野暮用ついでに天王町の橘樹神社に寄り、近くのカフェでウィンナーコーヒーを頼む。ドアのガラス越しに鳥居と社殿が見える。ひとりまたひとり参拝する後ろ姿。老若の親子連れも。ベビーカーに杖。特別何の日でもないだろうに人々の日常に溶け込んでいる。社に春の夕陽があたり灯火のように眩しかった。

読んでくださってありがとうございます いただいたサポートはこれからの書き物のために大切に使わせていただきます☆