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こだわりのレターセットのコレクションをただ自慢したい

私は、昔から文房具が好きで、本屋さん、雑貨屋さんなどの文房具コーナーをしょっちゅう見ている。ペンや消しゴムなど、王道の文房具を見るのももちろん楽しいが、ずっとはまっているのが、レターセットのコーナーを見ることである。レターセットと一口に言っても、創意工夫を凝らしたものはたくさんある。思わずうなってしまうほどお茶目でかわいいデザインのものとよく出会うことが結構あるのだ。今回は、そのように実はとっても奥が深いレターセットを、私の独断と偏見で、ご紹介していきたいと思う。

今回紹介するレターセットは全部で四種類だ。どれもやられた!と思ってしまうデザインのものばかり。手紙を出す人はほとんどいないけれど、それでもいい。デザインを愛でるだけでも十分満たされてしまう。今回はそんなコレクションを、購入した順で紹介する。

まずは、これ。「サンドイッチレター」。

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「きもちをサンド!」なんてうまいこと言っている。かわいい。この紙製パンシリーズは、他にも種類がある。どれも本当にかわいい。こう上手く心をくすぐってくる。しかも、デザインだけでなく、紙もいい。美濃和紙という伝統工芸品の認定を受けた紙を使っているらしい。優しい風合いで、和紙特有の、織り込まれた紙の一部?のようなものがきらきらしている。デザインも紙質もこだわりが詰まっている。しかも、手紙を折るときの「かわいいデザインが折れ曲がってしまう!」みたいな罪悪感がない。折ってなんぼのデザインだし、何なら最初から折られている。

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帯の裏面も凝っている。細部まで遊び心。

次はこれ。「musha musha」。

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もう名前からしてかわいい。「むしゃむしゃ」って。ヤギがこの手紙を食べていることを想像するような名前だ。皆知っているであろう(今どきでは知らない人もいたりするのだろうか)あの童謡が思い浮かぶ。しかし、それを前面に出すことはなく、基本的にシンプルなデザイン。それもまた粋だと感じる。便せんの隅っこにヤギの歯形と、上部真ん中にヤギの顔。「食べてやったぜ」と思っているようにも見える。

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ちなみに、封筒の方はとってもシンプルです。

次はこれ。「Owl animal parade」

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フクロウがデザインされたレターセットはあまり見たことがなかったので、珍しくて買ったものである。これは直球勝負でかわいい。店頭で見たら、他にもシロクマや、ハリネズミバージョンもあった。このゆるい手書き感がたまらない。怒っててもこのフクロウを見たら怒りが収まりそうだ。封筒の方にもちょこんとフクロウがいるのも、何とも愛らしい。こういうイラストって、マネできそうで、意外とマネして書くのは難しかったりする。あと、ずっとフクロウって言っていたけれど、実はミミズクらしいということを知った。そっちかー!

最後は、「活版印刷のレターセット」

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その名の通り、活版印刷で作られているらしい。活版印刷というのは、活版と呼ばれる金属のハンコのようなものを押し付けて印刷をする方法のことだ。押し付けて印刷するので、紙にかすかな凹凸ができる。また、色のカスレなどもあったりする。それが、かえって温かみを感じるのだ。青の封筒で、黄色のレモンがよく映える。レモンのデザインの上品さもいい。便箋は、ざらざらとした紙質だ。万年筆で書きたくなる。

いかがだっただろうか。どれも素敵で私はワクワクしてしまう。それぞれのレターセットの魅力が満載過ぎて筆が止まらなかった。この勢いで誰かに手紙を書こうか。書く相手がいないけれど。



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