松倉海斗はキンキftrの融合体かもしれない

KinKi担で、圧倒的剛派で、二人の世界が大好きな私。小喜利の私をきっかけにTravis Japanを知り、いつのまにやらジュニアの沼にいます。

最強火剛担の松倉くん、SHOCKファミリーの松倉くん。最高ですね。彼がどうしても、二人の堂本のフュージョンした形に見えてくる最近です。

確実に混ざることのない存在としてのKinKi Kids
キンキは、言わずもがな、ジャニーさんから一番愛を注がれた二人。SMAP、V6、嵐は俳優やバラエティ、テレビで独自の路線を開拓していったけれど、近年のキンキはテレビでの一般受けを追求せず、ステージへのこだわりがかなり強いです。二人とも、真逆のスタンスで、こだわりをもって自分の世界を作り上げました。

光一は、ジャニーさんの理想を自分なりに咀嚼し、確固たる地位を築いてきました。帝劇にジャニーズが立つなんて、と言われていた頃からずっとSHOCKの座長として、演出家として、カンパニーを作り上げました。
彼の世界観は、ストイック。弱さを見せない、完璧を追求する、そういう所に美学があるというスタンスだなあとおもいます。筋トレやら、細かいところまでの演技指導と演出のこだわりやら、随所に彼のストイックさが見られます。感情よりも理性、といったところでしょうか。

一方剛は、その真逆の世界観で生きている存在です。パニック障害や突発性難聴と闘いながらアイドルをしてきた経験から、弱さをさらけ出すことを恐れない、他人からの「こうであってほしい」に左右されず、自分の「好き」や自分の音楽を追求する、型にはまらない、そういうことに重きを置いているなあと感じます。理性や短絡的なロジックを超えること、感情と向き合うことに重きを置いている、珍しい存在だなと感じます。

自分の世界観を追求することのみが共通項で、それぞれの世界観は対立しているようにも見えます。冷静に考えると、本当によく成り立っているなと。

対立した世界の双方に存在する松倉海斗

松倉くんは、この二人の世界観は共存しうるんだな、と思わせてくれる、どちらの世界観も一緒に体現してくれる存在のように感じています。

2016年から3年間、光一のもとでSHOCKカンパニーの一員としてステージに立ったまつく。ビシバシ指導され、確かな実力を身につけました。実力派グループTravis Japanへの途中加入も果たし、ステージに立つ際の随所までのこだわりはSHOCK卒業後もしっかり受け継いでいます。光一イズムをしっかりと飲み込み、体現してくれていますね。

同時に、彼は「大切なことは全て剛くんから教わった」というほど、剛くんに傾倒しています。堂本剛の街という曲を大切にしてくれて、お香を焚いて彼のコンサートを見る、というまさに剛くんらしい行動を取っていたり。グループではpure Tigerという何枠?みたいなポジですが、それはつまり、感情に素直であり、自分らしい芸術を追求し、自分らしい言葉を紡いでいるというスタンスの現れだったりします。

ちゃんとストイックに仕事と向き合うけれど、自分の感情と向き合うことを忘れない。アイドルが体調の問題から活動休止に追い込まれることも多いこの時代、もちろん事務所側の問題もあると思うけれど、個人がそれぞれちゃんと自分の感情を大事にする姿勢を身に着けること、それを先輩から学んでいける環境があることが、そういった問題の改善に繋がっていればいいなあと思います。もちろん、アイドル以外にも言えること、堂本剛は偉大だあ。

松倉くんのブログの言葉に胸を打たれました。
「自分の信念がぶれてしまう時。
繊細を鈍感で覆いすぎて大切な何かを忘れそうになる時。
目粉しく忙しい速度に追いついていこうと必死にしがみつき
不意に手を離してしまいそうになる時。
そんな時に僕の指針となってくれる。」

それが街という曲、そして剛くんの世界観だったり。

いつか松松がブンブブーンに出てくれますように。剛くんがトラジャに楽曲提供してくれますように。虎者の舞台演出に光一が携わるなんてこともあったりしますように。また小喜利の私に松松が出てくれますように。松倉くんとキンキの絡み、というかトラジャとキンキの絡みが好きすぎるし、ああ後輩の指導するってことは事務所をやめないで、キンキをやめないでいてくれるってことなのかなあって勝手に思ったりしてまう。もっと見たいなあ。



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