見出し画像

心電図検定3級合格のためにしていたこと(使用していた教材編)

ご覧いただきありがとうございます。
心電図検定の申し込みが開始されたので私が3級の合格時にしていた勉強などについて記事にしていこうと思います。

前置きとして合格したときの日付が結構前です
大きくは変わらないと思いますがそこだけご注意ください。

元々の心電図の知識

私自身の心電図関係の元々の知識について書いていきます。
予めこの程度から勉強し始めれば取得できるという目安にしてくださると嬉しいです。

臨床工学技士の養成校4年制を卒業しました。
大学病院に就職後に一通りの研修を終えたところの辺りでの受検だったと思います。
研修内容として心電図関連では心臓カテーテル室での研修を終えていました。
ペースメーカー研修については受けていませんでしたが多少の知見はありました。
以上2つに関してですが得意というわけではありませんでした。

このあたりの研修から言えることとしては「心カテ室にくる患者さんの心電図は把握できる」という点でしょうか。
ACSなどの心電図などは把握できており、梗塞部位と心電図の関係なども分かってはいました。

逆に言うとそれ以外の慢性疾患やペースメーカ導入などの心電図に関しては臨床では触れてなかったので自信があまりありませんでしたが、養成校時代に実習はしていたのでまだその辺りの知識は残っていました。


3級合格時に使用していた教材

まずは大定番ですが「心電図検定公式問題集&ガイド」です。

私もまずはこれから読み始めました。
3級から2級がカバー範囲内ですが、結構難しいです。
初めてやり始めた時にあまりの難しさに心を折られかけました。
ただし、この本だけでは恐らく合格はできなかったと思います。


次にですが、これは必携と言っても過言ではないと思います。
「ECGブック 心電図センスを身につける」

この本はかなり良書だと思います。
心電図の要素の成り立ちから各波形ごとの鑑別方法を得ることが出来ます。
特に軸変位の成り立ちについてや異常波形の鑑別の方法などが分かりやすいです。
章ごとにP波、PR時間・・・と分かれておりそれぞれの波形に関してどのように読むべきかのポイントを知ることが出来ます。

心電図の初学者向けにはもちろんもっと優しいものはありますが、この本に関しては網羅されていてこれ一冊で十分だと思います。
3級受検時もですが2級のときも読んでいました。
心電図検定に向けて最初のテキストとして一冊目としては私はこれ一択だと思います。


一旦これで教材は最後ですがこちらです。
「上級医がやっている 危ない心電図の見分け方」

心電図検定仮想問題のトレーニングとしてこの本を使って勉強していました。
心電図の形態として様々なものが載っているので判読の勉強にもなりますが、解説がかなり丁寧にされているので通して読むだけでもかなりの勉強になります。

出てくる疾患がACSなどが多いですが、一見ACSと見ても解析したらちょっと違うという例も出てくるので鑑別の練習にもなります。


続きの記事について

この後の記事でどのような勉強をしていたかを書いていきます。
まずはこの3冊が基本となって勉強していたことだけ記しておきます。
勉強編の記事はこの記事の数日後に投稿します。
そちらもよろしければご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

CEねこやなぎ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?