DeepLを使って医療英語のラジオを訳していた時に違和感を感じた話(英語論文編)

ご覧いただきありがとうございます。
この記事ではオープンアクセスの英語論文でDeepLとGoogle翻訳の違いを見てみようと思います。
前回の記事の続きとなります。

結果から書きますと英語論文に関しての翻訳精度はDeepLとGoogle翻訳共に同じくらいです。
重要な文の部分に関してはその元の文について違和感を感じればもう一方の翻訳ツールを使うのが良いかもしれません。

翻訳の具合について

DeepLでの翻訳


Googleでの翻訳

上の画像がDeepLでの翻訳で下の画像がGoogle翻訳です。
元の論文のアブストラクトは以下のURLです。

気になる点としてはアンダーライン部分の「Designed as a semi-systematic evaluation, this paper analyzes and compares 22 guidelines, highlighting overlaps but also omissions.」の「overlaps but also omissions」についてです。
DeepLでは「重複や脱落を明らかにする。」
Googleでは「重複部分だけでなく省略部分も強調しています。」
私の読解力の問題もありますがぱっと見ではGoogleの方が細かく翻訳されているように感じます。
ただしこれ以外の文についてはDeepL、Google翻訳での違いはあまり無いように感じます。
こういった点を持ってどちらか片方のみを使うよりかは両方を使ってみるのが良いのかなと思います。

終わりに

正直なところ翻訳を掛けた数が少ないのではっきりとは言えませんがどちらも有用だとは思います。
ただし、DeepLに関しては24時間の翻訳制限があるのでしっかりと使うなら多機能でもありますしDeepL Proを導入するのもアリだと思います。
私の場合はGoogle翻訳に関してはラフに使う感じで長い文やファイルごとであればDeepLを使うといった感じになりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

CEねこやなぎ

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