはいえ、どうせ食べるならやはり盛りの良い店にしたいもの。上記サイトで紹介されている中華料理店「宝来」もその一つ。上京したばかりの2003年時点ではまだ「デカ盛り」という言葉が浸透しておらず、2006年にデカ盛りブログを始めてから、「大食い、デカ盛りブログで紹介されているお店を回る」ことが日課になっていたので、有名ブログで登場していない近所の店はかえって盲点になっていました。私にとっては「デカ盛りの店」というよりは、「結構盛りの良い店」という程度の認識でしたが、この機会に取り上げることに致します。現在では西国分寺に移転したそうです。
ラーメン丼に入っているカツ丼を見て当時の記憶が蘇りましたが、当時の私が「宝来」よりもお世話になったのが、その向かいにあったラーメン店「あぶらや」。「宝来」の店主の息子さんが営んでいたお店でしたが、その事実を知ったのは東京を去った後でした。
拾いものの画像ですが油そば+半チャーハンのセット。中華スープとマカロニサラダつき。油そばは東京は武蔵野地区を起源とする、言わば御当地麺料理。豚骨ラーメンの土地で育った当時の私にとって、「油そば」は完全に未知のメニュー。油で伸ばしたスープに麺を絡めて食べてみると、「油そば」というネーミングがしっくりくるギトギト具合。美味いのか不味いのかよく分からないまま食べ終えてしまいました。個人的東京三大名物の中でもつけ麺とラーメン二郎は最初食べた時から美味かったのですが、油そばは最初のうちは…否、今でも実は大して美味いと思ってないのですが、不思議なことにたまに食べたくなり、その度に店を訪れていました。
画像は「半」セットですが、半じゃないセットもありかなりのボリューム。チャーハン以外にスタミナ丼とのセットがあり、自分が主に食べていたのがこのスタミナ丼と油そばのセット。スタミナ丼と言えば「伝説のすた丼」が有名で、国分寺にも店舗があったのですが、ここのスタミナ丼はすた丼よりも具が豪華だったのでお気に入りでした…やっぱり本当はスタミナ丼目当てで、油そばはついでだった気がしなくもないですね笑
デカ盛りブログを始めるようになってからの話。久々に寮友と「あぶらや」に行くことになり、何気にメニューを見ていると単品のスタミナ丼に大盛りがあることに気付き、それならセットで両方大盛りも出来るのではと試しに頼んでみたら何事もなくオーダーが通りました。ラーメンと◯◯のセットの◯◯は大盛りにできないというありがちな固定観念。だったら最初から両方大盛りで頼むんだったなと思った矢先に登場したダブル大盛は友人がどん引きするほどの盛りっぷり。デカ盛り慣れした私は最初は余裕のつもりでしたが、元々盛りの良い店のダブル大盛りなのを失念して結構苦戦。その時は無事食べ切ったので苗場(第1回)のダブル大盛りの二の舞にはなりませんでした。
デカ盛りのお店は限りがあるので、「盛りの良いお店の大盛り複数食い」ネタもやってみたいと思うのですが、総重量を見誤ってしまうと痛い目に合うけど、控えめにしてしまうとネタとして弱い。飲食店はカロリー表記だけでなく重量表記もして欲しい…と思うのは私くらいでしょうね(笑)
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