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今日は2018年から習っている梵字について。

こんな字、見たことありませんかー?

釈迦如来を表す梵字「バク」


お寺さんに行くとお墓の塔婆などに書かれたりして見かけると思います。

梵字一文字で仏さまを表したり、お経やご真言を書いたりします。



梵字に救われた記憶


私が興味を持ち始めたのは習い始める少し前、
長女からのお土産でもらったブレスレットに梵字が書かれていました。

干支によって守り本尊の仏さまがいらっしゃるのですが、私は午年で勢至菩薩さまでした。

両親の介護と看取り、私自身の病気などのしんどい時期をそのお土産の梵字ブレスレットが精神的に支えてくれました。

そして、梵字のことをもっと知りたい、自分で書けるようになりたい、と思うようになります。


安田梵字教室へ


ネットで調べて、荻窪のよみうりカルチャーで安田倫子先生が月に1度教えていらっしゃるのを知ります。

行ってみたら先輩がとても熱心な方々で、安田先生は梵字や仏教についてはもちろん、武道や国語についてもとてもお詳しい方でした。

安田先生はお坊さまではなく一般の方なのですが、この教室以外は梵字はお坊さまが教え、お坊さまが習うものなのだそう。
修行の一環なので一般人が書くというのは功徳がないと言われることもあるようです。

安田先生は「一般の人が梵字の美しさを知り、心を込めて熱心に書くのはとてもよいこと」とおっしゃいます。

私も超一般人!
仏教も仏さまも好きだけれど、宗教として信心しているわけでもないのです。
どちらかというと推し活です。


どんどんおやりなさい!


今回この記事を書くにあたって、6年前の画像を見つけました。

釈迦三尊。
左から普賢菩薩「アン」釈迦如来「バク」文殊菩薩「マン」


今見るとダメダメですが、良いところも…


梵字教室では先生以外にも、生徒の作品を貼り出してみんなで見ることがあります。

そうすると自分とどこが違うのか、他の方はどこが美しいのかがわかってきます。
「見てもらうのも勉強」なのだそう。


習い始めて半年ごろ。
梵字で文字アート(文字の中に模様を描き込むもの)をやり始めます。

不動明王「カーン」


また、年に1度の梵字教室の展示の際、曼荼羅アートを入れた作品を出品したり。


ちょっと好き勝手やりすぎて叱られるかな…と思ったのですが、思いついたらやらずに済まない性格で…


そうしたら先生は「色々工夫するのはいいことです。どんどんやりなさい」と言ってくださったんです。
なんと懐の深い先生だろう、と心底感動してついていこうと決めました。


今日、梵字教室では薬師如来さまの真言を書きました。

小筆は久しぶりでうまく扱えなかったな…
真言はそれぞれの仏さまの呪文のようなものです。

安田倫子先生の著作「梵字に親しむ」はAmazonで買えますので、梵字にご興味のある方はどうぞ♪
主な仏さまの梵字やご真言などが載っています。

梵字に親しむ 安田梵字教室 https://amzn.asia/d/5wYbMqB


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