技術者であり接客者

MAスタジオの現場に限った話ではないものですが、
MAミキサーを志す方々に言っておきたいことがある。

この仕事、コミュニケーション能力な無い者は淘汰される

仕事をする上で、ミキサーの上にはディレクター(音響監督)がいて、
下にはアシスタントがいる。
最初に自分が思うものを一案として提示するものの、それの良し悪しや改良の指示を出すのはディレクターであり、その指示を受けて二人三脚で作業する相方はアシスタントだ。
基本的にミキサーはディレクターの要望に応え、ディレクターが納得するものを作り上げる存在。
コミュニケーションを常にしていかないと、成り立たないのである。

ここ最近、新卒採用で面談をすることが増えたので気付いたのだが、
臨機応変に話が出来る子が少ない。
明らかに予想して模範解答を用意してました!って答え方をする。
そして、ちょっと想定外の質問が飛んでくると答えられないか、しどろもどろになる。
技術者である以上、知識を深め日々研鑽することは必要だが、コミュニケーション能力も鍛えておいて頂きたい。

あ、あと挨拶もまともにできなかったり、
ハイ・イイエ・すいません・有難うございました がスルっと出ないのは
NGです。

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