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昨年の心電図2級の出題された問題の目安

ご覧いただきありがとうございます。
昨年の心電図検定2級の出題問題のメモが出てきたので共有したいと思います。

投稿するか迷っていました。
また、投稿のタイミングが遅いとは思いますが、他の方の復元問題などレベルの高い記事が多かったので遠慮していたのですが、せっかく出てきたので公開します。

注意ですが私個人で記憶していたものです。
この問題が確実に出たという保証は出来ません
私の記憶力の問題なのでそこだけはご了承ください。

以下がメモの原文です。

・AVRTとAVNRTの違いを判別する設問
・左脚、右脚ブロックについて同じ設問に選択肢として存在する
・左房、右房負荷についても同様
・左右軸についても同様
・WPW症候群はABCではなく副伝導路の個所を心臓上で示すことを求められる
・二枝ブロックは前枝後枝それぞれと三枝ブロックが同一の選択肢に存在した
・ブルガダ心電図の高位肋間計測の位置の設問
・CovedとSaddlebackの違いを問う設問
・16歳広範囲ST上昇
・incomplete RBBBの判別

簡単にですが説明していきます。
間違えていたらすみません。

まずはAVRTとAVNRTですが、PSVTっぽい心電図に対しての解答選択肢内に入っていたといった感じだと思います。
逆行性P波を見つけるのがポイントですね。
当時の設問では、分かりにくいP波ではなかったと思います。

左脚・右脚ブロック、左房・右房負荷、左軸・右軸偏位に関してはそれぞれが解答選択肢内にあったという点ですが各特徴的な心電図が判読出来ているかがポイントだと思います。
ただ、分かっていれば明らかに違うことがハッキリと分かるので選択肢としては外せますね。

WPW症候群についてはタイプごとでABCそれぞれV1の形が変わりますが、タイプで答えるのではなくて副伝導路がどこにあるのかというところが問われました。
このときの問われ方としては細かくどの壁であるかを聞かれるのではなかったと思います。左側、右側、中隔くらいだったと記憶しています。
私の場合はまとめて覚えていたので恐らく取れていましたが、病態の理解が必要だと感じました。

二枝ブロックは左脚前枝、左脚後枝でそれぞれ判読する必要があるのと同時にPR延長を伴っているところを見逃さずに三枝ブロックと判読できるかを問われる設問だったと思います。

ブルガダ症候群の高位肋間での計測位置に関しては実際に自分で電極の貼り付けをしたことがあるところで有利でした。
第三肋間か第二肋間ですが、無難に第三肋間で回答した気がします。(それ以外は確か違う肋間だった気がします)
問われること自体が意外だったので実際の検査についても多少の知識が必要だと感じた設問でした。

同時にCoved型とSaddleBack型の判読についてはほぼ一発問題だと思います。ブルガダタイプ3までは問われませんでした。

16歳(性別は覚えていませんでした・・・)の広範囲ST上昇についてはaVRのSTとPRの低下があったかどうかを覚えていませんが心膜炎で回答したと思います。

IncompleteRBBBについては幅をしっかり見ることが大事なのかなとその時は思いましたが、形だけで覚えているのは良くないと感じました。

ひとまず以上になります。
他にもメモ書きはあったのですが、当日の様子と次の受検に向けてのメモでした。

少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

CEねこやなぎ

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