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披露宴BGMに推しの楽曲詰め込んでみた


※披露宴BGMは終了後すぐにTwitterに備忘録として残していたのですが、その温度感を崩さないような形で文章を手直しした上で、noteに移管します。


結婚式の披露宴BGM。
楽曲選出にあたってのマイルールは
①推しを1アーティスト1楽曲以上入れること。
②私が開催したところは配信音源使用NGだったので、極力手持ちのCDを使うこと。(最終的には2枚追加で買っちゃいましたが)
③楽曲は一部だけ使うことが出来なかったので(曲の初めから流さないといけない)、イントロが短めor全くないorそれだけで印象に残るもの。
でした。

が、意外と縛りが多く非常に悩みました笑

あと開催は2021年上半期ということで、まだまだ大規模なイベントが自粛されておりました。そのため親族のみの挙式披露宴(計20人くらいの規模)で開催しておりますので、そこを前提にお読みください。今思えばノンアルしか飲めないなんとも平和な食事会でした。


○入場(ハレルヤ/サンドクロック)
披露宴スタートに流れる楽曲、一番大事だよな…!と推しの楽曲を色々と聴く中で、ハレルヤに行きつきました。
すでに解散しているアーティストの楽曲なので、人生の門出に流すものではないかもしれない、と思って少し悩みましたが、最終的にはこの楽曲が持っている明るさや前向きさが、披露宴のスタートに似合っているという自身の直感を信じ選出しました。
あと、この楽曲は絶対この場で流すべきだ、という確信的な理由もあったのですが、かなり個人的なことになるのでここでは触れません。

サンドクロックを追いかけていた日々は私にとって遅い青春と呼べるくらいの貴重な宝物でで。当日会場に二人の明るい声が響いた時、色々と込み上げるものがありました。
もし叶うのなら、お二人に披露宴で使ったんだよ!って直接お伝えしたいなと今でも思っています。


○乾杯(Boom!/マイア・ヒラサワ)
乾杯の挨拶は父にお願いしましたが、その後に趣味をゴリ押しした楽曲を流す勇気はなく、これだけ式場がおすすめしていた楽曲を使わせてもらいました。
JR九州のキャンペーンで使用されていた楽曲としても有名なので、電車オタクの親族が気付くかと思ったのですが、特に反応はありませんでした笑

○ケーキカット(Spring of life/Perfume )
Perfumeは夫の最推しなので絶対に使うぞ!と決めていたのですが、描いていた披露宴のイメージに合わないアーティストでもあったのでどの楽曲を使うのか、非常に苦戦しました。
そのため一番盛り上がるパートであるケーキカットで使うことを先に決めて、ベストアルバムをひたすら聴き倒して、曲調や3人の歌声が雰囲気に一番合いそうなのがSpring of lifeかなぁという結論に至りました。
みんな食事に熱中している中、この曲がかかった瞬間に何か始まるぞ!?という空気感を作ってくれたのでそこはよかったかな!しかし、推しの楽曲が流れている空間ででかいスプーンに乗ったケーキを私から口に突っ込まれた夫の気持ちはいかがなものだったのでしょうか。


○中座(ワンセット/wacci)
新郎新婦同じタイミングで中座したのですが、一回エンディング感のあるものを流したくて、これも色々と聴いた上でワンセットに落ち着きました。
キラメキも候補に上がったけど、少し悲しい雰囲気もまとった曲なので泣く泣く落としました...


○お色直し入場(パラボラヴァ/スキマスイッチ)
これは披露宴で使いたいスキマスイッチの楽曲top3に入るのではないでしょうか!
イントロが期待感を高めてくれるアレンジなので、その中で扉が開いて衣装チェンジした新婦が再入場してきたらおおー!!ってならない!?と思って選びました。
※新郎は衣装そのままでした
会場が小さかったので1番しか流せませんでしたが、父が楽曲をすごく気に入ってくれて嬉しかったです。


○新婦から両親への手紙(ありがとう(re:produced by 常田真太郎)/スキマスイッチ
両親にお礼を伝えるときに流す曲はもうこれしかないよね!?という感じでした。
リアレンジ版にしたのは、原曲のCD(卓弥さんソロ)を持っていなかったのと、せっかくならしんたくんも携わったバージョンがいいなと思ったからです。
しかし、手紙読んでる横であのサビが耳に入ってきたらもう泣くしかなかったので、これを選ぶのは良し悪しだなと思いました笑


○新郎新婦から両親への記念品贈呈(花束にして/wacci)
これももうwacci好きならこの曲しかないよね、という感じでした笑
その時渡したのもプリザーブドフラワーが入った額縁だったのでもうぴったり。


○退場(泣き笑いのエピソード/秦基博)
この披露宴はまだおちょやん(朝ドラ)が終わってそこまで日が経っていなかった時期にやったので、曲が流れてきたときに頭に浮かんだのは秦さんよりも千代ちゃんや一平くんの顔でした。そういう意味で、この楽曲は秦さんが作ったものから「朝ドラの主題歌」としてみんなのものになったんだなと思った瞬間でした。

そしてこの楽曲を退場で使うことは、全BGMの中で一番最初に決めていました。これからの二人の人生、夫と泣いたり笑ったり色んなことがあるだろうけど、その都度分け合いながら歩いていくんだ、という決意を込めました。
特に毎日おちょやんを見ていた母にそれが伝わればいいなと思っていたのですが、後日「最後にあの曲をもってきたのがあんたらしいわ」と言われたので、ちゃんと届いていたみたいです。

あとはエンディングムービーを作って未来花for anniversary(スキマスイッチ)か結(wacci)を流すという密かな願望があったのですが、親族のみの挙式披露宴にそこまでは…となって断念しました。
あと今やるなら恋だろ(wacci)使いたいかも。


挙式披露宴って、長い人生の中で最高に幸せな時間の一つなので、そんな中で大好きな楽曲を流せることの多幸感は何にも変えがたいものでした。
コロナ以降結婚式のあり方は大きく変わってきていると思いますがぜひ自分のこだわりを突き通して流してみて欲しいなと思います!


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