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各国の中央銀行が貨幣を刷り続けることでハイパーインフレが引き起こされ、安全資産としてビットコインに資産が移る?

そもそもビットコインがどうやって生まれたのか?

ビットコインコアの発明者であろう、本名であるか、そもそも個人であるかどうかを含め、正体は不明のサトシナカモトという人物からはじまったと言われている


サトシナカモトは

国や銀行が支配している金融が全てではない。
お金の価値を誰か偉い人が保証するのではなく、皆でチェックして保証し合うシステムができたら
ぼくたちはもう搾取されることはないんじゃないか。
お金の中央集権体制から分散型の平等な体制に、テクノロジーの力でできるはずだ

と考えてビットコインの仕組みが作られた

新たなテクノロジーで全員でチェックし合える信用にたる通貨は作れるということがわかった

そのお金なのかなぁっ?というBitcoinを使い、はじめてピザを購入したことから

2010年5月22日をビットコイン•ピザ•デー🍕と言うらしい笑

当時はピザ2枚と10000Bitcoinで取引された。

少し前まではそれくらいの信用とニーズしかなかったBitcoin。それが今や1Bitcoin=約500万という金額になった。

もちろんそれまでに、

マウントゴックス事件(2019年事実上の無罪判決が出た)、キプロス危機(国家の保証している紙幣に信用をなくし暗号通貨に資産が移動)、改正資金決済法(国が決済として認め、一定の価値を認めて取扱所が増えた)コインチェック事件(ネムという仮想通貨がハッキングされた。ハッキングされたのはブロックチェーンではなく取扱所の準備段階のシステムがやぶられた)などいろいろな歴史がある。

そのことから信用不安の要素が大きいと考えられていた。

ただこのコロナ禍で貨幣供給の拡大が進み、国家の保証している紙幣の信用や価値が薄れつつあるということからBitcoinへの投資も認められつつある

資金の一部を暗号資産のビットコインに投資する企業として、注目を集めてきたマイクロストラテジー(MicroStrategy)のCEOであるマイケル・セイラ―(Michael Saylor)氏のインタビューから読み取れるビットコインの可能性について…以下まとめ↓

コロナ禍でも政府がインフレはないと主張していたが貨幣供給の拡大は、資産のインフレをおこしている。

世界中の300兆ドル相当の法定通貨の資産は、すべて価値を失いそうだということに気がつく。(今から46ヶ月、あるいは48ヶ月の間に、価値のおよそ半分が失われる可能性が高い)

そこで

富や購買力を維持したい=自分が買えるような希少価値の高い資産を探し出す=最終的にBitcoinにたどり着く

インフレ、デフレの考え方についてはマリーさんのお話がとても参考になりました↓

https://jp.quora.com/1100%E5%85%86%E5%86%86%E3%82%82%E3%81%82%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%80%9F%E9%87%91-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%97%E3%81%A6%E7%A0%B4%E7%B6%BB%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA

Bitcoinは完璧な貨幣ネットワーク

Bitcoinの最も重要な特徴は、熱力学的(Thermodynamically)に健全なシステム

Bitcoinは、2100万枚以上のコインが存在しないという、閉鎖的な熱力学システムです。コインを失うということ以外で、コインを新たに追加したり削除したりすることはできない

=デフレ的なシステム

そこにエネルギーを足すことか、エネルギーを奪うことしかできません。温めるか冷やすかのどちらかしかないのです。Bitcoinの強みは、史上初の健全な貨幣ネットワークであるということ。

私はこの仕組みを、「貨幣エネルギー」のネットワークだと考える。

このネットワークは、パワーを損なうことなく、貨幣のエネルギーを収集・貯蓄して流すことができる=お金を10年あるいは100年の間、保存しておける

Bitcoinの一番のポイントは、エネルギーネットワークの中でも初となる、設計された貨幣エネルギーシステムということ。

このシステムは、どんな形のエネルギーでもお金に変換することができて、逆にお金をあらゆる形のエネルギーに変換することもできる。

だからこそ貨幣エネルギーの最高の形態だと言える。

日用品、タバコ、金、銀、銅も同じです。これらのものはすべて、時間の経過とともにエネルギーが流出してしまう。

例えば、ゴールドは、毎年2%採掘されてゴールドにエネルギーを蓄えた場合、少なくとも年間2%のエネルギー損失となります。つまり他のあらゆるものが100年間変化していないと仮定した場合、100年間の時の中で80%以上のエネルギーが失われているという計算に。

ゴールドという通貨ネットワークにおける年間のエネルギー損失レベルが2〜4%

さらに法定通貨におけるエネルギーの損失は毎年5~25%

これはゴールドが優れているというより、紙幣のネットワークがあまりにもひどい

ゴールドは法定通貨に比べるとよく見えるかもしれませんが、「全く価値を失わない」Bitcoinの前では、ひどいものに見える。

Bitcoinは100年よりも長く、全ての資産の価値をそのまま維持することができる。

ビットコインの質問に関してはこちら↓

https://bitcoin.org/ja/faq

Bitcoinに投資するのはリスキーではない

資産を自国の通貨という形で保有するのではなく、過去10年間、毎年必ず値上がりし続けたものに投資しておくのがいい

資産を分散させる手段として、Bitcoin以外に一体何が考えられるでしょうか。

通貨が値下がり=不動産や株式、債券と行った他のあらゆる法定通貨の金融商品も、かなりの価値が失われる。

Bitcoinは不安定でリスクが高いため、資本のごく一部しか入れるべきではないという従来の見解は正しくない。

Bitcoinは、あらゆる面でゴールドよりも優れているように設計された安全な資産。まさに財を蓄えるのに理想的な資産。

資産を現金で保有し続けているとその半分を失うということをわかっていて、しかもゴールドよりも優れた設計の資産があるのであれば、それに投資するのは決してリスクが高いとは言わない。

Ethereumには投資しない。

Ethereumは複雑なのでBitcoinよりもはるかにリスクが高いです。

ソフトウェアや暗号ネットワークを作るときには、どんな設計にするのか、方針が大切。

Ethereumは、より実用的で複雑になるように設計されています。だからこそ、ハッカーがハッキングをしかけられる面がより多くなってしまうと考えている

Bitcoinは完成品?

大きなメリットは、シンプルで変更しにくい点

Bitcoinが成功するために、これ以上機能を追加する必要はない

暗号資産ネットワークの最大の特徴は、永久不滅の主権があることです。永久不滅の主権とは、攻撃の弾丸を防ぐことができて、永久に持続することができ、国家や企業といった枠組みの制約からはずれて機能できるということ

また、この永久不滅の主権にとって不可欠な機能が価値の保存機能です。価値とはエネルギーのことであり、エネルギーこそがお金。

また、Bitcoinには何千人ものCEOがいる。私もその内の1人で、自分の領域内でできることをしてBitcoinを支持している。

初めてBitcoinを購入した時はホッとしました。世の中が良くなるような気がしました。自分の会社も、もっと成功するだろうと思いました。私はBitcoinを希望だと考えている。

技術的な変化の巨大な波が来ている

金融界でも変革が起こっていて、ここでも利用すべき最高のチャンスが、まさに今訪れています。変革というのは、人々が法定通貨投資を暗号通貨への投資に転換していること

78億人もの人口のいる世界では、資産をBitcoinのようなものに変換していかない限りは、これから先46~48ヶ月に間に財産の半分を失ってしまいます。この問題を解決できれば、ビジネス機会的にもかなり大きな推進力になる

しかし問題解決のためには、地球上のすべての国で、あらゆる種類のコンプライアンス要件に準拠する必要があります。要件はそれぞれの国によって違うだけではなく、たとえ同じ国内だとしても州によって異なることもある

税制上のコンプライアンス等をどのように解決して変えていくか、そしていかにして人々がやりたいことをできるようにしていくか、ここが今のところ、大きなビジネスチャンスとなり得る。

インフレには対処法が必要なのですが、Bitcoinが一番良い解決策だと思う。

価格を見出すことができなくなった資産から貨幣エネルギーが流出してくる→人々はそれに気づく→過大評価されてきた資産を売り、Bitcoinを買うという論理的な行動をとりはじめることができる。

人々が資産を売却しはじめれば、貨幣エネルギーがより完璧な貨幣ネットワークに流れ込み、そうすればあらゆる市場において、また価格の発見が可能になる。結果として、再び物を買う余裕ができるようになる。

この解決策の実現には、取引所を成長させ、そして誰もが簡単にBitcoinを手に入れることができるように教育をするのが最善の方法です。

Bitcoinは我々にとって安全資産であり、長期的に見て価値のあるものになると確信しています。

そしてBitcoinネットワークが貨幣エネルギーを吸収してくれるので、タイミング的にはいつ買ってもいいと考えています。そして売るべきではないと思います。売って代替品を買っても、それは欠陥品なので、売るのは決して得策ではありません

私は毎日、世界をより良い場所にするにはどうしたらいいかということを考えています。私にとってBitcoinは、水道、電気、飛行機、電車、鉄、石油と同じくらい重要なのです。ただ多くの人がまだその重要性を理解していない

私は純粋に、Bitcoinの通貨ネットワークを人々に伝えてこのネットワークを構築していくことに興味がある。

ということでした!

ここまで聞くと素晴らしい考え方ですね!

資産の3分1を募金したスクエアのドーシーもビヨンセの旦那さんと協力して、アフリカにBitcoinの基金を立ち上げる理由がわかった気がします(もちろん事業の意味もあると思いますが)

テスラも資産の3%をBitcoinに。(例えばソーラーパネルでためた電気をBitcoinにエネルギーの変換も出来るという考え方もできるため事業の追い風になる)

バランスシートの黒字分をインフレによって価値が下がる傾向にある現金、利回りの悪い債券、あるいは上がりすぎたテック関連株で保有することは忘れるべきだと。

マイケル•セイラーさんは

ビットコインは通貨や支払いネットワークではありません。不正の出来ないソフトウェアによって運営されるサイバースペースの銀行で、独自のヘッジファンドの運用オプションを持たない、あるいは運用を希望しない何十億もの人々に、グローバルで手ごろな価格、かつシンプル&セキュアな貯蓄口座を提供しています。


Bitcoinが使用できるようになれば、より多くの人々が自分の銀行を持ち、自らが資産を管理できるようになる。銀行口座とクレジットカードを使用しているからといって、その資産を自分自身で所有できているわけでは決してありません。それを今後は自分の手で管理していくという改革がARKのいう破壊的イノベーションにもつながる話なのだということがわかりました

金融界でも[人々が法定通貨投資を暗号通貨への投資に転換する変革]が起こっていて、利用すべき最高のチャンスなのだと。


親密になりつつある米国株と暗号資産の関係↓

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/30929

ジムクレーマー 全ての会社は今後ビットコインの取引をオプションとして取り入れるべきだし、全ての人は資産の一部をビットコインで持つべきだ。

ARK   ビットコインは他の資産(S&P、債券、ゴールド、通貨など)と相関関係が最も少ない資産なので、PFを多様化しつつリターンも見込める。
よって今後、機関投資家の資金の一部がビットコインに向かうと予想。

イーロンマスク 現時点でビットコインはいいものだとおもう。私はビットコインのサポーターだ。少し遅れたが、支持する。ビットコインは伝統的な金融業界の人々からも受け入れられる直前にある。

国がそれを「違法だ!」と決め付けても、幅広く市民がそれに価値を見出し、それによる決済がどんどん行われれば、ビットコインの価値は失われにくいです。

ただ、量子コンピュータの問題やbitcoin whaleの問題も懸念されているのも事実。

量子コンピュータまではまだまだ時間あるもあるし、

Bitcoin鯨問題も、世界の超富裕層26人が世界人口の半分の総資産と同額の富を独占している現在と大差はないように思えるなと考えています。

まだまだ調べだすときりがないくらいに、情報が溢れているので頭の整理のためにまとめました。

長くなりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございます☺️









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