夢日記 2022/06/18

私は、何か欲しいものがあったなと思い、少し遠出して百貨店に向かった
その百貨店のエスカレーターは、大きな踊り場があって、そこに一部屋くらいの大きな穴が空いていた
穴は、収納付きソファーのような蓋が付いていて、内側には吸音材のようなクッションが張り付いていた
(よくドッキリなどで見かける落とし穴と似ていた)
妹がその穴に入った
その時、周りに怖そうな見た目をしている人たちが集まってきた
みんな何も言わずにニヤニヤしながら穴に入る妹を覗いていた(時折私の方もチラチラ見ていた)
穴の蓋がしまった 2,3分くらいしてから蓋が開くと、妹は怯えた顔でこっちを見ていた
泣きそうな顔をして震えていたので私は「早く出よう」と手を引っ張ってその穴の先に向かって歩いていった

その先にはライブ会場の入り口があった
イタリア風のお洒落な外観でポスターには『女王蜂 × 崎山蒼志 対バン』と書いてあった
観たかったライブだったので私はその入り口に入った
中は日比谷野外音楽堂の会場に似ていた(TDLの『ミッキーのフィルハーマジック』にも似てた)
その会場で私はすごい数の知り合いに会った
少し雑談した後、会場の後ろにある漫画喫茶の漫画コーナーのような棚が気になり私はそこまで歩いた
人が届かないであろうところまで漫画が陳列されており、上を見ていたら首が痛くなってきた
漫画コーナーには私が苦手としている知り合いもいたので、気付かれないようにそさくさとその場を離れた

後ろを振り返ったらいつの間にかステージは消えていて、縁日に開かれる屋台のようなものが沢山並んでいた
私は何か食べたくなり、フライドポテトを売っているところに並んだ
屋台の看板には人の顔が描かれており、その顔の鼻の下にあるホクロに向かって水鉄砲を撃つとフライドポテトが無料になるサービスをやっていた
試しに撃ってみると、当たったところが赤く光り、確かに無料になって出てきた
すると奥から店主がやってきた
店主の顔は、この屋台の看板に描かれているものとそっくりだった
私は躊躇うことなくその店主の顔に向かって水鉄砲を当てたら、嫌な顔に変わったが、もう一つ無料で貰えた
片手にフライドポテトを持ちながらまた並んでいたら、左からこちらを向いて近付いてくる人がいた
私は一眼でその人が悪い人だと分かった
対抗する術を考えていたら、私はその人の顔に向かって水鉄砲を撃った
目に入ったのか鼻に入ったのか分からないが、その場で動きが止まったので、私は家族を呼んで逃げようとした
その時、日本で恐慌が起きて、その場にいた人が屋台に向かって飛び込んだ
食糧が足りなくなったらしい
屋台にいる人もシャッターを閉じたり、ドアに鍵をかけたりして立て籠った

一瞬にして食べ物が無くなってしまった
私以外の家族も死んでしまった
生き残ってしまった私は、箱に入ったフィリックスガムだけを持って遠くへ向かおうとした
木は伐採され、道路は荒らされ、死体が転がっていた田舎の山町を、私は歩いていった
妙に私には、希望や勇気が湧いてきていた

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