ギャップに弱いオタクをぶっ刺す7MEN侍

課金はあまりしないソフトジャニオタをかれこれ10年ぐらいしている。推しの変遷は、大野智(嵐)⇨森田剛(V6)⇨堂本剛(KinKi Kids)⇨岩本照(SnowMan)。外見の系統もグループでの立場も性格もかなりバラバラだが、共通していることが、「ギャップが半端ない」。
大野くんは、一見ポワポワしてそうだけど歌もダンスもなんでもできちゃう職人肌というギャップ。剛くん(V6)の、オラオラしてそうでバラエティで全然喋らないのかと思いきやグループの人といるとギャルみたいに可愛いところが大好き。あとサイコパス系の演技が日本で一番上手いぐらい上手い、まじで。堂本の方の剛くんは人間性が本当に好き、アイドルだけど、ちゃんと事務所を建設的に批判するような言葉を言ったりだとか、メンタルヘルスを大事にするところだとか、ジャニーズに珍しくポジショントークがあまりないような気がするところが本当に好き。岩本さんは、あのオラオラしてる見た目とは裏腹に、笑った時にクシャアってなるのが本当にはああ。

とりあえずオタクはギャップに弱い。

ギャップだらけでもはや情報過多、というグループがある。それがジャニーズJrの7MEN侍だ。とりまメンバーを紹介しよう。

一人目、センター、中村嶺亜。
とりあえず顔面が美しい。ジャニーズに珍しく?韓国アイドル系の中性的な顔立ち、メイクもバッチリ、ネイルも時々してる。毛穴あります???早急にメイク動画をあげてほしい。一番アイドルっぽい顔立ち。
彼は歴がとても長く、入所直後にスノープリンス合唱団としてCDデビュー、紅白出演という華々しいスタートから、推されたり干されたりを繰り返してきた。ファンからの愛が凄まじく、ほとんどメディア露出がなく干されていた年も、しっかり「恋人にしたいジュニアランキング」のTOP10にランクインしてるという、奇跡のアイドル。TOP10に入るのがどれほど難しいかというと、今や圧倒的な期待の星の平野紫耀ですら1位をとったことがないレベル。ゴリ押しされても1位を取れないのだから、メディア露出皆無でTOP10入りを何年もしているのは、ただの異例中の異例。一応彼のためにこのグループは作られたそうな。大学で芸術を勉強していたらしく、絵が上手い。そして女帝。圧倒的女帝、どS。とりまめっちゃ美しい女帝。

2人目、菅田琳寧。
炎の体育会TVに出てる印象が強く、筋肉キャラを確立しつつある。筋肉がすごい。アクロ要員。このインキャなもやし感が強めのグループの中で唯一のなんか脳筋みたいな感じ。なのにまあまあ馴染んでるので不思議。
な!の!に!!
一人称は「りんね」で、けみお?りゅうちぇる?っぽい少し中性的な喋り方。ものすごくYouTuberっぽい。なんか新宿二丁目にモテそう?働いてそう?ではある。「自分大好き!」みたいなことをたくさん言う、ポジティブなキャラが結構可愛くてとても好き。猫を大量に飼ってる、30匹ぐらい飼ってるらしい。とりあえずパンチがすごい。こんなにキャラ立ちしまくってるならいろんなとこでいじられるのかと思いきや、先輩の前とかになると人見知りを発揮して、あまりキャラ立ちしてないしいじられることもない。そんな、実はまじめな感じがとてもいいギャップである。見た目はいかついが、中身は一番アイドルしてる。

3人目、今野大輝、通称こんぴ
いつもメイクしないそうだけど、肌が綺麗、果てしなく綺麗。めっちゃ白い。もの凄いとても不思議キャラ。京本大我っぽいが、きょもの、美しくて浮世離れしたお坊ちゃん?お嬢様?感ではなく、尖ったナイフみたいな儚さというか、尾崎豊の世界観を彷彿とさせる、とりあえずジャニーズには珍しい雰囲気を纏っている。とっつきにくい感じ。森田剛にも似ているかもしれないが、彼の若い頃のようなヤンキー感?やんちゃ感は無い。とりあえず、顔とか王子様感とかではない、何人かジュニアがいても「お?」「何この子?」と思わせる独特な雰囲気がある。なのに姫ポジ。よくわからないし確実に「こんぴっぽいな」っていう子はなかなかいないだろうなという感じ。
そんな奴がなぜジャニーズにいるのか、それは単純、キムタクのガチオタだから。3歳からキムタクに憧れてるらしい。名言「木村さんはアンパンマンより上」。ソロライブ見に行って、一曲目から泣いてたらしい。浮世離れしてると見せかけてコアなガチオタなのが最高。20代前半なのにV6/KinKiが好きな私としてはとてもシンパシーを感じる。雰囲気がすでに浮世離れしてるこんぴが、キムタクのガチオタというギャップ、それこそが余計に彼を「こんなやつまじで存在するの?」と浮世離れした存在に見えてよくわからない。

4人目、本髙克樹。
こいつがかろうじて一番ジャニーズっぽいというか、普通にアイドルっぽいギャップを持ってる。まあ変だけど。4、5歳若かったらきっと美少年とかにいたんだろうなと思う。中学受験のとき?に模試で全国一位とったことあるらしく、早稲田に通ってるらしい高学歴キャラ。なのにラップは治安悪そうなかっこよさがあって、ギャップがとてもいい。とても櫻井翔ポジだけど、翔くんの数億倍は虐げられてるポジ。メンバーからのデブいじりがすごいし、その対応がめっちゃ可愛いモブキャラっぽい。不憫さは銀魂の新八に似てるかもしれない。魚にハマってるらしく、気まぐれクックのような魚を捌く動画をたくさんあげてる。デコめちゃくちゃ狭くね??って毎回思うけどめっちゃ顔がいい。インテリ優等生が間違えて無秩序な高校に入学しちゃった感が否めないけど、なんだかんだ楽しそう。

5人目、佐々木大光。
最年少で、結構他のメンバーと年の差も入所歴の差もあるのに、平気でタメ口、暴言を吐くし、顔が老け顔なのであまり歳の差を感じさせない。だがまだ現役高校生。とりあえず頭が狂った初期のユーチューバーみたいな素行なので、普段の姿はチンパンみが強い。
な!の!に!
ダンスはジュニアでもトップレベルに上手くて、本当にかっこいい。ギャップがすごい。ずっとダンスを習ってて、同じくダンスをトップレベルでしてたところからジャニーズに入ったキンプリの高橋海人のことをダンス時代から知っていたらしく、憧れて入所したらしい。高身長、かつ足もすごく長くてスタイルがよく、ダンスしてる時にBTSあたりのKポップアイドルかと思う。なのに普段はチンパン。ギャップがすごくて引いた。まじでやられた。

6人目、矢花黎。一番の沼と名高い。
矢花はSnowManとのコラボ動画でいじられてたので、ああ、いじられキャラ枠ねー、と思ってたら、尋常じゃないキャラの濃さで引いた。5度見ぐらいした。
なんと彼、音大生。死ぬほど楽器を持ってて、音楽を学ぶ理由について20分も語ってる動画をあげたり、公演ごとに楽器紹介をしたり、ひたすらアンプ?エフェクター?を取り付ける作業してる動画(顔写ってない)を上げたり、一人でギター・ドラム・キーボード・ベースを引いてセッションしたりとかしてる(エドシーランとかがやってる感じのやつ)。は?なんでアイドルがこんなことしてるん?そして動画編集がすごくうまい。ニコ動っぽさのある動画を作るのがすごく上手くて、は?なんでアイドルがこんなことしてるん?の連続である。あとはISLAND TVで割り箸食べたりしてる。は?アイドルの定義をぶっ壊しにきてる感がすごい。家族でバンド・楽器オタクらしく、お父さんがギターに塗装してくれたみたいなことを言っていた。は?なんでアイドルしてるん?
このゲテモノ枠感がすごい矢花がまさかのMCしてたりするので本当に意味がわからない。(褒めてる)(多分矢花いないとグループが成り立ってない)

キャラが立ちまくっててギャップとかいってる場合でないぐらいギャップがすごいのだ、とりあえず。


個人的にはまじで矢花をENDRECHERIに出会わせたい。セッションに参加して欲しい。きっと剛くんこういうツッコミどころのある人好きだし、お互いの音楽への愛はすごいと思うし。ジャニーズに愛着がなさそう、かつ居場所がわからなそう?な矢花に、ENDRECHERIという道もあるのだと教えてあげたい。ただジャンルがすごく違う感じはするなあ、アート要素、スピリチュアル要素、ファンク要素の強い剛くんとごりごりのロックの矢花は少し相容れないのかもしれない。

とりあえず、同じクラスにいても確実に友達になってない奴らすぎる。嶺亜様はおそらく超怖い帝王で、先輩とばっかりつるんでそう、だけど猫に餌あげてそう、こんぴは学校行ってなさそう、かつきは少しインキャっぽいけどまあまあモテるサッカー部ガリ勉、りんねは運動部ガチ勢の超陽キャでまあまあ勉強とかちゃんとしそう、矢花はああ見えて生徒会でああ見えてクラスで唯一こんぴの連絡先知ってそう。大光は女教師に「もう大光〜〜」って毎回怒られるみんなの注目の的かつムードメーカー感がある。

彼らのもどかしいところ、まーーーーじで事務所の売り方が雑。
侍というコンセプトがものすごく邪魔している。侍に関する曲ってこんなにあったんだ!?ってなるぐらい侍って歌詞に出てくる曲を歌ってるイメージ。侍ほったらかしてもっといいオリ曲を歌ってくれ。こいつらどう見ても誰一人として江戸時代に侍じゃなかった奴らだもん。(褒めてる)
バンドスタイル自体はいいんだけどバンド色が強すぎて少し邪魔しているような。関西のAぇグループも同じくバンドで、彼らはバンド色が強すぎず、でもバンドの時もかっこいいしらダンス曲もめっちゃかっこいいしパフォーマンスにまとまりがある。でもなんか7MENを見るとまだそのまとまりがないんだなあ。
7人でも侍でもないので普通に名前変えてコンセプトも作り直せばいいやんとものすごく思っている。(新規なのに適当なこと言って申し訳ない)

KAT-TUNの曲をカバーしてるイメージが強いので、SixTONESの後を継ぐオラオラ系グループっぽいコンセプトも目指しているんだろうけど、オラオラコンセプトと侍っていうのがちゃんとマッチしないんだよなあ。ほとんどのメンバーはオラオラ系の方向性あってるなーって思うけど矢花細すぎていい奴そうすぎて確実に場違い感があるんだなあ。まあでも中丸もKAT-TUNだし一人ぐらいああいう子がいてもいいのかなあ。あと、シュッとしたかっこいい系グループはIMPACTorsが目指すっぽい感じなので、かぶっちゃうし。

個性が強すぎて、事務所もどうしていいのかわからないんだろうな。性格的には大光は7MEN以外ありえねえだろ!っていうのは納得なんだけど、彼のダンスが凄すぎて、ダンスあんまりしないグループにいるのがとても勿体無いと思ってしまう。矢花に関してはジャニーズじゃなく普通にバンド組んだ方がいいぐらいに音楽が出来すぎる。嶺亜のスケボーもとてもいいし好きだけどグループのパフォーマンスに組み込まなくていいのでは?感が。りんねのアクロもっと活かせるグループあっただろうーーー。あとMCポジが確立されてない感があって、バラエティの強さも少し発展途上かも。回すとかいうことをしない、全員ボケ、みたいな無秩序感がある。まあそれがいいのだが、デビューするほどテレビに向くかというと違うのかも。でも引き出しは数億個あるのでキャラ立ちバッチリなんだがな。

バンドに特化するには少し演奏力がまだ発展途上っぽくて、ダンスに特化するにも実力差がまあまああって、歌がめちゃうまいグループでもなく、バラエティもドラマも少し弱いんだなあ。嶺亜以外の個人の人気はまだまだアングラ感がある。まあこれも全て、私が職人感のある、実力派グループが好きっていうバイアスがかかりまくってるな。

デビューできるのかなあ。ジュニアの頃からずっとグループ組んでてデビュー、がキンプリ、スノストと結構続いているので、そろそろ真新しいデビューの仕方もきそうなものだが、なにわとトラジャを見てる限りはあの二組はそのままデビューしそう感が強い。逆に言えば、他のそこまで力を入れてない感のあるグループは一体どうなるんだろうなあ。みんな結構いい年齢なので可愛そうよねえ。SnowManは年齢が上だけど毎年滝沢歌舞伎があったけど、舞台のイメージもないし。(りんねと私は同い年、就活の年、タダでさえ就活厳しいのになあ)

じゃあ代替案を出せ!って感じですが、まじで個性が爆発しすぎてちょっとむずすぎるのだよ。うーん。でもとりあえず侍という雑いコンセプトをさっさと捨てて欲しい(何回でも言う)

とりまV6の曲を歌ってほしいかなあ。かっこよくて、すごく良い曲が多いけど、あんまり歌のうまさを求めない曲が多いから。Airとか、カミセンのキミノカケラとかどうよ、メインボーカルの嶺亜の声質に合いそう。



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