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2022年10月16日 風の秋まつり

来んと思った時はついに来た

2022年10月16日

その前日から、もっといえば相当まえから、いやいや、当選がわかったあの日から。ずっと、実現するのだろうか、ほんとに行けるのだろうか。流行りの病に侵されたりしないだろうか・・・。

その日は朝から落ち着かず。早め早めの行動をモットーに空港へ。無事、訪阪。すぐさま、会場入りしたいところだが無理は禁物。ヴィーガンフードには今回は執着しないこととし(本当はヴィーガンラーメンが食べたかった)、HOTELへ直行。チェックイン前だが荷物を預かっていただく。そこからすぐさまパナスタへ。万博記念公園駅に着くと人の多さに一抹の不安を覚え、まずコンビニへ。おにぎり二個とお茶を購入。すでに整理番号は呼ばれているのでグッズ売り場へ急ぐ。

暑い中、相当並んだ。汗もかいた。ホットヨガやってよかった。暑さには強い。そしてここが日本でよかった。この日の功労者はなんといっても「おにぎり」だったから。結局このおにぎり2個で22時まで過ごすこととなる。

まあ、そんなことはどうでもいい。
前書きが長すぎる。本題に進みたい。

1年ぶり。会えてうれしい。

この日のセトリ

何なんw
damn
へでもねーよ
ガーデン
やば。
優しさ
grace
帰ろう
さよならべいべ
ロンリーラプソディ
それでは、
“青春病”
死ぬのがいいわ
燃えよ
きらり
まつり
旅路

思い返すだけで頭がくらくらする。MC少な目。シンプルかつ温かみがあるバンメン・ダンサー紹介。曲を存分に聴いてほしい感じてほしい、との気概を感じた。

現れたのは・・・風か?釈迦か?

ステージ上にバンメンさん登場。風さんはどこだろう?と凝視するとセリの高いところでさ坐禅姿の釈迦風。階段で下りつつ「何なんw」が始まる。
そして花道をダーッと走りピアノにダイブっ。
初めからピアノがあったのだろうか?(Twitter情報によると曲中にセリ上がってきたらしい。)スタンド3階からはよくわからなかった。
続いて「Damn」。素晴らしいパフォーマンス、そして最後は安定の変顔。「へでもねーよ」には長谷川将山さんがゲストパフォーマンス。長谷川さんの気合を感じる演奏でした。そしてアメージングなダンサーたち。

ここから少し雰囲気が変わり、「ガーデン」。バックモニターにガーデンでお花と戯れる風氏の映像が流れる。左右のモニターにはドデカい風氏。どこをみても風氏。ダッチ監督の気合を感じ、身震いする思い。
続いて、「やば。」これは文字通り、やば。ダンサーとの絡みあり(いやらしい意味ではない)。表現者、藤井風が堂々たる演技・パフォーマンス。
立ち上がり、ブラボー、叫びたい。(もう立ち上がっているんだけども)
「優しさ」、これよ。もお、TAIKINGぅ~ってなった。きゅィ~ん、ずきゅ~ん。わかるだろうか、この感覚。これまた、バンメンさんたちが今回フリルシャツをお召しになっていたものだから、、、「TAIKING王子!!!」と心の中で叫んだ次第。リアレンジされた「優しさ」最強でした。

「grace」

すでに、SNS界隈で騒ぎになっているので皆さん周知のことと思う。
「この曲は特別、自由に感じてほしいから、スマホ(携帯?)出して」(←意訳)初日のSNSの雰囲気でなんとなく感じ取っていたものの、風さん界隈の民度の高さよ。流出はごく最小だったのではないでしょうか。1日目に参加された皆様のおかげで、我々2日目組も存分にサプライズを楽しみましたよ。アウィガトウ。
次の曲への間奏?つなぎの間に「携帯しまってもらおうかな・・・」という風さん、かわいい。レゲエ調の間奏からのレゲエ調の「帰ろう」。これが、とても新鮮で軽やか。頭上をさわやかな風が吹いていくような。そんな新しい「帰ろう」だったように思う。

「さよならベイべ」。ちょっと歌詞とんだ?そんな様子も左右のモニター大画面でスタンド席でもよーーーくわかる。前回の横アリは最後列だったけど距離がある感じはしなかった。でも今回はさらにその上を行ってたように思う。これほど風氏を近くに感じたことはないかもしれない。
ここで、再びダッチ監督の思いに触れ心震える。

疲れたじゃろう・・・

いやいや、あなたこそ、、、
2日目だし、今日も朝早くから動いて、KAZE KICHIENにまで顔出して、リハを重ねて。あなたこそ疲れたじゃろうに。。。
皆に座る雰囲気をつくってくれてからの、「ロンリーラプソティ」「それでは、」とピアノ弾き語りで歌う。打鍵は相変わらずに力強い。
これだ、これ。THIS IS FUJII KAZE! 全風民が首がもぎれるほど、うんうん、と頷いたに違いない。素晴らしい演奏だったし、呼吸法のレクチャーも。ヨガでもよく言われる。いい空気を取り入れて吐くときにネガティブをのせて吐き出す。スーハー。心落ち着く。

スーハー。

「青春病」、みな立ち上がる。3万人?の野ざらしダンス。風さんも嬉しかったに違いない。わたしゃ、嬉しかったよ。
走り去る風さん。「何事よ?」と構えていると、赤い衣装にお召し替えした風さんがサックス吹きながら登場。やば。また格段にサックス音良い!!そしていつしか「死ぬのがいいわ」が始まる。
これは、やばい。やばすぎた。どこを見ていいかわからないくらい。風氏の憑依っぷりが有り余る。演奏して歌う、だけじゃない。その歌の世界観を表現する。「死ぬのがいいわ」がTikTokで世界にバズった、まさに「それ」が、でもその数倍も上をいく映像が正面のモニターに流れ、左右にリアル風が映し出され。もぉ、どこ見りゃいいん?状態に。これは世界の皆様に見て聴いて感じてほしい。




そして、「燃えよ」「きらり」と突き進む。「燃えよ」は文字通り燃えよだったし、「きらり」はダンサーズと一緒にキラキラ🤩

まつり

「まつり」はまつりでした(語彙力w)。みんなで踊って花火が上がって。
ここ数年、花火大会も行われず。
花火も久しぶりだったし。本当に祭りだった。コロにゃんはまだ続いているんだけど、コロナ前に戻ったような錯覚に陥った。それは、たぶん、風さんがココロを解放させてくれたからだと思う。

ド派手な演出で終わるのかと思いきや、最後は「旅路」で締めくくり…これはもう、可愛い風さん全開ですよ。

そして、さいご。
graceに乗せてみんなに挨拶をしてくれる風氏。
エアハグに包まれて。なんと、心が満たされたか。
そして、右へ左へ走りご挨拶する風氏。
途中、こけそうになりながら駆け上がり、踊り、感謝を続ける風。

尊過ぎて、胸がぎゅっとなる。

この日,
私は Healerに会った。
風氏は私のHealerだ。認定。

あとがき

帰りの混雑はえげつなかった。
でも。
誘導らしい誘導がないのに、みんな何となく列を作ってそれがゆくゆく誘導にはまってく的な。横入り的なことはほぼない。誘導がないためにそうなちゃった、的なことはあっても恣意的な横入りはなかった。そして周囲もそれをしゃーないよね、と容認する空気感。みんなお行儀がよい。

万博公園駅への帰路。金木犀が香る。



宿泊先付近のコンビニでも風民に遭遇。
ホテルの朝食でも風民に遭遇。
翌日の名建築巡りでも風民に遭遇。
万博記念公園駅の駅ピアノ、大阪国際空港駅の駅ピアノで風さんの曲を弾く人々に出会い、往復の飛行機もグッズを身にまとった大勢の風民たち。

この二日間の大阪への経済効果、だれか調べてまとめてくださらないでしょうか?

それほどまでに影響力がある方であるのに、興奮冷めやらない私たちに唐突にパンイチでお子(お甥っ子さんかな)とのツーショットをストーリーにあげる風さんよ。。自由よ。。。

そんなあなたが大好きです。

今回、吹田市長からの情報では60万の応募があり、2日で6万人が「風の秋まつり」に参加したのだとか(ずっずダイアリーによると1日35000人、2日で70000人が訪れたとのこと)。10倍の倍率を勝ち取ってしまった私。次、風さんに会えるのはいつになるだろう?という想いにもかられるけれども。

どんなに距離があっても心の距離はかわらない。いや、ほんとに今回、さらに深くその想いを感じたので。
あまり、執着せずにチャンスは有難くいただいて。
まっ平でありたいとの思いを強くした次第。

明日になれば さよなら
(Here today, gone tomorrow)
ああ儚い世界だ
(Oh what a fleeting world)

何があろうとも
(No matter what happens)
全てあなたのGrace
(Everything is your own grace)


ココロに刻んで、日々を生きよう。

最後に。

風さん、チーム風、ステージに関わってくださった皆様。大阪の交通機関で働く皆様。パナスタの関係者の皆様。吹田市の皆様。

とてつもない思い出ができました。ありがとうございました。

芝生さん、ありがとう♪



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