キュウコン(アローラのすがた)のスーパーリーグ厳選基準

この記事はスーパーリーグ用のキュウコン(アローラのすがた)の厳選ラインを記したものです。

対ヤミラミ

前提条件

ヤミラミに引かれた際にシールド未使用でAキュウコンで追い掛けて、技1の甘えるのみで突破を試みるケース。

前提知識

ヤミラミとAキュウコン(甘える型)には互いに技1が相互ブレイクの関係にある。

★Aキュウコン(甘える型)…ヤミラミに対して甘えるの与ダメが19or20

★ヤミラミ…Aキュウコンに対してシャドークローの与ダメが4or5


以下、Aキュウコン視点で甘えるの与ダメとシャドークローの被ダメの相関を考える。

ヤミラミの個体値


2-15-15系統

[基本ヤミラミがCCTでゲージ技撃てる]

まずは環境に多いであろうアメXL個体の2-15-15系統のヤミラミ対するAキュウコンの情報を確認する。

基本的にAキュウコン側の甘えるの与ダメは19となる。与ダメ20にすべく無理に攻撃値を上げてしまうと、そもそも対面不利となり前提条件の部分を満たせなくなる

しかし、甘えるの与ダメ19且つシャドークローの被ダメ4に抑える個体が存在する(60通り)。

因みにSCP1位個体は該当しない

したがって、この時点ではSCP準拠にするのであれば2-15-15系統のヤミラミに対してシャドークローの被ダメを4にする方が好ましいと言える。

15-15-15系統

[ヤミラミがCCT無視しないとゲージ技撃てない可能性あり]

次に、ヤミラミの個体値が100%に近い15-15-15系統に対するAキュウコンの情報を確認する。

SCP準拠のAキュウコンでは基本関係が、甘えるの与ダメ19且つシャドークローの被ダメ5となる。

甘えるの与ダメ19且つシャドークローの被ダメ4となる個体は存在しない

この時点で、甘えるの与ダメ20且つシャドークローの被ダメ4に抑えるという美味しい個体は存在しないことになる。

ただし、ヤミラミ側の防御が落ちたことにより、甘えるのブレイクは2-15-15系統より起きやすい筈である。

Aキュウコンの甘えるの与ダメ20且つシャドークローの被ダメ5となる個体は沢山存在する。

しかし、恩返しのダメージが上がったり、HPが足りなくなっていたりと前提条件を満たす個体は少ない

したがって、甘えるの与ダメ20だけを狙うのはオススメしない(与ダメ20且つ2-15-15系統も突破出来る個体のが良い)。

ここで改めて確認しておきたいのが、ヤミラミの個体値2-15-15系統に勝てるAキュウコンは15-15-15系統には勝てなく、その逆もほぼ成り立つと言っても良い。

結論

環境に多いアメXL個体2-15-15系統のヤミラミのシャドークロー被ダメ4に抑える個体をオススメする。

SCP1位はそこに関してメリットがないので止めよう。

と言いたいのだが、その60通りも正直微妙である。

実はSCP準拠の厳選の中でどのようなヤミラミであっても理論上は前提条件を満たし対面維持できそうな個体が5通り存在する

(また、※2-15-15系統にも15-15-15系統にも各々の対面でブレイクが都合よく発生し両WINの個体も一部存在する)

それはブレイク関係を全て無視してHPに振ることだ。これのメリットはSCP準拠の中で厳選出来るのでランクも高順位であること。また、対面的なデメリットは現状見つかってはいない

しかし、5通りという難易度と2-15-15系統への後追いパターンでのシャドクロー1発の余裕が無いのが少し不安である。

という訳で実際に少し検証してきた。

検証

行った検証は3つ。

①デオキシス(カウンター2T技)から引き先15-15-15のヤミラミをAキュウコン2-7-14の個体で追ったケース

余計にシャドクロー1発受けているようにも思えるが、恩返し撃って落ちている。

②Aガラガラ(ほのおのうず3T技)から引き先15-15-15のヤミラミをAキュウコン2-7-14の個体で追ったケース

こちらも①と同様の結果に。やはり、結局CCTを無視しないと行けないので最後のシャドクローは間に合わず。

③ Aガラガラ(ほのおのうず3T技)から引き先2-15-15のヤミラミをAキュウコン2-7-14の個体で追ったケース

2-15-15系統の個体のヤミラミはCCTを狙えるため、最後しっかりシャドクローが撃てている。

シミュレーション上の結果と一致する。

つまり、先程の5通りは2-15-15系統の心配をしていた為(15-15-15系統は安定して勝つ)、問題はなさそうである。

抑えておきたいのが、自分が今回使用したAキュウコンは結局どちらのヤミラミにも勝てはしているものの、ヤミラミが6-15-15などの少し攻撃値が高い個体だと負けてしまう。

この個体はヤミラミ10-15-15辺りまでは勝てそうである。悪くて引き分け。そんな個体のヤミラミはメリットが薄いので考慮しなくて良い

そろそろ纏まりが付かなくなってきたので〆て行こうと思う。

再度結論

★HP129のAキュウコンは15-15-15系統、2-15-15系統のヤミラミ両対応なのでオススメ(5通り)。
※自分のAキュウコンみたいに各々のヤミラミに対してブレイク関係で都合の良い結果になる個体も存在するので注意して調べる[システム上基準を設けるのは難しい]。
※HP129の個体も結局都合の良い結果になる個体に内包する形となり、それの基準が明確化してるだけである。

★シミュレーション上のシャドークロー1発耐えるか耐えないかの余裕は考慮しなくても良さそう。
→昔は確かに撃てない盤面が存在したが、差し込み統一以降対面返された経験が無いので、交代へのターン消費だったり、TPEに依存してたりしたのかもしれない。

ありがとうございました。

普段YouTubeの方もやっていますので
宜しければチャンネル登録をして頂けると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?