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1200万円は「急死した息子の保険金」 旧統一教会の元信者が語る“献金システム”と“合同結婚式”の実態とは?

今月8日、応援演説中の安倍晋三元首相を銃撃した山上徹也容疑者(41)。

山上徹也容疑者(41)は、銃撃事件の容疑者です。"母は20~30年前に宗教団体に入り、多額のお金を振り込み、自己破産した。それ以来、母を恨んでいる。" (山上容疑者の供述)

長年、恨みを買っていた宗教団体は「旧統一教会」で、「世界平和統一家庭連合」と名前を変えていた。

父の自殺後、母が総額1億円の献金
父親の自殺後、母親は旧統一教会に入信した。

山上氏は5人家族の次男として生まれた。

叔父の話によると、父親が自殺した後、母親は1991年に旧統一教会に入信し、多額の献金をするようになったという。

叔父の話によると、父親が自殺した後、母親は1991年に旧統一教会に入信し、多額の献金をするようになったそうです。その後すぐにまた3000万円。そして、その3年後くらいに1000万円の現金献金をしたそうです。合計6,000万円である。その原資は、(山上の父親の)保険金だった。
会社の事務所用の土地を相続し、2000万円で処分した。自宅の処分は2,000万円。これで合計1億円になった。保険金と不動産で (山上の叔父)

安倍元首相がビデオメッセージで敬意を表した。
"安倍元首相がビデオメッセージを送っているのを見て、殺さなければと思った。"
山上氏は、安倍首相を狙った理由について、このように語っている。

昨年9月、旧統一教会の友好団体であるUPF(宇宙平和連合)が主催するイベントで、安倍首相はこんなビデオメッセージを送っている。
UPFの平和ビジョンにおいて、家族の価値を強調していることを高く評価します。
韓鶴子総裁をはじめ、皆さんに敬意を表します。

この団体...UPF(宇宙平和連合)は、旧統一教会の創始者である文鮮明と、その夫人である韓鶴子現教会長によって設立された団体である。

旧統一教会のトラブルに長年取り組んできた弁護士連絡会は、こう指摘する。

私たちは、安倍晋三先生をはじめとするすべての政治家が、旧統一教会に対して繰り返しエールを送るような行為をやめるよう強く求めます。新たな被害者が生まれかねないことに配慮するよう、政治家として繰り返し求めています」(霊感商法に反対する全国連絡会・山口博史弁護士)。

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