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短編 新規事業あるある

私は、何故か四季報をペラペラ見たり各社の中期計画および決算説明資料を見るのが趣味になっている。大学生ぐらいからのこの趣味のおかげで色々な場面で助けられ、「うざいしったか野郎」のラベルも多々頂戴してきた。

とはいえ、色々な会社と話すと会社の中期計画や決算を見ていない人が本当に多く「とりあえず、新規事業頑張ります」という謎の一本槍で突撃される事の多い。

SDGsやサーキュラエコノミー、DX、リスキリングへの対応等のコトバだけでなくそうした一種のブーム(?)にどう会社が貢献していくのかというのを知るのにこうした資料は非常に役立つはずなのに人気がない。

こうした会社の上位層-株主との合意形成を末端の毛細血管まで行き渡らせるのはどこも課題なんだろうなといつも思う。

どこかのミドルが別のお約束である売上計画や利益計画の達成に全力を尽くしてしまい、夢や希望がない若手が増えているような気がする。

利益や売上は手段なのか、目的なのか

本当にあるこわい話

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