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#21 ラクして儲けるために必要なものとは?

本業にしろ副業にしろ、事業で成功している人には共通点があります。

と、いう話は往々にして「挨拶ができる」とか「人を大切にする」とか「幸運を掴むために準備してる」とかになりがちです。

もちろん間違ってはいないのですが、今回はある一面のお話をさせていただきたいと思います。


事業を成功させる上で必要なもの、そして行うべきアクションは何か?

25年の金融機関勤務から見えた、そして猫山課長が実践して成果が出た手法があります。


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日本は資本主義であり、自由競争の国です。

どの商品・サービスを購入するかは消費者の自由選択に委ねられることから、「神の見えざる手」によって理論上は販売者の利益ゼロの点に価格は近づいていきます。

例えば、原価50円のりんごが、A店では1個100円で売っており、B店では80円で売っている。当然B店が選ばれるのでA店は70円に値下げした。B店は対抗して60円まで値下げした、そしてA店は原価ギリギリの55円まで値下げし、B店はさらに値下げを…

という流れで、自由競争により価格は利益ゼロに近づいていくのです。

ですので、どんな商売をしたとしても必ず競合他社が存在し、価格競争に巻き込まれます。

「昨年の商品単価が今年も続くとは限らない。とんでもないプレイヤーが参戦して価格破壊し始めたらどうしよう…」

経営者は常に、まだ見ぬ脅威に怯え、暗がりを凝視しています。

終わりなき価格競争。それを避けるためにブランド確立を必死で行う企業も多いでしょう。

ブランド戦略は個人でも可能です。

個人事業レベルであれば全国的・世界的にブランドを浸透させる必要はありません。必要な利益によりますが、数百人に対し「あなたから買いたい」と思わせれば十分な利益は確保できるでしょうし、血みどろの価格競争から距離を空けることは可能です。

ブランド戦略はかなり有効ですが、確立するのはとても困難です。

簡単に確立できたように感じるブランドはブランドではなく、ただの一発屋であることが多いでしょう。ブランドを確立するのは、それがたとえ個人レベルであっても相当の労力が必要ですし、加えてブランドの維持に神経と費用を使うことになります。

そんなシンドイとこではなく、もっと簡単で楽に価格競争から自由になれる方法はないのか? 誰しもそう夢想します。

あります。

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■どんなメンバーシップか ド田舎の金融機関に勤める平凡なサラリーマンでありながら ・会社の経営者 ・…

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