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【競技十半】公式ルール(簡略版)

★競技十半公式ルール★(簡略版)

①ゲームの流れ

・東南戦200点持ち200点返し(麻雀的には20000点を指す)。

・トビ(0点以下)終了、上限パンク(450点以上)終了あり。

・トビ賞、上限パンク賞それぞれ30点と箱下精算あり。

・ビンタウマ(原点浮き沈みによる順位点の移動)

A(1人浮きか上限パンク):100-▲10-▲30-▲60
B(2人浮き):60-20-▲20-▲60
C(3人浮きかトビ):60-20-0-▲80

・数牌の柄の区別はなく数字のみを扱う。
(例:三萬も三索も3、字牌は0.5、自風に当たる牌のみ10か0.5の都合のいい方にとれる。)

・基本的なゲーム構造はブラックジャックそのもの。ブラックジャックが21を超えず限りなく近づけるゲームであることに対し、トッパンは10.5を超えずに限りなく近づけるゲームである。

・基本勝負は親vs子。親が一牌ツモったら子に見えないよう裏に伏せ、子がそれぞれ麻雀回り(左回り)で順次一牌ツモり、親に対し0.5(半)点・1(等)点・2(倍)点の賭点を申告する。

・全員の申告が終わったら親はヒット(ツモ番・引かなくても良い)を行い、和了役を作って公開するか、10.5以下でステイを申告する。
・手番時の牌(第一牌以外)は表向きに晒す(最初の牌以外は開ける)。

・親が10.5を超えてしまった場合は子のターンなしに親の強制負け。

・親が和了役を作った場合は子のターンなしに親の強制勝ち。

・親がステイを申告した場合は南家より順次手番を行う。

・子はそれぞれ親に対しての勝負となり、和了役を作った者は勝ち確。

・ヒット時に10.5を超えてしまった場合は親の勝ち確。

・親、子ともに10.5以下の場合は勝負となり、勝利した方が点を獲得する。値が同数の場合は枚数に関係なく親の勝ちとなる。

②親について

・親は、ステイもしくは和了をするまで続けなければならない。

・一度以上ステイもしくは和了をした場合、以降は選択連荘となる。

・ステイもしくは和了をする度、延続点(積み場)が一翻ずつ増される。

・積み場がある状態でバーストをした場合は、親が下家に移動する。

・親が下家に移る際は、延続点を持ち越さない。

・引き分け引き直しが2つある。
(四家同数開示(ステイ)・子三家和(子が全員、和了役をもって親に勝利した場合))

③錯行為

・山の有効牌を見せ牌にした者または正規のツモ牌ではない牌をツモった者は5オールの罰符および、正規の該当者に5点(計20点)を払う。

・子が親に対し、負けが確定している状態(親の見えている牌+0.5以下)ではステイをすることができない。

・その他、親の手を覗き見たり、ゲームを続行不可能にした場合は錯和扱いとなり、終了後に成績から100点減点する。


④ドラ

・ドラ表示牌は34枚。柄にかかるのではなく数字にかかる
(数牌は一~九の順とし、九は一に戻る。三元牌は白發中全て、風牌は東南西北全てがドラとなる。)
(例:wにかかるドラ表示はqaz、4にかかるドラ表示は1234)

・ドラ牌は一牌につき一翻の懸賞役とする。

⑤和了役と懸賞役

・以下に掲載する。

☆競技十半初級ルール公式採用役☆
・純正(最短手数)に限り十半を超えてもいい手は◎と表記。
・和了の発声は「役名」「御無礼」「十半」「自摸」の何でも良い。
・役の重複を認める。ただし、「不計」と書かれているものとは重複しない。


◉一般和了役(和了を宣言することで勝利となる役)

※一翻役

・十半和(シーバンフー・トッパンフー・トッパン)
合計値が十半ちょうどになる手。
十半和の和了宣言に限り、王牌の最終幢の上段の牌から一牌をとり、ドラに加える。

・五張和(ウーチャンフー)
第一牌と合わせて五枚引いても十半以下になる手。

◎自摸和(ツモフー)
第一牌と第一ツモが同柄の牌でそのまま和了にした手。

◎同順和(トンシュンフー)
順子を含む手。


◉懸賞役(勝利した際につく役)

※一翻役(十半を超えた手にも必ず複合)

・基本点(ジーベンディエン・シェンリ(勝利))
勝利した際につく。2、3、4、5・・・と数えるときの1に該当する。

・延続点(ヤンシューディエン・ホンバ(本場))
荘家の連荘に伴って増える懸賞点、一本場につき一翻増し。

・圏風牌(チャンフォンパイ)
場風牌のこと、東場の東・南場の南


※三翻役(十半を超えた手には複合しない)

・紅五牌(ホンウーパイ・赤5)
各種類の五に赤牌がある。  

・和絶張(フーチュエチャン・ラス牌)
ドラ表示牌に三枚ある最後の四枚目の牌。

・純正対(チュンヂャントイ・トイツ)
対子を含む手。

・断半牌(タンハンパイ・ウーツー(無字)・字ナシ)
三枚以上の手で半牌(字牌)がない手。

・混一色(フンイーソー・ホンイツ)
三枚以上の手で一色の数牌と半牌のみで構成されている手。

・全帯幺(チャンタヤオ・チャンタ)
三枚以上の手で一・九・半牌のみで構成されている手。

・全三元(チェンサンユェン・三元全種)
三元牌を全種類使った手。

・三風牌(サンフォンパイ・風牌三種)
風牌を三種類使った手。

・全彩門(チェンサイメン・カラフル)
マンズ・ソウズ・ピンズを全て使った手。

・四数牌(スーシューパイ・数牌四枚)
数牌を四枚を使った手。

・清一色(チンイーソー・チンイツ)
三枚の手で一色の数牌のみで構成されている手。断半牌と複合。


◉高点和了役

※十翻役

・双紅和(シャンホンフー)
紅五牌を二枚使った手。不計紅五牌。

◎双和絶(シャンフーチュエ)
和絶張を二枚使った手。不計和絶張。

◎三色同(サンソートン)
全色に同じ数牌を使った手。不計全彩門。

◎双対子(シャントイツ)
対子を二組使った手。

・清四張(チンスーチャン)
同色数牌を四枚使った手。不計混一色・清一色・四数牌。

◉五張和の上位十翻和了役(全て、不計五張和)

・五門斉(ウーメンチー)
全色・風牌・三元牌を全て使った手。不計全彩門。

・十半龍(トッパンロン)
1・2・3・4・半牌の手。不計十半和。

・五数牌(ウーシューパイ)
数牌を五枚使った手。不計断半牌・四数牌。

・六張和(リューチャンフー)
第一牌と合わせて六枚引いても十半以下になる手。

※満貫役(不計一切他役。半20・等40・倍80)

◎同刻和(トンクゥフー)      
刻子を含む手。
同刻和は非純正十半以上でも和了可能、ただしその場合は十翻役。

・半一色(ハンイーソー)
五枚の手で半牌のみで構成された手。

◎麻将和(マーチャンフー)
順子と対子を一組ずつ含む手。

・十半清(トッパンチン)
混一色を含む十半龍。

・七張和(チーチャンフー)
第一牌と合わせて六枚引いても十半以下になる手。

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