LCBガチタンの運用方法とその対策
前置き
ランクマッチが実装された2023年12月19日のレギュレーション ver.1.05から2週間が経過した。原型機がアップデートの2日後に完成してから様々なバージョンアップが施されたLCBガチタンの解説をしようと思う。先に完成までの足跡を残すが興味がない方は飛ばしてOK。
LCBガチタンの歴史
原型機
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12月20日の水ドロ時点では、ハンミサで軽量を追いつつ、肩のレザキャで近距離の迎撃を出来ればという発想で分裂ハンミサ、パルミサ、オセラスを積んでいたがLCBの評価がまだ出来ていなかったためLCSを積んでいた。
結果としては対重ショ◯、対ニドガン近接x2◯、対LRAネビュラガチタン✕、対WLRAガチタン✕で3-2だった。近距離コンボ系機体に強そうだったため、路線をそのままにランクを回して形を整えることにした。
LCBガチタンver.2
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この時点で分裂ミサが軽量、軽四辺りへの刺さりが良さそうだと判断したため、分裂ハンミサを1本固定して片方を4連ハンミサやパルミサで回していた。まだLCBへの信頼度がそこまで高くなかったためLCSとLCBを入れ替えて使用感の評価の段階だった。
LCBガチタン(東方不杯出場版)
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いわゆる闇ガチタンとか枕猫ガチタンとかアメリカンガチタンとか呼ばれてるやつ。スタンガン対策にアンテナ頭とガチガチの装甲、複数のミサを持った方が刺さりが良いということで4連ハンミサ、分裂ハンミサ、近距離最強のWLCBとオセラス、コラジェネ。
東方不杯ではオーロラ軽四、ミサイラー軽ニ、W大グレ重ショ中ニ、Wパルミサ軽四、盾重ショ中ニと当たって勝利した。
実は水ドロのとき以外は全てPS版でランクを回しており、対策の情報を一切渡さない状態で挑めていたというのが非常に大きかった。あと大会のコメントにも書いていたが、広くミサイルが消しにくいランクママップとこの機体の相性が非常に良く、旧カスタムマップだったら出場しないorこの機体を出さない予定だった。
LCBガチタン(現状機)
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エフェメラ腕で軽量化、128ジェネで同型対決の撃ち合いで火力負けしないようにしつつ容量確保。地上走行速度が263から292、AB速度が278から300に改善しておりLCBを1本パージすれば走行305とAB314に改善するため軽量も比較的追いやすい。
LCBガチタンの特徴
長所
LCBによる圧倒的な正面継続火力、瞬間的なスタッガー取り性能
ハンミサによるオールレンジの削りとスタッガーゲージ維持性能
装甲によるLCBの試行回数
操作の容易さと上記の強みが分かりやすい
短所
ガチタン脚とLCBの機体負荷のせいで小回りが効かない
盾によるIGや一定以上の機動力を確保した機体のQBで外れるLCB
ハンミサの命中率は敵の回避に依存しているという点
運用方法
基本運用はハンミサを回避させることで敵を手前に誘導して、LCBを当てるだけ。
相手にミサイルがないなら遠距離からハンミサで削って引く側に回るし、ミサイル多めならABで凸って回避してもいいが基本は上記の通り。どちらかというとマッチアップごとに動きを細かく変えるのが大事
マッチアップ
・対重ショ系機体
基本的に有利マッチアップ。正面から殴り合うなら重ショより射撃間隔と瞬間衝撃、機体の姿勢安定性能に優れるこちらが先にスタッガーを取れる。
盾を持っているタイプ相手は少しDPSを落としてでも射撃間隔をずらしてIGを取られないようにすること。そしてスタッガーゲージ消化のためのABをハンミサで咎めること。
ドローン搭載型相手は時間を稼がれるとその分不利なので、建物周りで壁に体を擦り付けて可能な限りドローンを壊しつつLCBを頑張って当てにいくこと。
レザ2やレザ盾を積んだタイプ相手の場合、相手に引きを咎める武装がないことから遠距離からハンミサでの削りを試みる。1発でもミサが当たった時点でガン引きしつつミサとLCBを撃てば自然とAP有利ができるはず。逆に真正面からだとスタッガーの前後で一瞬でAP10000吹き飛ばされることもザラなため、とにかく交戦距離を長めに保つこと。
・ミサイラー軽四
不利マッチアップではあるが、分裂ハンミサと4連ハンミサのケアが甘い相手ならミサイルを撃っているだけで雑に勝てる。ヨーヨー搭載型相手は当てに近づいてくるときと、離脱がLCBのカウンタータイミングでもあるため見逃さないこと。また相手がコラジェネ型の場合いずれ落下タイミングが発生するため、それまでAPを温存。
ネビュラ搭載型は落下タイミングをチャージで対空してキャンセルするため近づかないし降りてこない。マップの端に追い込みをするつもりで動くこと。
・ニドスラ近接
微有利~有利マッチアップ。ナハト脚型の軽量近接は近距離でもLCBをQBで回避してくる可能性があるため、可能な限りずらし撃ちの間隔を変えたり半チャによる警告音のずらしで当てたい。重量型の場合、LCB自体は当たるが装甲を盛ってるため致命傷になりにくい。スタッガーに蹴りを当てる等でリターンを最大化しつつ、蛇行でニドガンの回避に注力すべき。
あと対面してて面倒だったのは、芭蕉腕型ではなくVP-46D腕のニドガンをよく当ててくるタイプ
・ライフル軽ニ、ミサイラー軽ニ
かなりしんどい不利マップアップ。軽四と違って地上にいる分EN回復出来るためQBでLCBを回避される。またミサイルも通常機動で避けられるため、可能な限り蹴りやABで高度調整してLCBを当てに行きたい。機体速度に差がありすぎるともはや追うことすら出来ないので最悪LCBを1本パージして速度を確保すること。
・ネビュラガチタン
基本的には不利マッチアップ。AP有利を取って相手から攻める展開に出来れば、引き撃ちのLCBは刺さるため、開幕のネビュラマニュアル撃ちとオーロラの被弾に気をつけつつハンミサを投げること。また引ければネビュラも見て回避できる。逆に攻める展開になってしまうとネビュラを回避する手段がないためそのまま負けに繋がる。
・ランセツスープ重ニ
有利マッチアップ。ABを切らさなければ相手の武装はランセツしかないためハンミサとLCBを適切に当てれば勝てる。逆に言えばENを切らしたタイミングでスープが刺さるとあっという間にスタッガーに持っていかれるため注意。
・同型ミラー
LCBをより多く当ててスタッガーに火力を合わせられたほうが勝つ。蹴りでLCBキャンセルを狙っても良いが、届かないと手痛い反撃をもらうため確定でスタッガーが入るタイミングのみに絞った方が無難。あとフルチャLCBは障害物を使って冷却時間を稼いだりスタッガー→蹴り→PA等が出来なければ、DPSで不利を背負うためリスキー。
・LRB重ニ
不利マッチアップ。建物越しのチラ撃ちに対してこちらの構えが間に合わないため、置き半チャ撃ちか、ミサイルと一緒にABで凸って無理やりスタッガーを取りに行くかしないとみるみるAP差が広がる。一応相対した状態で、相手の左手LRBの発射にLCBを合わせればダメージレースで勝てる。
・ガチャガチャ重ニ
微不利マッチアップ。ミサイルを持っている分引く権利はあるが、背面が壁等で引っかかってしまうと一気に距離を開く術を失うためそのまま負ける。逆に言うとミサイルとLCBを垂れ流しながら引ければ勝ちという、こちらのマップ把握能力が求められる。
対LCBガチタン対策
結論から言うと、建物を使ってLCBとハンミサをシャットアウトすること。東方不杯出場版の欄でも述べたが、結局ランクマッチのマップと機体の相性が良いから出張っているが、ザイレムや壁、バートラム、グリッド012辺りの越えられない障害物が多いマップだと腐る。
結局のところガチタンのため、高めの建物越しに位置してしまえば通る武装が何もないため垂直プラミサ等があれば一方的に削れる。また、その状態で盾を持っているなら盾を構えつつチラ撃ちするだけでもガチタン側は嫌な思いをするだろう。
150ジェネ型や128ジェネ型もいるため一概に言えないが基本的にLCBを2門担いでる関係上、QBリロードが劣悪である。そしてLCBは200m以上離してしまえば機体の機動やQBで警告を見てから十分回避出来るため、極論一定の距離を離してハンミサとLCBを全て避けてしまえば肩のミサイル火力のみでも十分勝てる。逆に欲をかいてヨーヨー等でリターンを取りに行くとLCBによる手痛い反撃を貰う可能性がある。
またLCBは最速で撃ち続けると4発でオーバーヒートするため、数えつつ放熱のエフェクトを確認したら安全に攻めることも出来る。
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