エントリー作品ご紹介(2) #ほっこり4コマ漫画大賞
ほっこら〜のみなさん、こんにちは。
いま私は感動に打ち震えております。
きのう書いたご紹介記事に、ものすごい熱量のお声を寄せていただいたのです!
私の思いつきのコンテストに、時間をかけて作品を描いてくださったみなさんへ、ほんのちょっとしたお礼のつもりで、主観入りまくりの感想を書いただけなのに、まさかこんなにまで喜んでいただけるとは。ご応募されていない方まで、応援メッセージを送ってくれて。
なんでしょう、これ。
愛の循環?
世界は愛でまわっていますね。
みなさん、ありがとう。
感動の涙を拭いたところで、2回めのご紹介にまいります。上記マガジンに入っている全応募作の中から、前回と同じく6作品に私の感想を添えてお届けしますよ。
いざ。
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7.「全然話聞いてない」/ヤチナツさん
画像をつなげますね。
おそれいりました。
4コマにここまでドラマ性を持たせることができるんだ。
すごく勉強させていただきました。
やっぱりね、読者へのサービス精神がすごいんですよ。楽しめる要素がたくさん散りばめられている。読み返すたび、そのことに気づかされます。
導入から引き込まれますね。男女が部屋に座って話をしている。セリフがない。
(なんの話をしてるのかな?)と気になって続きを追います。
女性の心のつぶやきのあと、やっぱり女性のひとりごとで終わる。恋愛の何気ないワンシーン。なのに読後も印象に残るのは、この4コマの中にいろんな仕掛けが施されているからだと思うんです。
ごちゃごちゃ書いてすみません。
こういう細かい工夫をまったく読み手に押しつけず、すべてを手放し、ゆだねている作者の姿もかっこいいと思いました。
ヤチナツさんのnoteトップにいま固定されているマンガ「男の部屋」。絶品です。
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8.「人類と甲殻類」/岡崎 つくさん
こちらも画像をつなげますよ。
生物の擬人化ってよくあるし私も猫でやるけど、甲殻類をモデルにするのはめずらしいんじゃないでしょうか。しかも姿そのままで普通に喋っているので、すごくシュールです。昼下がりのベンチで語らうエビとカニ。
「甲殻類あるある」で沸き立つオフィスには笑いました!キャラはいたって当たり前のことを話しているんだけど、聞かされるほうはいちいちおもしろい。唯一人間のサラリーマンが冷静な聞き役なのもいいですね。
人を笑わせたいときは真顔で話すこと。関西人の基本として各家庭で親から厳しく仕込まれます。
つくさんのお生まれがどこだか知らないけど、この笑いはよく計算されているなと思いました。
つくさんのnote記事でアザラシ祭りを開催していました!
「そういうとこやで」と関西弁を話すアザラシが出てきたので、つくさん、やっぱり関西人?
note編集部おすすめに選ばれ、「たくさんスキをいただけた」というオフィスマンガも紹介されています。これまたおもしろい。
今後のご活躍を応援したい漫画家さんのひとりです。
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9.「方向音痴!」/かとうひなさん
なんかもう、コマの構成からしておもしろいです。個性的。かつ視覚的。ぱっと1枚の絵として見て、すでに作品になっていると感じました。
こういう4コマの描き方もあるんだなあ。
絵やマンガを描き慣れている印象を受けました。ひなさんのプロフィールに静岡新聞で連載を持っていると書いてあったので、ああやっぱり!と納得した次第です。
方向音痴ネタ、「西に向かってるよ」と言いつつ、思いっきり南に向かって歩く「私」に、つい自分の姿を重ねました。
だいたい、道案内されるとき「西に向かって200メートル」なんて言われても、どっちが西だかわかりゃしない。旅先ではGoogleマップが親友です。
ひなさんは、なんと1月31日にnoteを始めたばかりのほやほやさん。2本めの投稿で「#ほっこり4コマ漫画大賞」に応募してくださいました。嬉しい。その勇気に大拍手!
1本めの自己紹介に静岡新聞のことも書かれているので、みなさんもぜひごらんください。
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10.「しゅき💝だーいしゅき💝( *・ᴗ・)/(^^*)゚・*:.。❁゚・*:.。❁」/望美さん
画像をつなげますよ〜。
おおお、これは!わかりやすい上に絵がうまい!
少女漫画の絵ですよ。2コマめのお母さんがちょっとしゃがんでる感じなんて、なかなか描けません。しかもボールペン描き。字もマンガっぽい。
望美さんのnoteを確認したら、普段は美しいお花やお料理の写真にひとこと添えてUPしていらっしゃる様子。マンガは見当たらず・・・と思ったら1枚イラストがありました。そこのコメントを読んでわかったことは、望美さん、絵を練習中のようです。
どうやって練習したらこんなにうまくなれるのかしら?すごいなあ!
内容についての感想は、ただひとこと。うらやましい。
きっとどんなときもお母さんのことを守ってくれる、頼もしい息子さんなんだろうな。
望美さんは、ときどき見かける「応援ノートnote応援部」の斬り込み隊長をなさってるんですね。
みんなを包み込む大きな愛。素敵です。
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11.「あったかーい おちゃ」/ぽんぽこさん
こちらは「#文豪の挑戦」へのご応募ですよ。
小学1年生の娘の作品です。
・・・しまった。
まさかこんな小さなお子さんからのご応募があるとは、全然予想してませんでした。
・・・こんなん、ほっこりしますやん。
ずるいわー。(「スカーレット」の喜美子ふうに)
でっかいコタツです。
真ん中に置いてあるハッピーターンと比べると、その横の飴も相当でかい。湯のみサイズです。
着ているシャツに注目しますと、左の女の子は「CUP」、右の男の子?は「CHOCO」と書いてある。
中央の女の子だけ情報なし。描いてあるの、なんだろう?
ろうそく?
いや、そんな細かいことはどうだっていいんですよ。
小1の女の子が楽しく描いてくれたんです。
英語で「CHOCO」と書けるってすごくない?CHOKOじゃないよ。CHOCOですよ。
このかわいらしいイラストに添えてある短いキャプション。その中にちょっと気になる言葉がありました。
こたつで、あったかいお茶を飲んでる人たち。最高の時間です。
お茶を飲んでる「人たち」と意外な客観視。
もしかして家族じゃない・・・のかな?
あまりくわしくは尋ねまい。
ぽんぽこさんはいまのところ、noteにこのイラストと4コマ漫画の2つの記事しか投稿されていないようです。その4コマも「#ほっこり4コマ漫画大賞」に応募してくださっている・・・まさか応募のためにアカウントを・・・?
いろいろ謎はつきませんが、小1のお嬢さん、かわいいほっこりイラストをありがとう。作文も得意なのかな?将来noteで一緒に遊べたらうれしいな〜。
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12.「みーすこにゃんすこ春の陣」/ヤスタニアリサさん
こちらも「#文豪の挑戦」作品です。アリサさんは大人の文豪です。
うわあ。めちゃくちゃうまい!
普段からイラストを描いている人の作品ですよ、これは。
随所にセンスが光っています。
執筆の合間にこういう絵が描けたら、いい気分転換になるし楽しいだろうなあ。
寝転がっている二匹の猫ちゃんがかわいいのです。
左側の猫なんて、メガネかけちゃって。うふふ。
このイラストにアリサさんが添えてくださっている文章を読みました。
この猫は、みーすこ(白猫)とにゃんすこ(キジ猫)と言います。
みーすこちゃんと、にゃんすこちゃんかあ。名前もかわいい。
白とキジなのね。アリサさんと一緒に暮らしてるのかな?
ニコニコしながら続きの説明文を目にして、おののきました。
化け猫です。
えっ!
昼間でも化けて出ます。
ええっ!!!
どちらも甘ったれで、末っ子体質のわがまま猫です。
・・・いや、すいません・・・末っ子体質とかそういう情報入ってこない・・・
化け猫?・・・昼間も化けて出る・・・?
どどどどういうことですか!?アリサさん、くわしくおしえて!
さて日の入りが少し遅くなったように感じるこの頃です。花見の頃まであと少し、もう少し。
猫ほったらかしで時候の挨拶!
たしかに最近日の入りが遅くなってきたと感じます。
感じますけども、猫は!?化け猫情報は!?
たくさんのnoteクリエーターさんが同じ企画に参加されていて、わたし自身とてもほっこりすることができました。
企画を通して全員の心が温かくなれることは素晴らしいことだと思います。改めて、ありがとうございました。
あ、ありがとうございました。
#文豪の挑戦 #ほっこり4コマ漫画大賞
文章終わってるよ。
化け猫が末っ子体質だということしかわからなかった。
あのほっこりかわいい猫の正体が化け猫。これだから文豪は油断ならぬ。
気を取り直して、アリサさんの小説から「あまねく光を未来に捧ぐ」を紹介します。切なくも美しい、近未来のおはなし。後編は車両内読書注意です。涙腺。
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以上、ご応募いただいた中から6作品を紹介させていただきました。
noteの住人、みんな濃すぎる。最高です!
次回は来週お届けしますね。どうぞおたのしみに〜。
最後まで読んでくださってありがとうございます。あなたにいいことありますように。