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マニャー

マニャーって知ってるにゃかい?

マニャーは、お行儀・お作法にゃ。
道徳やモラルとは違うんにゃ。

「マニャーの悪い人が多くて不満」
それは
「他人のお行儀ややり方が不満」
という事にゃ。

携帯電話やスマホが急速に普及していった頃、覚えてるかにゃ。

普及するに連れて携帯電話は賛否両論ににゃっていき、
混雑した電車の中で耳障り、目障りと言う人が出始めたにゃ。

にゃにしろ首都圏の電車にゃんて乗車率200%にゃんてあるからにゃ。
駅員にゃんにぎゅうぎゅうに押し込められるにゃんて。
テリトリーを持つ生物としてはありえにゃい、ヒステリックににゃるのも無理からぬ状況にゃ。
猫にゃら考えられにゃいにゃ。

そんにゃ頃、携帯電話の電磁波がペースメーカーを誤動作させるかもにゃからよくにゃいって話が出始めたにゃ。
電磁波は携帯電話だけではにゃくほとんどの機械が大にゃり小にゃり電磁波を出すにゃがたいていは大丈夫。にゃがペースメーカーの種類によってはぎっちりくっつけば携帯電話で誤作動を起こす事もあり得るにゃんと。
また携帯電話は電源が入っていても普段は電磁波を多くは出さにゃいが、電波の送受信時には電磁波を多く出すんにゃ。

つまり普段は大丈夫、にゃがテリトリーを持つ生物としてありえにゃいレベルのぎゅうぎゅうの電車内で、突然電話がかかって来て電磁波の量が増えた瞬間にペースメーカーの人がたまたまぎゅうぎゅうの隣にいたら、ペースメーカーの人は苦しみ倒れるかもしれにゃい。
にゃんと大変にゃ。どうすればいい?
音が鳴ればペースメーカーの人に危険を知らせる事ができるにゃ。にゃんとかその場から離れる事もできるかもしれにゃいにゃ。

にゃけど、その時にマニャーモードにゃったら?
誰が犯人かもわからにゃいにゃ。
にゃらばマニャーモードは人命という観点にゃらばいけにゃい物にゃ。
悪を隠すにゃ。

ぎゅうぎゅうの電車に乗るにゃらば、電源を切らにゃければにゃらにゃいにゃ。
どうしても電源を切る事ができにゃい場合には、マニャーモードではにゃく敢えて音を出すべきにゃ。

にゃがいつの間にか、マニャーさえ守ればオッケーという事ににゃっていったにゃ。
電磁波の問題を追及するにゃらば携帯電話に限らにゃいしにゃ。

そして「携帯電話はマニャーモードに」という言葉が電車内に貼られ、
人命の問題はうやむやのまま、
マニャーという言葉だけが残ったにゃ。

にゃが人命という大義名分で始まった単にゃるお行儀のマニャーという言葉は、あたかも人としてのモラルであるかのようにごちゃまぜににゃり、携帯電話と共にたちまち普及し市民権を獲得したにゃ。

マニャーという言葉はたがいに行儀を監視し合う道具とにゃり、モラルと道徳は意味不明ににゃった。


そんにゃマニャーという言葉を広めてきたのは誰かにゃ。

元国鉄のJRと元電電公社のドコモがマニャーモードを広め、
元大蔵省専売局で元日本専売公社のJTと元公共広告機構は喫煙マニャーを広め、
警察は運転マニャーを広め、
メディアはそれら全般を煽って広めてるにゃ。

みんにゃがマニャーで争えば責任転嫁できて得をする企業や国の機関がマニャーを広めてきてるにゃ。

責められるべきは横にいる単にゃる行儀の悪い人か。
それともぎゅうぎゅう電車や携帯電話で金儲けする企業、資本家、政治家か。

企業の社長、資本家、政治家はぎゅうぎゅう電車に乗るかにゃ?乗らにゃいにゃ。
横にいる単なる行儀の悪い人は、共にぎゅうぎゅうの電車で困ってる同じ立場の仲間にゃ。

同じ立場同士で争えば喜ぶのは誰か。
根本的にゃ問題がうやむやににゃって喜ぶのは誰か。

マニャーは行儀。モラルとは違うんにゃ。
誰が広め、何に利用されているかにゃ。

大義名分やイメージにごまかされてはいけにゃいにゃ。
大事にゃ事や本質が見えにゃくにゃってしまうにゃから。



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