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心電図検定の持ち物(ディバイダーのススメ)

ご覧いただきありがとうございます。
心電図検定まで残り2週間となったので今のうちに準備した方が良い物を紹介します。


まずは手元にあるものから

受検票がすでに手元に届いていると思います。
当たり前ですが間違いなく当日は会場に持っていきます。
写真の貼り忘れにご注意ください。

次が時計です。
東京の有明会場のことですが、時計がものすごく見にくいあるいは見えません。
(いまは変わってるかもしれませんが)
他の会場に関しては分かりませんがどこもある程度のキャパシティのある会場なので時計が見やすい位置にあるとは限りません。
そう言った意味で時計はあったほうが安心です。

アップルウォッチなどのスマートウォッチは使用できないので普通の時計を持っていくことをお勧めします。

時計の話をもう少しします。
心電図検定は時間との勝負という面を持っています。
90分で50問の心電図を判読します。
この時間配分が絶妙です。
一発問題以外の時間の掛け方によってはマークミスがないかの確認の時間を含んでピッタリ終わるくらいです。

自分がどれくらい判読に時間がかかるかという時間配分の戦略を立てるためにも時間は正確に把握できていたほうが好ましいです。
(この時間の話はまた記事にするかもしれません)
時間についての記事を公開しました。2023/12/08追記


次に筆記用具です。
私はいつも無難にトンボの鉛筆とモノの消しゴムを持っていきます。
一時期、マークシートの試験のたびになぜか鉛筆を持ってこずに毎回のようにコンビニで買っていて大量に余っているのでそれを使っています。


ディバイダーのススメ

ディバイダーですが、私自身は臨床中に使うことはあまりなかったのですが心電図検定の受検に対しては必須です。

使用する場面が多いのかどうかということについてはディバイダーを完全に使いこなしているわけではないのではっきりとは言えませんが少なくとも前回の2級合格時の受検時には使用していました。

ディバイダーの入手方法ですが色々あるみたいです。
私はなぜかモノタロウで買いました。
日本不整脈心電学会でも販売しています。

(オリジナルケースがいい感じですね)

Amazonにもあります。
私が持っているのと同じ型のようです。

注意としては定規も持ち込み可能ですが目盛り以外が書かれたものは持ち込みできません。
そして恐らくですが上記のようなディバイダーのカバー部分も持ち込めません。
私は前回時には念のため外した状態で机の上においておきました。

私の持っているディバイダー(青いのがカバー)

ディバイダーを持ち込む利点を上げていきます。

まずは、心電図検定で出題される問題の心電図についてです。
見やすい状態の心電図が出題されるわけではありません。
どういった意味かというと解像度が低い図であることが多くはありませんが多少あります。
そう言った部分の細かい波形の判読のときには間違いなくディバイダーが役に立ちます。

徐脈の判別に使えます。
例としては房室ブロックです。
高度房室ブロックではP波とQRSの間隔がズレますが、P波を見つけてそれが一定間隔であることを確認するために使用できます。

これらの点で言えることが「はっきりとさせる」というところです。
マス目で数えるのはミスもありえますし時間もかかります。
自信があまりないリズムの判読やP波とQRSの関係を「はっきりさせる」ためにディバイダーを使用します。

せっかく持ち込みができるので使わない手はありません。
ディバイダーを使用することで一発問題に出来る可能性もあるのでぜひ持ち込んでください。


ディバイダーの入手に関しては早いほうが良いです。
実際に使ってみて慣れる時間も必要です。
そう言った意味でこの記事を検定2週間前に公開します。
まだの方は手に入れてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

CEねこやなぎ

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