MAミキサーが声優にやって(やらないで)ほしいこと(8)

お久しぶりです。あらかた言っておきたいことは言っちゃった感があるので、ネタ枯渇してます。
なので、日々ネタを実作業から探しておる次第ですw
まあ、そんなわけで今回はコチラ

耳送りについて

スタジオや、人によって呼び方が様々なので、「耳送り」という言葉が正解かどうかは正直分かりませんw
外画吹替の原音や、ナレーション収録の際の音楽SE等の素材、最近はアニメやゲームでも、会話相手の声だったりを声優さんにお返しするので、大体ヘッドホンを付けて頂いてると思います。その送る音源などの事だと思ってください。

収録の種類によって、様々ですが何が言いたいかと申しますと、
ボリュームの上げすぎにご注意いただきたい。という事です。スタジオ側が用意してるヘッドホンでも、声優さんが自前で持ってくるイヤホン・ヘッドホンでも起こりうるんですが、あまり大きい音で聞かれると、音漏れをマイクが拾ってしまい、そこに被って喋られると編集する都合などから録り直しになってしまう可能性があります。
残念なことに、リップノイズなどよりも質が悪く、高確率で綺麗になりません。
なので、掛け合う上で支障がない程度の「ちょっと小さいかな~」ぐらいに収めておいていただけると大変助かります。

また、スタジオ側が音漏れ防止の対策として、耳送りにだけ、漏れやすい高い方の成分を意図的に減らした加工を施す場合があります。
結果、お送りする音の明瞭度が落ちてしまいますが、そこはご容赦頂けますと幸いです。

その他、ボリュームによるもの以外の音漏れ原因として、
持ち込んでいただくイヤホン・ヘッドホンで、片耳をだけを使い、もう片方をただ単純に外されてる場合、外した側から音漏れします。(確実に)
なので、もったいないですが物理的に使わない方の線を切ってしまう。または、パンニングできる機器があれば、外した側から音を出さないようにパンを振ることで対応できますので、自前の物を使われる場合は、両耳していただくか、上記のような方法で外した側から音が出さないようご協力ください。

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