サラブレッドと「猫の皿」/ペンネームの由来
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この落語は本来、のどかな江戸時代が舞台です。「はたし」と呼ばれる、骨董品を田舎で安くはたいて買い入れ、江戸で高く売っている男が、ある地方の茶屋のオヤジに一杯食わされるというお話。
上のマンガの「猫が高値で売れる」というおかみ(本来はオヤジ)の言葉が落語のサゲで、猫はそのまま「はたし」の男に売られ、オヤジが儲かるということになっています。欲しくもないのに買わされた猫を男が大事に育てるとは思えず、猫があまりに不憫なので、マンガではおかみに救済し