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Helsinki Lambda Club AITAI-shitai w/髭 @ HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3

待ちに待った髭ちゃんとヘルシンキの対バン。体調不良でライブをキャンセルしたり諸々でタイミング合わず、ものすごくひさしぶりのヘルシンキでした。

1曲目からまさかの収穫(りゃくだつ)のシーズン。かましすぎでしょ。
りゃくだつはヘルシンキの中でもいちばん好きな曲のひとつ。でも新体制になってからはナマで見られていなくて、旧体制のライブで聴いたときの衝撃がすごすぎたので、これまで今のバージョンは配信等で見ててもどうしても懐古してしまうところもありました。
でも今回現地で聴いて、もうほんとにかっこよかった、新しい最高なりゃくだつになっていました。アウトロやばかったです。

で、2曲目が午時葵。かましすぎでしょ。(2回目)
個人的な話になりますが最近大好きな人がいなくなってしまって喪失感から抜け出せなくて、でも午時葵を聴くといろんなことが肯定されるというか、今ここで会うことはできなくなったとしても大事な人が大事なことには変わりがないしとか改めて思ったりしました。
「そこに光があるならどんな姿も美しいよ」という言葉は私にとって、お守りのようなものです。
ここでもう涙腺が完全に崩壊してしまって、そのあとずっと泣きっぱなしでした。

新曲たちもとてもよかった。

Chandler Bingの稲葉さんのベース、音源でも好きだったけどライブだともっと気持ちよかったし、ハンドマイクな薫さんもよかった。
金曜日に金曜日の曲をやるの、すごくいいですよね。ヘルシンキの、ぢきぢきは春だけとか、そういう季節感や曜日感を大切にしてるとこも好きです。
バケーションに沿っても、どうしてあんなに気持ちいいんでしょうか。
でも歌詞がいつものことだけど気持ちいいではすまされなくて、それがいい。

引っ越しの前に薫さんからのお話。
過去に髭と須藤さん弾き語りでそれぞれカバーしていて、そのときに須藤さんから「ハンカチを持たないなら~」のところのコードをこっちにしたほうがいいよってアドバイスがあったので、それ以来いつもそっちで弾いているとのこと。そういうお話を聞けるのも嬉しいし、実際にコードを弾いてみてくれるのも嬉しい。

※髭ちゃん&須藤さんの引っ越しも素敵なので聴いてください。


ロックンロール・プランクスターは刺さりすぎて泣きすぎて、ライブで声を出せるようになってから初めてのヘルシンキだったので「風に吹かれるビニール!」のとこ叫ぶの楽しみにしてたのに、全然それどころじゃありませんでした。

でも最後のミツビシは楽しく歌えました。
2020年に初めてヘルシンキのライブ配信で見たとき、そのときは声出すどころか無観客だったけど、シンガロンできる曲ですって薫さんが言ってたので、それからずっと歌う日を楽しみにしてました。楽しくて嬉しかった。
今のヘルシンキは完全にいろんな人にそんな顔させてます。


ほんとうに最高のライブ、またヘルシンキに救われました。
ありがとうございました。


セットリスト



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