テラスのすてきな家をケーキ屋さんにリメイクしてみた
リーメントから発売されたぷちサンプルシリーズ
"パティスリープチガトー(PATISSERIE Petit gateau)" を使い
シルバニア "テラスのすてきな家" をケーキ屋さんにリメイクしてみた。
制作期間は、2020年10月28日(水)~2020年11月20日(金)までの23日間。
ベースになるのがこの家。テラスを取り外し屋上に設置が可能だ。
正面に出入り口、入って左右に窓がある理想的な間取りとなっている。
箱買いしたパティスリープチガトー全8種類。パッケージを見ただけでわくわくしてくる。
目指すイメージ。
塗装は、屋根が紺色、壁は薄い水色、窓枠が白い建物にしたい。
初日の作業
本体に付着した指の皮脂を落とし塗料の定着をよくするために
ハウス全体を中性洗剤で丸洗いした。
じっくり1日乾燥。
深夜に開封の儀。
パティスリープチガトーの作りが絶妙に凄い!
いつもながら小さくても遊べるようにがっちり出来ている。
各種ケーキをショウケースに入れて飾っても十分に楽しめる見事な出来映えだ。素敵過ぎる。
塗装前の準備作業
塗装部分に紙ヤスリをあて塗料の定着率を高める。
建物全体にプライマーを薄く塗布。塗り忘れがないように注意する。
プライマーを1日かけてしっかり乾燥させている間、リーメントの付属物の切り抜き作業を実行した。
いつもながら、リーメントの設定が細かく感服する。
オーナーパティシエは天井啓輝氏。
5年前に麴町にオープンし行列の絶えないお店、となっている。
雑誌は読み応えがあり楽しい。
パティシエ免状や販促物のポスターなど細かい設定も良く出来ている。
しっかり生かしてあげたい。
塗装作業
ホワイトから塗装。
内装は後で調整するので、はみ出しを気にせずしっかり3回重ね塗り。
外壁をパステルブルーに。刷毛ムラが出ないように2度塗りしている。
軒裏もしっかりホワイトを2度塗り。白は下地が透けやすいからだ。
窓枠や壁が乾燥したので屋根を塗装。
テラス部分を加えるとこんな感じに。
なかなかイメージ通りになってきた。
だがここで気づいた。
考えている店内の広さが1軒では足りなかったのだ。
どの様に店内の配置換えを試みても、スペースが足りない。
販売スペース+厨房スペース=2軒分。
急遽、某フリマで格安出品を購入し手配した。
届いて即処理。
同じ作業を2回行う事が、かなり神経をすり減らすことがよく分かった。
無計画で思慮が浅い事を深く反省。
内装工作
店内壁面を計測しクラフト紙で型紙を作る。
型紙を当て具合を確認。
ここで型紙の採寸をキッチリ行わないと、撮影した時のリアル感が損なわれてしまうので注意したい。
100均で購入したビニールクロスを裏返し型紙も裏返してカットする。
落ち着いて手前の隅から貼っていく。
壁や窓枠の際がキチンと貼れればOK。
同じ要領で床も処理。
大理石模様の紙製クロスを使用した。
2軒目のテラスを天井にしてシルバニアの照明器具を取り付けてみた。
外から見ると。
中に見える灯りが素敵だ。
小物配置
まだまだ細かい作業が残っているが、小物を配置して様子を確認。
撮影をする度に小物がこぼれる。
外でも撮影するので紛失が怖い。
薄いプラ板をカットし"はがせる両面テープ取ってもきれい"で小物を貼ってみた。
ケーキは棚毎で移動が可能になり便利になった。
ケーキ屋さんの雰囲気満載だ。これだけでも嬉しい。
厨房の小物も固定。
これで紛失の確率が軽減できた。
シルバニアの5ドア冷蔵庫が凄い。うちの冷蔵庫より素晴らしいのだ。
エポックもリーメントに負けてない、素晴らしい!
付属の組立小物が楽しく作れた。
土台工作
2軒の建物本体を分割したまま移動させるのが面倒なので固定する板を作った。
1度に全部が移動でき便利になった。
植栽の工作
移動用の土台が出来たので植栽することにした。
ジオラマで樹木を作る時は針金をよじってスポンジグリーンを付ける。
だが、簡単に作る方法が閃いたのでやってみた。
100均の "FAKE GREEN MAT" と "串カツの棒"
マットから外して棒に移植するだけ。これだけでOK。
早速、森の中のケーキ屋さんをイメージして撮影。
まだボンドが乾燥していない。工事中。
窓から空と森が見えるのは心地良い。
従業員通用口はシンプルに。
時間のかかる外構工事を終わらせた。
樹木を接着したボンド、2日間乾燥。
樹木の接着補強用エポキシパテ、2日間乾燥。
地面をアクリル塗装。
スプレー糊+ジオラマ素材で仕上げ処理。
小物追加
店内、厨房とホールにアイテム追加。
メモを貼付したコルクボードを設置。
オーブン設置で焼き菓子完成。
パティシエ免状を額に入れ、ソファを配置。
販促物を貼り紙。
照明器具の工作
ケーキ屋さんは子供たちから見ると夢のお店屋さんだ。
やはり綺麗で華やかでないといけない。
そこで屋根に梁を渡し100均の豆電球を配置した。
2種類使用したので2段階で点灯可能だ。
なかなか良くなった。
ランタンの工作
最後の飾りつけは入口壁面に外灯をつける。
ランタン cobaanii Lantern2 1/12をチョイス。
嵌め込みなしの接着剤だけで四角錐作るの凄く難しい。
青銅色で塗装。
夜釣りの電子浮き用ライトを使用。
ランタンの蝋燭を灯す。
後はこのランタンを壁面に接着すれば完成だ。
開店の様子は別ブックにてお披露目することにした。
お楽しみに。
皆さんの身近にあるおもちゃにもう一度注目してください。 もっと楽しい事やおもしろい事ができるかも。 インスピレーションを大切に!