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遺言を書き続けて生きていく#1

明日死ぬかもしれないと思って今日を生きるなんて僕にはできない。人生は短いと知っていても、日々の一瞬を全て最善を尽くし続けられるほど僕は強くない。あんまりそういうふうに生きたいとも思わない。自分が自然体でいられることを大切にしたい。だから明日死ぬと分かったとしても普段通りに生きていたい。

祈ることは自分の気持ちを吐露することだという解釈から、遺言を書くことも祈りなのではないかと思ったのでこれから遺言を書くことにする。今日の自分は今日死んでしまうとして、遺言を書く。1文字でも良いからなるべく長く続けられるように書いていこうと思う。そしてなるべく今日死んでしまうと思って書いていこうと思う。僕はこの遺言を書くことによって自分自身の本心を聞いてあげたい。そして叶えてあげたい。決して死にたいから書くのではない。生きたいから遺言を書くのだ。僕は生きている時間を面白く生きていたい。面白いというのは想定外が起きることで、想定外が起きた時には驚き感情が動くからだ。想定外を起こすには自分が予想が出来ないほど人生にあらゆる点を打つ行為を行い勝手にそれらが繋がってしまうということを繰り返すことで実現出来る。想定外の中には悲しいことや苦しいことや辛いことも含まれる。避けられるなら避けた方がいいこともあるかもしれない。でも、それに恐れ死を待つのは生きていると僕は思わない。退屈な人生を生きていくのはとても辛い。長すぎる。
気晴らしが必要だ。その気晴らしが偶然と偶然を重ね奇跡を生み出し必然となるだろう。願わくばこれから書いていく遺言が僕の人生を更に面白くしていってくれることを願う。
以下今日の遺言。

今日目の前で猫が車に跳ねられそうだった。
跳ねられなくて良かった。その猫が良い生をおくれることを願う。

ひき肉が半額だったから豆腐も買って豆腐ハンバーグにして食べた。豆腐の分量が多すぎてベチャベチャになったけど焼いたら美味しかった。今度作る時はもっと美味しく作って、彼女に食べさせてあげたい。

NVCの本が読みかけだった。何回も読んでるけど、身につけられていただろうか。ちゃんと学んでみたかった。

ピーナッツチョコ買ってあったことを忘れてた。もう夜だからやめておこうと思ったけど1つだけ食べることにした。おいしい。

友達が遊びに来る連絡をくれた。うれしい。
いつもありがとう。

彼女が今日も優しくしてくれた。ありがとう。明日も幸せでいて欲しい。どうか困難があったとしても乗り越えられますように。楽しく笑って過ごせますように。

MAHARO

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