PATMが治るまでの記録

はじめに

私はかつて、「PATM」という「自分が周囲にアレルギーを起こす現象」を起こす人でした。現在は寛解しましたのでその記録を残そうと思います。
※記事は全て無料です

以前からツイッターで寛解のメモを残していましたが、DMで複数の方から私と同じ対策で寛解したとの連絡を戴いたので、人によっては効果があると思いnoteにも書こうと思った次第です。

ただ全員のPATMが同じ原因や現象とは限らないので、絶対的なものではなく、あくまで寛解した数人のうちの一例として参考程度に聞いて頂けたらと思います。

結論だけ先に言いますと、
真菌を取り除くような行動で寛解した
・寛解の基準は、周りの咳を録音しカウントすること
皮膚ガス検査は避ける
・人によっては認知行動療法で治るかもしれない

それでは詳しく述べていきます。

PATMの原因を探る

PATMは「自分が原因で他人にアレルギー症状を起こす状態や現象」を指します。私がPATMの現象を起こす当人(いわゆるPATMer)になったキッカケは後ほど語るとして、まず「なぜこのようなアレルギー現象が起きているのか」の原因について考えます。
なお匂いがあると言うPATMerもいるみたいですが、匂いについてはPATMに定義されていませんし、別の現象として区別し、単にアレルギー現象のみを考える事にしました。

まずクシャミや咳などのアレルギー反応は一般的に、花粉、ダニ、真菌、その他タンパク質などが起こします。皮膚ガス説はあり得ないので除外します(理由は後述)。
PATMの現象はこれらの一般的なアレルギー症状と似てるので、いずれかが原因であると考えました。

まずはじめに花粉やダニについてですが、掃除や洗濯や入浴をいくら繰り返しても治らなかったので、これらが原因では無いと考えました。

次に自分の体質によるタンパク質が原因かもと考えました。例えば猫アレルギーの場合は、「Fel d 1」(フェルディーワン)というタンパク質の粒子が原因との説が有力ですが、これは猫の唾液に含まれるものです。
PATMになった人の場合、ある時期からPATMが起こるようになった方ばかりで、「生まれた直後からPATM」という人がいないことから、PATMは猫のアレルゲンのような、生まれつき特定のタンパク質を出す体質ではないと考えました。もちろん遺伝子の突然変異でタンパク質の変異が現れた可能性がゼロではありませんが、例外的なものなので除外します。

そして残る候補は真菌(カビ)です。
真菌アレルギーについては大量の論文がありますので、まず「真菌がアレルギーを起こすかどうか」は議論の余地はなく起こすものとして良いでしょう。
論文だけではなく体験談レベルでも、「エアコンのフィルターにカビが生えていて、その部屋にいると咳やクシャミが止まらない」等の話は枚挙に暇がありません。
実際に「トリコスポロン」という真菌や、「アスペルギルス属」の真菌が、咳などのアレルギー症状や肺炎に似た症状を起こす事で知られています。

そのアレルギーを起こす真菌がもしエアコンフィルターでなく、例えば服や身の回りのものや自分の体(口腔や副鼻腔)にカビが沢山付いていたら…?服からカビ胞子が飛ぶか、もしくは副鼻腔などから呼気で排出されていたら…?
当然、理論的には真菌アレルギーを周囲に起こす可能性は有り得ます。

当時の私は汗をかきやすい事もあってか、脂漏性皮膚炎、マラセチア、耳カンジダなど、数年の間に医療機関で色々なカビの診断をされていました。私は風邪や他の病気にあまり罹らないので免疫自体には問題はないのですが、カビがつきやすい体質?であったのかもしれません。
どの真菌がPATMの原因なのか調査するのは時間も手間も掛かりそうだったので、一旦「真菌をとにかく減らせそうな行動」で自己流に対策をすることにしました。

なお真菌が原因の後鼻漏が酷いなど思い当たるところがある方は(私も後鼻漏でした)、まず先に病院で副鼻腔や口腔などの真菌を保険診療で確認しに行くのはアリだと思います。

PATMの反応を計測する

私の場合、カフェや仕事場や散歩中に録音をし、はっきりと録音された咳だけカウントしていきました。

例えばカフェで10人~15人ほどいるスペースで、5分に1回以上の頻度の咳であれば多めの状態だと判断します。私はPATM期にはだいたい3分に一度以上で咳をされるレベルでした(最もひどい時期は1分に一度以上の咳で、自分の周囲の席はよく空いていたりすぐに席を立たれました)。
30分に1回程度であれば自然に起こる咳のレベルなので、私基準では寛解としています。

なお鼻すすりは録音で聞き取れない事も多い為、基本的にカウントしていませんでした。はじめから大きな咳のみに絞ると回数もわかりやすいです。鼻をこする、鼻をつまむ、マスクを上にずらすなどの行動は当然ながらカウントしません。

録音で聞くと反応が少ない場合

たとえばあなた自身はPATMだと思っているのに録音されないような場合、たまたま音が入らなかった可能性もありますが、もしかするとあなたのPATMは自臭症のような思い込みかもしれません。
その場合、真菌の対策ではなく「認知行動療法」のようなものが最適解の可能性があります。
私はその分野に全く詳しくありませんのでここでは端折りますが、専門の医療機関(保険診療)で相談されることをオススメします。
ネットで良く知らない人に相談したり良く分からない認知療法グループの仲間になったり、代替医療の高額な病院に行かないようにしてください。

真菌を減らす為の行動

計測方法を決めたら真菌を減らす為の行動に移ります。
以下、難易度別に自分がやったことを箇条書きにしていきます。

真菌を減らすための行動Lv1

  • まず部屋のものを片付け徹底的に掃除

  • 押し入れの上の段の奥まできちんと埃を取り除く。真菌の繁殖場所になりそうな所を綺麗にする

  • その際に雑巾や布タオルは使わない(使い捨てのシートのようなもので拭き汚れたら使い捨てる)

  • エアコンフィルターもブラシ等でキッチリと洗って天日干し

  • 排水溝は丁寧に洗う。また浴室などはカビキラーを使用して清潔にする

  • 洗濯機は洗濯槽カビキラーを定期的に使って清潔にする

  • 1年以上のシャツや肌着は新しく買い替える

  • 古着屋で買った古着は捨てる

  • 書類は出来るだけ捨て、電子保存にする

  • 段ボール類も捨てる。入れ物はプラ系などに替える

  • 枕を取り換える。できれば寝具一式同時に取り替える

  • 浴室乾燥機は使わない

  • 基本、天日干しにする

  • メッシュ素材のものは避ける(メッシュのクッションや座椅子など)

真菌を減らすための行動Lv2

  • 髪はなるべく速く乾かす。うるおいは暫く諦める

  • 手を拭くときは布タオルではなくペーパータオル使い捨て

  • 体を拭くときはバスタオルを使わずハンドタオル、足りなければ2枚使う

  • タオルは数か月に一度総替え

  • カーテンも出来れば一度替える

  • 衣類の生地は、化学繊維の方がPATMが付きにくい印象。ウールは避ける

  • 100均とかにあるコロコロ(吸着ローラー)で服やクッションなどから常に埃を取る。枕や寝具、カーペットやカーテン、あらゆるところにかける。個人的にはこれが凄く効果あると思っててしつこいぐらいやってもいい。むしろ腕とか脚にもコロコロのローラーを当ててもいいレベル

  • 掃除機やルンバはカビ胞子等を巻き散らすイメージがあったため、なるべく使わない。普段はクイックルワイパーのドライシートで床を掃除し、シート使い捨てにする

  • 「激落ちくん」みたいなメラミンスポンジで机やモノなどをゴシゴシする。部屋の壁なども傷つかない素材であればゴシゴシする

  • 寝具一式はニトリなどで安い奴で定期的に総替えする。マットレスがカビってる可能性もあるので高くないやつを買い替える

  • 洗濯機は5年以上使ってる場合は買い替える

  • タイミングが合う人は引っ越しをする。その際日当たり重視で考える

  • その他、古いものは極力捨てる。思い出の品もスマホ画像に保存した後に捨ててしまう。こんまり先生の断捨離術を参考に

真菌を減らすための行動Lv3(富豪編)

  • 引っ越すタイミングじゃなくても気分ですぐ引っ越す

  • 最新機器が不要でも最新機器に換えてしまう

  • 服は定期的に総替えする

  • カバンなども新作が出たらマリーアントワネットのごとく買い換える

以上です。
最後のはちょっとお金が掛かりますが、Lv2まではなるべくお金のかからない方法で試してみると良いと思います。
また先ほども少し書きましたが、保険診療で真菌の検査と治療をするのもいいと思います。口腔カンジダがある場合はその治療、後鼻漏がある場合は真菌が原因である事が多く、更に一部のIBSは後鼻漏による真菌の塊を飲み込む事からきている(と私は思ってる)ので、それらの治療もPATM寛解の役に立つと思います。

治るまでの期間は?

自分の場合ですが、(引っ越しなどを除いて)肌着類の総替えや寝具の総替え、部屋の掃除などを一週間ほどで終わらせ、さらに次の一週間ぐらい経過した合計2週間程度で寛解していったイメージです。

治らない場合はどこかに真菌の増えやすい場所が残ってる可能性もあると思います。例えば家具の裏とかカーテンレールの上にまだ埃が大量にあるとか、カビた古い書類がまだ残ってるなどなど。どうしても捨てられない古い書類は密閉できる箱に完全に封印し(自分の場合は貸し倉庫を借りて入れています)、生活空間から隔離する場所に置くと良いと思います。

本当に治る?

私の場合は治りましたしDMで治った報告を戴いたので、可能性はあると思いますが100%保証するものではありません。そもそも録音で咳の音が入らないケースだったり、全く違う原因だったら治らないので、まずは極力お金が掛からないやり方でやることをおススメします。
例えば肌着やタオルや寝具の買い替えは、PATM関係なくある程度の時期が来たら必要なことなので、少しサイクルが早くなってリフレッシュできたぐらいの気持ちでいると心理的な負担も少ないかと思います。

ネットの業者やデマに注意

健康に不安をかかえる人に対して様々なうさん臭い代替医療を勧める人がいますので、いくつか例を挙げておきます。無駄なお金を落とさず自分の大切なお金は守っていきましょう。

情報商材の人たち

「PATMが治った」と言いつつ、その情報を有料で販売する人たちが複数確認されています。数千円~数万円までありますが、治った話は聞きません
Twitter等で寛解したと言いつつ鍵垢にしたり情報をクローズドにする人は、基本的に怪しいと思って差し支えありません。
なお、もしこのnoteを無断転載して有料販売する人を見かけたら私にご報告ください。裁判経験がありますので、速攻で開示請求+民事訴訟、場合によっては刑事告訴をおこないます。

謎のマシン販売

「〇〇のマシンを使うと治った」と、5万~10万するような高額なマシンについて直接DMで言ってくる人がいますが、基本的に無視してよいです。

Twitterのステマ業者

つい最近も3月に新しくできた、Twitterの業者PATMアカウントらしきものを発見しています。日本では現在ステマが禁止されていないので、無料ツールとして業者が使うケースは多いです。いくつか見破るポイントがありますが、それを書いちゃうと対策されるので言えませんが、最近は巧妙になってるので気を付けてください。
また他の掲示板等でも、話を強引に腸内環境や皮膚ガスに誘導するアカウントがいますし、別のPATMグループでも話を強引にデトックスや毒素等に誘導するアカウントがいることが確認されています。

皮膚ガス説について

皮膚ガスとは皮膚から微量に出る揮発性物質を指すみたいですが、通常は医学や標準医療では使われない言葉です。
「PATM患者の皮膚ガスからトルエンが多く出た」と主張する研究者もいますが、まともに考えてトルエンがそこまで大量に皮膚から出たらPATMどころじゃねーです。
またトルエン以外のガス物質にしても、検査ではガス全体の中でも1割位しか検査できていない上に肝心のアレルゲンが見つかっていないので、この説は無視していいと思います。検査費用も高いので疑似科学のチャリンチャリンビジネスだという感想です。

ついでに皮膚ガス検査をしている会社のうち1つを調べてみたら、ここでは詳しく書きませんが、個人的にあまり信用できない会社だと感じました。掘っていくと色々と情報が出てきます。

あとPATMの方でTwitterで皮膚ガス結果を公開されている方がいますが、本名とアカウントの紐づけが出来てしまうのでやめた方が良いと思います。
あくまで一般論ですがカモリストに載せられて売られるケースはリアルでありますので、こういった個人情報は本当に出さない方がいいです。

Q&A

Q:咳の録音ですが、15分に1回位だと寛解してますか?

自分の基準だと10~15人程度の空間で5分に1回だと咳が多い・30分に1回以下だと普通レベルという基準ですが、仮に15分に1回ぐらいだった場合は様子見という印象です。
もちろんラッシュ時の新宿駅などだと上記の基準に当てはまらないので、ある程度数字の調整が必要かと思います(あくまで目安にしてください)。

Q PATMになったキッカケは?

私の場合、北向きの日当たりの悪い部屋に引っ越した当日、室内に古いタオルや衣類を大量に部屋干しをして、その翌日からこの現象が起きるようになったのをハッキリと覚えています。
色々とPATMの方のお話を聞いていると、フリマで古着を大量に買った翌日とか、引っ越して浴室乾燥機を使った後からなど、どうも真菌が原因であることと矛盾しない状況で発生したケースが多いように思えます。

Q:食事療法はしましたか?

私は一切していません。
ネットではよく「〇〇がいい」などの情報が流れてきますが(〇〇の中身は酢や発酵食品など時期によって色々変わる)、それで完治したという信頼できる話は聞かない為、食事による解決策はないと個人的には思っています。
親切に言ってる人が大半だとは思いますが、稀に「腸の問題にする⇒デトックスが必要⇒高額な検査や代替医療」の流れに誘導しているような書き込みもありますし、人によって体質や感覚が違うので、真に受けすぎないようにしましょう。

Q:洗濯洗剤やシャンプーの銘柄教えて?

結論から言うとあまり関係ないとは思っていますが、一部だけ言います。
洗濯洗剤は部屋干しトップなどの弱アルカリ性の洗剤を選んでいました。
ハンドソープは「キレイキレイ」と「ビオレ」は個人的に肌に合わないと思ったので使っていません。普通に弱アルカリ性の石鹸は悪くないと思いました。
ボディソープはニベアのボディソープと、DEOUは悪くはないと思っています。
シャンプーはパンテーンは合いませんでした。ラックスはPATMには悪くないと思いましたが、抜け毛が増えたのでやめました。昔は掲示板で「コラージュフルフル」や「オクト」が良いという話もありましたが、自分は少し反応が酷くなるイメージがあったのでやめました。ツバキは普通だと思います。今使ってるのは少しお高いですが、宣伝ぽくなるので言いません(DMでも一切お答えしません)。
ただ、これらの選択は結果的にそれほどPATMに影響なかったのかな、と今では思ってます。

Q:化粧水とか乳液とか教えて

使ってません。たまに乾燥した時はニベア(190円くらいのやつ)を塗ります。

Q:真菌説が広がると、PATMの子供がいじめられるかも?

いじめが起こるかどうかは未知ですし、起こるかわからない架空の被害者を心配したり、全国のいじめ問題を私がコントロールしたりするものでもないと思っています。

また、もしPATMの小学生がいたとして、周りから「この子がいると咳が出る」と認識された場合、真菌説とか関係なくその子はいじめられたり気に病んだりして学校に行けなくなってしまいます。なので原因を見つけて解決する方が重要だと思います

Q:腸内ガスが原因では?

例えば微量のガス漏れが原因と考えてるのであれば、おならをすると一気に数十倍の量のガスが出るので、反応を試してみると良いと思います。
社内で放屁を繰り返すと別の意味で危険なので、たとえば人混みの新宿駅構内を歩きながら、さりげなく放屁することで、こっそり反応を試せると思います。
その際、「放屁で周りが有り得ないレベルで鼻水や咳が止まらなくなる」とか「自分が排便直後のトイレで、周りの鼻水や咳が止まらなくなる」という出来事が起きれば、ガスが原因の可能性もあります(が、実際はそんな話は聞いたことがないので、ガスが原因ではないと思っています)。

Q:ガスじゃなくても匂いが原因では?

私の場合は匂いとアレルギー症状は別の問題だと思っています。

漫画やコントや冗談ではすごく臭い時に咳き込んだりする表現がありますが、実際リアルでは匂いでアレルギーは起きないのです。もし直接顔面に高濃度の放屁を吹きかけたらさすがに咳き込むかもしれませんが、そんなプレイは殆どしませんし、その咳き込みはアレルギー症状とは別のものです。

「匂い+何かアレルゲン物質」であれば反応は有り得ますが、「匂いを感じることによって鼻すすりや鼻水の反応が起こる」は無いという認識です。

Q:匂いはともかく、内臓が影響してません?

「肝臓でちゃんと解毒できていないことが原因かも」と言う方もいます。毒素とアレルギーの因果も不明な上(そもそも何の毒素?)、その説の場合、世の中にいる肝硬変や肝機能が弱ってる人ほど周りにアレルギーを起こすはずですが、そんな話は聞いたことがないので、その説は有り得ないと思います。
これらの内臓説に関しては、結果的に代替医療に繋がりやすいので(デトックスとか解毒とか重金属検査とか皮膚ガス検査とか高額商品)、元々は疑似科学勢が広めようとしてた話も混ざっていたと思われ、今は無駄に界隈で広がっていますが基本的に有り得ないと考えていいと思います。

Q:じゃあPATMにIBSの人が多いのはなぜ?

IBS(過敏性腸症候群)がPATMのアレルギー反応を起こしているのではなく、PATMの原因である真菌が結果としてIBSも起こしている、という因果関係だと思っています。
たとえば後鼻漏などで溜まった真菌塊が呼気などから周囲にPATM現象を起こし、さらに後鼻漏の鼻水は自然に飲み込んでいるので真菌塊が自分の腸内にも届き、結果的に消化不良などでIBSが副次的に発生しているという流れかなと。
もちろん全てのIBSが真菌由来とは限らない点と、これはあくまでも仮説なので、きちんとした研究を待ちたいところですが。

Q:ネットの業者が嫌いなの?

私個人は情報商材やマルチ商法や疑似科学に騙されたことはありませんし恨みはないので、本来ならばネット上のそういうチャリンチャリンしてる人たちはどうでも良いです。
ただ1つだけ、特にPATM関連で「健康で悩んでる人たちをステマでチャリンチャリンする奴ら」だけはゲス過ぎて、その金儲け手法に虫唾が走ります。
ジョジョ風に言うと、「吐き気をもよおす『邪悪』とはッ! 健康に不安をかかえる者を利用する事だッ!自分の利益だけのために利用する事だッ!」

Q:咳き込ませないタイプのPATMですけど?

冒頭で述べたようにPATMでも人それぞれ原因が違うかもしれません。
全てが真菌だと言うつもりはなく、また真菌の中でも複数種類あるかもしれません。
周りの咳が多いという私と同じタイプのPATMであれば、寛解の助けになればと思って書いています。
また繰り返しになりますが、録音しても咳の音が聞こえない場合、もしかすると認知行動療法などの心理的な解決法が助かるケースもあると思っています。

Q:研究して発表すれば?なぜしないの?馬鹿なの?

本業の仕事が忙しいからです、すいません許してください。
ただ、ある目標を数年以内にもし達成できたら、PATMの研究費用を持ち出しで出資するくらいの事をするかもしれません。
あなたがPATMerで将来研究したい人、もしくは既に研究者であれば、今後相談することになるかもしれません。

Q:この記事、引用してもいいですか?

引用のルールに則ったものであれば全く問題ございません。どしどし引用していってください。

最後に

これは私が寛解した個人的な記録ですので、参考になるかどうかはわかりません。ただ、もし一人でも苦しんでるPATMerが、寛解につながってくれたり、疑似科学に騙されて3万落とすはずだったお金を、3000円のランチに10回行ってホクホクしてくれたりすれば、書いた意義があったなぁと思います。
私自身もいつまたPATMに戻るか分からない心配はありますが、これからも人生がんばっていきたいと思います。

※もし寛解された方がいたら、DMなどいただけると嬉しいです!2週間に1回ぐらいDMチェックします…!

※Twitterアカウント 平猫

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