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東京国立博物館【神護寺展】に行ってきた!

前売り買ってたのしみたのしみにしていた、東京国立博物館の神護寺展。
諸々区切りがついたのとイベントが無事終わったご褒美でようやく行って来ました🥰



高雄曼荼羅は空海の時代のものと江戸時代のものが展示されていて、その荘厳さに首が痛くなるまで見上げていました。
空海が見た当時は金泥も艶やかだったのだろうなぁーと思いつつ、時代を超えて同じ曼荼羅を見ている不思議さに感動していました。
江戸時代のものは細部までしっかり見えるので近くに寄ったり遠くから見たりと堪能しました。
金剛界、胎蔵界と並んでいてもこの迫力、もしお堂で2幅向かい合った中に自分がいたらどれほどのパワーを受けるのだろうと想像もつきません…。


こちらが増長天と広目天。ここだけ撮影OKのフォトスポットでした。
このあと、大注目の薬師如来さまのお目見えです。

こちらのおかたです。
薬師如来さまの左右に月光菩薩さまと日光菩薩さまをしたがえての三尊形式でした。
薬師如来さまはどっしりとされていて、どんな厄難も病気も祓ってくださいそうでした。360度どこからも見られたので、何周もぐるぐるーぐるぐるーしてしまいました。
(公式サイトによると、後ろからも見られたのは展示後期だけだそうです。)
特に左肩から後ろに垂れている納衣のドレープが立体的で美しく、ここは前からでは見られないので嬉しかったです🥰
日光月光菩薩さまはお顔もお優しくて衣装や飾りも繊細でステキでした♪

気になったのは像の姿勢のこと。
薬師如来さまは安定して両足に重心があるようで、ふっくらされているからか肩や背中の盛り上がりもあり、少しお顔が前に出ている印象でした。

そして月光菩薩さま(向かって左)がなんだかとっても前のめり!真横から見ると腰の位置、頭の位置と如来さまよりだいぶ前にありました。重心は少し右のように感じました。

シンメトリーと言われる右の日光菩薩さまは、月光菩薩さまほどではなかったのですが、如来さまと比べるとやはり前のめり。左腰が少し上がっているのがわかりました。
完璧なシンメトリーじゃないの?と気になってほんとにぐるぐるしちゃいましたよー。

全体の図録を買えばよかったのですが、曼荼羅のお部屋と仏像のお部屋の真ん中にショップがあって、曼荼羅に目がハートになった私は高雄曼荼羅だけの図録を仏像を見る前に買ってしまったのでした。
あーしくったー😮‍💨


でもとーーーーーーっても楽しかった!
行けてよかった💕

#東京国立博物館 #神護寺展

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