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髭 presents アイタイシタイ w/ paionia @ 新代田FEVER(2022.11.30)感想 -② 髭

これ↓の続きです。

髭は毎回全然セトリが違うので、どんな曲をやるのか想像するのも楽しみのひとつです。今回は対バンがpaioniaだから何となく、たゆたう系とかとろとろになっちゃう系で行くのかなと思っていたのですが。

1曲目からMR. アメリカ→もっとすげーすげー→ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク→ロックンロールと五人の囚人
って飛ばしすぎじゃないですか??(好き!)

ちょっと前までpaioniaの音に浸りきって呆然としてたのに、これはもういきなり踊らされるしかありませんでした。
(ところで最近踊ったり跳びはねたりするときに前後左右の人にぶつかりやすいから気をつけないといけないんですけど、気をつけないといけない状況が嬉しいです。椅子やら枠やらなくなって、いっぱい人がいて嬉しい。)

で、怒涛の4曲が終わって須藤さんがpaionia大好き『人の瀬』大好きっていうお話をされてから「ウォーミングアップも終わったんで」ってさらっと始まったのが『あうん』

緩急よ!
「君に戸惑い、それでも理解する」という歌詞が好きすぎて泣きそうでした。

あとこの日特に嬉しかったのが『a fact of life』。

これまでナマで聴いたことがなくて、YouTubeでこの動画を見てライブめっちゃ楽しそうって思ってた曲。やっぱりめっちゃ楽しかったです。
「花や小鳥が歌い踊り出し 歌い踊り出す」のところで須藤さんが手を空に差し伸べて見上げながら歌っていて、ディズニーの白雪姫かと思いました。差し伸べた指先に鳥がとまって花と一緒に歌い踊り出すやつですあれは。

そして、paioniaからリクエストがあったという『闇をひとつまみ』。

これは私の髭ランキングでも超上位の曲で、心身が参ってるときにこの曲の優しさにどれだけ救われたか。この日また聴くことができて嬉しかったし、ライブ前にも高橋さんが何度もSNSでこの曲に言及されていて、見るたびに好きを共有できてることを感じて嬉しかったです。

あとアンコールがテキーラ!テキーラ! で、曲始まりにテキーラ持ってステージに駆けよる人が! と思ったらめちゃ笑顔な謙介さんで! 

この日は髭のサポートをしてらした謙介さんに会えるというのも大きな楽しみのひとつだったのですが、paioniaの溶けちゃいそうに気持ちいい音を作っている謙介さんを見ることができて、髭のときにもこんな形で来てくれて、嬉しいしかありませんでした。

最後のほうで、俺たちと俺が選ぶバンドは絶対最高なんだっていうことを須藤さんがおっしゃってて、まさにその通りでした。
今回paioniaに出会えてほんとうに良かったし、髭ちゃんのライブはいつ見ても幸せになれるし、髭ちゃんがpaioniaとアイタイした場に自分もいられて幸せでした。
そしてどっちもめちゃくちゃ良かっただけにあっという間に終わってしまった気がして、日がたつごとにライブ欲が大変なことになっています。早くまた行きたいです。

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