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鳥と庭とカナヘビと

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なんといってもキジバトが大好き。キジバトの声を聞きながら暮らしています。つぎはメジロ。そのつぎはスズメとエナガです。
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2023年11月の記事一覧

遅れてたねを蒔いたシュンギクの本葉が出てきた🌱。コマツナ、ほうれん草、シュンギク。三種とも間引き、甘く柔らかい摘みたてランチサラダ🌱。母のケア。ひとの言葉が助けになるとき、ぐらりと揺れるとき。モノサシはない。風にまかせてのびのび行こう。ケアの日々も畑のように育ってほしい🌱。

ゆるっとケア一週間

80代母と二人暮らし。自分の半端なモノサシを母にあてないようにしよう、あてたところでどうしようもないと気づいて一週間。ここまでくるのにざっと5年。気づくのが遅い。 庭の隅で畑の土を作りながらふと浮かんだ。ゆるっとケアで行こう。自分のモノサシを母にあてない。ゆるく暮らそう。それできっと母もわたしも楽になれる。ゆるやかに自由になれる。畑の柔らかい土をいじりながら感じた。 いままで母との際限のないやりとりのなかで眩暈を感じ、気が遠くなることがたびたびあった。ときには日に何度もあ

それとは気づかず母にモノサシをあてていた。モノサシを変えては失敗を繰り返した。モノサシなくていい。落ち残った木瓜の葉から花が咲き、メジロがやってくる。いつもはつがいなのに5羽もいる。他所でも夏に葉が落ちたのだろうか。早速花をつつきにやってくる鳥たち。母は顔ほころび喜んでいる。

母の急な入院があったときのこと。短期記憶が混乱し、急な環境変化に適応できず医療者泣かせ。まさかいきなり退院になるとは夢にもおもわず面会に出かけようとしたとき、庭に広げた簾でカナヘビが日向ぼっこしてました。うん、一応保護色。よく遊ぶね。あのときゆるっとした。あれからゆるっとケア。

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土におまかせ