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Documentary ゛HEAT”

6/14 FujiiKAZE ゛HELP EVER AREANA TOUR“ Blu-ray 発売

藤井風 25歳の誕生日に発売するという粋な計らい。火曜日に発売日を設定することは稀だそうで水曜日発売火曜日フラゲが定着しているらしい。
このことからも、チーム風の風さんへの愛情を強く感じるところ。

今回のホールツアーに落選しまくっている私。
フラゲ日には休暇をとって備えていた。そこまでしちゃう。したくなっちゃうし、当然するよね?
沼にはまってから月日が過ぎて、少し落ち着いたようでそうでもない。
どこまで続くか自分でも見通しがたたない、それゆえに沼。

TAIKINGの優しさと強さ

SuchmosはiPhoneのライブラリにも常に入っている。
ただ、私はよほど好きにならないとライブに足を運ばないのでライブは未経験。VIVALA2021も配信組だったのでTAIKINGさんの生演奏は横アリ2日目が始めてだった。
風さんも仰っていたようにものすごい信じられないほどやさしい表情をされるんですよね。ギタープレイヤーでこういうタイプの方は初めて。そして音作りのこだわり。映像の中で、あの音の仕上がりはこういったいきさつがあったのか!と感じ入る。
私はラッキーなことに2021年年明けのホールツアーに参加できたのですがその時のギターは武道館でもおなじみの大月文太さん。どちらのギターも素敵なので、どちらがどうという話ではない。
のだけれども。あの日のTAIKINGのギターは確かに湘南だったのです。
あの感動の裏話が聞けたことは超ハッピー。

そして。ツアーの合間。風さんが新宿界隈で撮影しているとの噂がTwitter界隈で流れていたころ、彼は突然突き付けられた事実と向き合っていたのですね。そこからの大阪。なんてすごいんだろう。

ラジオの話をしていたけど、わたしもTwitterで紹介して下さった方がいたのでradikoで放送聴きましたね。忘れかけててびっくりしちゃう。振り返ると昨年2月のことなんですね。

「悲しすぎる出来事なのは前提に、俺はバンドメンバーとして伝える側だという事。その時に俺はしっかりしようと決めたよ。」と2021年末のインスタグラムで語っている。
帰る家庭があってなおかつ小さなお子様が家庭にいる中、自分事と向き合うのはただでさえしんどいことなのに。
その中で音楽を届け続けた彼の優しさと強さに感謝の気持ちでいっぱいになる。

Yaffle さん登場

ヤフさんはやっぱり早口。専門用語もあってますます聞き取れなかった・・・。理解している皆さんはすごい、プロ。
風さんのライブはこれまでもCD音源以上のクオリティであることが常なのだけど。
今回はライブ音源にヤフさんのご意見が加わってたとは。
最後の「よかった」の言葉は嬉しいですよね。

風ジュニア

横アリ2日目。度肝を抜いたのがダンサーたちの存在だった。
「きらり」でダンサー登場。「キリがないから」「へでもねーよ」三曲続けて歌って踊る。あれだけ踊っても風さんの声はぶれない。
そして「燃えよ」でダンサー再登場。
ダンサー紹介の時の風さんはほんとにお兄ちゃんのよう。愛おしそうにみんなを見ている。やっぱり何をしていても彼の人間性がダダもれ。
そして。ずっず氏。日を追うごとにジュニアたちへ感情移入していく様子がよくわかる。バンメンと同じような存在と気づいた時のずっず氏の英断。
これからも風ジュニアとのお仕事あるのかな。
コロナも開けそうだし、また大きな箱でみんなで踊る姿見てみたい。

WDMずっず氏

ずっず氏とは年齢が限りなく近い。
なので、なんとなく、彼が風さんと出会って「変わっちゃった」というの、わかる気がする。
我々が過ごしてきた時代背景もある。就職氷河期のなか、ひたすらに競争してきた気がする。ひたすらに誰かより秀でなきゃいけないような、そんな時代だった気がする。
それは、風さんが言う「少しでもいい人間でありたい」とは正反対の性質のもの。
Z世代と言われる我が子たちは、逆にひたすらに競争しない比べない多様性があってそれでいいよ、いいところ、得意なところのばせばいいよ、と育ててきた。私は自分世代の大人たちよりも我が子世代の人間性が好きだ。
みんなが前を向いて生きているだけで涙が出そうになる。目の前のことに懸命に向かう姿を見るだけで泣けちゃう。
HEHN RECORDSが株式会社になっていたのは偶然知っていたのだけど、会社設立にはそういう想いがあったのか、と。
自分の人生を生きてほしいと。
ますます、河津さんがマネージャーでよかったと思うのだ。


Relax&Chill・・・それは

欠点についての話から、なぜだか風氏の足裏をクンクンすることになるダッチ監督。おもえば、ミッチャムで三男さんの縦笛を吹いたりと要所要所でかましてくれる。そして沈着冷静。
代々木二日目終わりのメイクの高井さん。「声がのびやかだった~」とまるで家族。
どうしてもチャックが気になるザべスさん(クレオパトラさん?)。
肯定しかないカレー大好き佐治さん。
キープスマイルなバンマス真船さん。
ええ声、PA千葉さん。
涙をこらえて走り続けた大地組。
&MORE

「本当に恵まれている。こんないい人たちと出会えない。」と風さん。

そんなあなたのおかげで私も素晴らしいプロの仕事を見せていただいて感謝しかない。

ドキュメンタリー全編で語られる藤井風の人間性。
それぞれの言葉で語られているが、その真意は一貫している。

彼の在り方が周囲の人々を動かしている。

「風君にチャックはいらいない」
「(チャックは)生き方にあっていない」
「マスク上がり眼鏡さがり」

「ギャルかヤンキー心に飼ってたい」
「子供のころ持っていた恥ずかしくない素」
「FREE」

リラックスして癒される。
そして、ドキッとさせられてこの先も目が離せそうにない。

やっぱり、今回も愛しか感じられない。
愛がダダもれしているドキュメンタリー。
ザべスさんありがとうございます!




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