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心電図検定ってなんだ?

ご覧いただきありがとうございます。
この記事ではざっくりと心電図検定について記していこうと思います。


心電図検定の基本となる全ての情報の基本は日本不整脈心電学会(JHRS)の心電図検定のHPより記載しています

心電図検定の概要

心電図検定は出題される心電図に対して病態などを判別してマークシート式で回答するものです。
4級から1級まであり、4級は初学者向けの基礎的な心電図、1級は循環器医向けの高度な心電図とレベルが分かれています。
合格すると各級ごとの合格証とバッジが頂けます。
また、1級の合格者内での高得点者には心電図検定マイスター認定され、認定楯とバッジが授与されるようです。
以下の写真は心電図検定2級合格時に頂いたバッジです。

心電図検定2級バッジ


受検するためには?

受検するうえで必要な資格などはありません。
これは心電図検定受験規約の第2条に記してあります。

対象者としては医療系従事者のほか、心電図に興味のある方であればどなたでもウェルカムというスタンスのようです。

心電図検定の受検のために準備することと言えば、一番大切なのが受検申し込みです。
なんだそりゃだと思う方もいらっしゃると思います。
ただ、心電図検定の申込期間は大体14日前後で意外と短いです。
そして高確率で会場が埋まるので申し込み期間初日の時間きっかりに申し込むことを強くお勧めします。
開催地は福岡、大阪、名古屋、東京となります。
各会場ごとで席が埋まり次第、受付終了となります。

自分の体験談ですがで2019年度実施の心電図検定の申し込みを少し遅れてしたのですが、満席につき申し込みが出来ませんでした。
席の争奪戦はそこそこ激しく、コロナで席を減らして開催していたときもあっという間に満席になるということもありました。

例年通りの申込期間は10月上旬くらいになります

検定料ですが4、3級が6000円で2級が8000円、1級が10000円となっています。

当日の様子は?

今のところですが、毎年1月の土日の2日間にかけて各試験ごとで午前か午後に分かれて実施されます。
東京の会場でしか受検したことが無いので限定的ですが、国際展示場駅または東京ビッグサイト駅近くのTOC有明か東京ビッグサイト内のレセプションホールで行われます。
受付なども含めて検定の所要時間は大体2時間半程度です。
会場内の雰囲気はピリピリしてる訳ではないですが、ほどよい緊張感が漂っていました。
電車の遅延は許容されますが出来るだけ現地に少なくとも受付開始時間の1時間前には到着して、試験に向けて最後の詰め込みをするのがお勧めです。

合格するには?

合格基準点は私が調べる限りそこまで明らかになってないようです。
出願者での各級ごとの合格率は以下の通りとなっています。

心電図検定2023年1月実施分の合格率

合格した級に関しては大体7割くらいが出来ていれば合格な体感があります。
ただ、ギリギリの点数を狙うと絶対落ちます。(実体験)
現在、3級と2級に合格したのでそちらについてはまた詳しく記事にしますのでご覧いただければ嬉しいです。

最後に

本当に簡単なざっくりとした概要なのでご覧いただいた方の中で補足をしていただけるととても助かります。
また、お答えできる範囲でですが「ここはどんな感じ?」などもあればコメントをしていただければ返答いたします。

最後までご覧いただきありがとうございます。

CEねこやなぎ

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