きっと、悪いことは自分に返ってくる。 いつか必ず返ってくる。 代償が大きすぎて、自分一人で償えなくなるまで放置せず、やめられるうちに。 自分がどうあるべきかなんて、自分自身しか決められない。人に極端に左右されず、正しい道を、人として、恥ずかしくない道を。 薄っぺらい言葉だけど、誰かに少しでも届くといいな。
毎朝、目が覚めなければいいのに。 寝ている間に息絶えたら。 と絶望と恐怖に揺れ動く両極端で目が覚め、 朝日に眉を顰める。 嗚呼また今日も、一日が始まる。 生活の中で、不満は無い。 だが、日々、何となく生き辛い。 少しだけ、ただ少しだけ息が吸えなくて。 痛みで、今を、この世界線に生きている事を実感する。 腕に鈍痛を感じながら、朱殷に塗れた剃刀を片手に 私は今日を、今日もまた生きる。
