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【医用画像関連】放射線画像のルール

ども、ねこのてです!

 そういえば!!と思った事があり、最初の方に言っておかなければ。初歩の初歩、放射線画像のルールを書き忘れていました。
医療系学生さんや病院で働く方なら当たり前のことかもしれませんが、放射線画像は「左右逆」です。

患者さんと対面するとき、医療職の皆さんは患者さんと向かい合って接します。なので、患者さんから得た体内情報である放射線画像は、あくまでその人と向かい合っている事を想定して表示されます。

 つまり我々から見て、画像の左は患者さんにとっての右。画像の右は患者さんにとっての左。向かい合ってるんだもんね。

なので、例えば画像的には右の肺に病変があったとすると、それは患者さんの左肺の病変になるので、「左肺に病気ある」って事ですね。

一方、このルールはCTやMRIなどの断層写真にも適応されます。そのためには、輪切り画像を足側から見る必要がありますよね。

上のような断層像は、人の体を輪切りにして、それを足側から見てるって考えてください。

画像を前にした医療職の言う「左右」には要注意!って話でした〜

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